Bot ライフサイクル管理
- 最終更新日2023/08/18
Bot ライフサイクル管理
Bot ライフサイクル管理機能を使用すると、Bot を環境間で移動できます。たとえば、Bot を開発環境またはテスト環境から本番環境に移動できます。
概要
Bot ライフサイクル管理は、個別の開発環境、テスト環境、受け入れ環境、および本番環境をサポートする DevOps ワークフローと簡単に統合し、ダッシュボードとともに Bots を環境間で移動できるようにします。
Bot ライフサイクル管理 は、個別のソフトウェア開発ライフサイクル (SDLC) 環境において、Bots とその依存関係を継続的にテストおよびデプロイするためのフレームワークを提供し、Bots が本番環境にリリースされる前に、組織が定義したライフサイクル ステージ間をシームレスに移行できようにします。
BLM 機能を使用すると、異なる環境内で Bots を移動でき、データの障害や中断を防ぐのに役立ちます。Bot をある環境からエクスポートして別の環境にインポートするか、Bot 昇格機能を使用して環境間で移動する必要があります。また、異なる環境間で Bot を移行する際、Bot のすべての依存関係をバンドルすることもできます。
次の画像は、典型的な Bot ライフサイクル管理 ワークフローを示します。
環境間でエクスポートされるもの
- Bot 個のファイル
- 依存ファイル
- アクション パッケージと依存関係
- Bot Insight ダッシュボード
- 資格情報と資格情報 ロッカー
- ワークロード の管理キュー
- Bot Runner のアカウントと権限
環境間で Bots を移動するために必要な権限
- [Bot をエクスポート] および [パッケージを表示] 機能のアクセス権限
- [チェックイン] または [チェックアウト] フォルダーのアクセス権限
- [Bot をインポート] および [パッケージをマネージ] 機能のアクセス権限
- [チェックイン] フォルダーのアクセス権限
- ソース Control Room で Bot 昇格を行うユーザーの [Bot をエクスポート]
- ソース Control Room で昇格対象となる Bots を含むフォルダーの全フォルダー レベルの権限 ([実行とスケジュール]、[チェックイン]、[チェックアウト]、[コンテンツを表示]、[クローンを作成]、[公開から削除])
- ターゲットの Control Room ユーザーには、[Bot をインポート] の権限が必要です。
Automation 360 に移行する際の Enterprise 11 Bots のインポート
Enterprise 11 Bots は、 Enterprise 11 Control Room インスタンスから Automation 360 にインポートできます。これにより、複数の Control Room リポジトリからの Enterprise 11 Bots を単一の Automation 360 リポジトリに統合することができます。Bots を Automation 360 にインポートした後、Bot 移行ウィザード を使用して、Bots を Automation 360 をサポートしているフォーマット (.bot) に変換します。
環境間で Bots を移動するモード
以下の 2 つのモードのいずれかを使用して、異なる Control Room インスタンス間で Bots を移動します。お客様の環境や要件に応じて、最適な方法を選択してください。
- 手動モード
-
- ユーザー インターフェースを使用した Bots のエクスポートとインポートを行います。
- Bots 昇格機能を使用します。
- 自動化モード
- Control Room API を使用して Bots のエクスポートとインポートを行います。
Bot の移動
-
Bot のエクスポートとインポートを行います。
- 移動元の Control Room 環境から Bot をエクスポートします。
- 移動先の Control Room 環境に Bot をインポートします。
- Bot を昇格します。