Bot ライフサイクル管理
- 最終更新日2025/06/17
Bot ライフサイクル管理
Bot ライフサイクル管理機能を使用すると、Bot を環境間で移動できます。 たとえば、Bot を開発環境またはテスト環境から本番環境に移動できます。
概要
Bot ライフサイクル管理は、個別の開発環境、テスト環境、受け入れ環境、および本番環境をサポートする DevOps ワークフローと簡単に統合し、ダッシュボードとともに Bot を環境間で移動できるようにします。
Bot ライフサイクル管理 は、個別のソフトウェア開発ライフサイクル (SDLC) 環境において、Bot とその依存関係を継続的にテストおよびデプロイするためのフレームワークを提供し、Bot が本番環境にリリースされる前に、組織が定義したライフサイクル ステージ間をシームレスに移行できようにします。
次の画像は、典型的な Bot ライフサイクル管理 ワークフローを示します。

環境間でエクスポートされるもの
- Bot 個のファイル
- 依存ファイル
- アクション パッケージと依存関係
- Bot Insight ダッシュボード
- 資格情報と資格情報 ロッカー
- ワークロード の管理キュー
- Bot Runner のアカウントと権限
環境間で Bot を移動するために必要な権限
- [Bot をエクスポート] および [パッケージを表示] 機能のアクセス権限
- [チェックイン] または [チェックアウト] フォルダーのアクセス権限
- [Bot をインポート] および [パッケージをマネージ] 機能のアクセス権限
- [チェックイン] フォルダーのアクセス権限
- ソースControl RoomにおけるBot昇格実施のためのBot のエクスポート
- ソースControl Roomで昇格したいBotを含むフォルダに対するすべてのフォルダレベルの権限(実行とスケジュール、チェックイン、チェックアウト、コンテンツの表示、複製、およびパブリックからの削除)を削除します。
- ターゲットの Control Room ユーザーには、[Bot をインポート] の権限が必要です。
Enterprise 11 に移行する際の Bot Automation 360 のインポート
Enterprise 11 Bot は、Enterprise 11 Control Room インスタンスから Automation 360 にインポートできます。 これにより、複数の Enterprise 11 リポジトリからの Bot Control Room を単一の Automation 360 リポジトリに統合することができます。 Bot を Automation 360 にインポートした後、Bot 移行ウィザード を使用して、Bot を Automation 360 をサポートしているフォーマット (.bot) に変換します。
環境間で Bot を移動するモード
以下の 2 つのモードのいずれかを使用して、異なる Bot インスタンス間で Control Room を移動します。 お客様の環境や要件に応じて、最適な方法を選択してください。
- 手動モード
-
- ユーザー インターフェースを使用した Bot のエクスポートとインポートを行います。
- Bot 昇格機能を使用します。
- 自動化モード
- Bot API を使用して Control Room のエクスポートとインポートを行います。
Bot の移動
-
Bot のエクスポートとインポートを行います。
- 移動元の Bot 環境から Control Room をエクスポートします。
- 移動先の Bot 環境に Control Room をインポートします。
- Bot を昇格します。