Automation 360
オンプレミス と Enterprise 11 を同時に使用する場合は、このワークフローのタスクを実行します。Enterprise 11 から Automation 360
オンプレミス への移行を開始する準備が整うまで、両方の環境を引き続き使用できます。
前提条件
- 次のページに記載されているタスクが実行済みで、移行の準備ができていることを確認します:
移行の準備状況を確認する。
- 移行ライセンスを取得してアクティブ化していることを確認します。
移行ライセンスの取得
- 以前に Enterprise 11 がインストールされたマシンに Automation 360 をインストールする場合は、C:/ProgramData/elasticsearch/data にある Elasticsearch データ フォルダーからデータを削除する必要があります。
Elasticsearch データ フォルダーの場所が変更されていた場合は、
C:\Program Files\Automation Anywhere\Enterprise\elasticsearch\config\elasticsearch.yml ファイルで更新された情報を確認できます。
重要:
Elasticsearch データを削除すると、Enterprise 11 監査データが失われます。
注: 別のサーバーに Automation 360 をインストールして、Enterprise 11 環境が移行アクティビティの影響を受けないようにします。
手順
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Enterprise 11 データベースのバックアップを作成し、Enterprise 11 データベースを使用している自動タスクの障害を回避するために、同じまたは異なる SQL インスタンスで復元することをお勧めします。
Bot Insightの移行:
Bot Insight のデータおよびダッシュボードは、移行処理全体の一環として移行されます。移行では、
Bot Insight データベース (
Enterprise 11
Control Room データベースと異なるデータベース) を複製し、
Bot Insight 移行前ユーティリティを使用してダッシュボードのメタデータを抽出して
Automation 360 にエクスポートします。
移行用のEnterprise 11 Bot Insightダッシュボードのエクスポート
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バージョン 11.3.x 以降のバージョンから移行する場合は、Enterprise 11
Control Room データベースの ES_SETTINGS テーブルからデータを削除します。
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Enterprise 11
Control Room リポジトリをコピーして貼り付け、アクセス URL とリポジトリ パスを更新します。
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Enterprise 11
Bots で使用されている資格情報変数が、すべて Enterprise 11
Control Room で利用可能になっていることを確認します。
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Automation 360
オンプレミス のインストール:
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システム要件を満たしていることを確認します。
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カスタム モードで Automation 360
オンプレミス
Control Room をステージング環境にインストールします。
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Enterprise 11 と Automation 360 の両方の環境を並行して使用し続けます。
注:
Automation 360 で、ユーザー、ロール、スケジュールなどのすべての新規 Bots およびエンティティを作成します。
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Automation 360 のインストール後に、Enterprise 11 で、ユーザー、ロール、スケジュールなどの新しいエンティティ (Bots を除く) を作成する場合は、Automation 360 で同じエンティティを作成します。
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本番環境として Automation 360 のみ使用する準備ができたら、次の手順を実行します。
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Automation 360 のインストール後に Enterprise 11で新規に Bots を作成した場合:
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Bot ライフサイクル管理 を使用して Automation 360 をインストールした後に作成されたすべての Bots とその依存関係をエクスポートします。
Bot のエクスポート
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Bot ライフサイクル管理 を使用してすべての Bots を Automation 360 にインポートします。
Botsをインポート
- オプション:
監査ログデータを移行します。