OAuth 2.0 認証を使用して Microsoft 365 Outlook サーバーに接続した後、E メールを受信したときに、E メール トリガーを使用して Bot を開始することができます。
前提条件
Automation Workspace で、[
トリガー ループ]
パッケージを使用して、[
トリガー ループ] を
Bot に追加していることを確認してください。
手順
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[トリガー ループ] で、[トリガー ループ: ハンドル] にドラッグします。
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[トリガー条件] ドロップダウン メニューをクリックし、 を選択します。
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[Azure Cloud] ドロップダウン メニューをクリックし、次のいずれかのオプションを選択します。
- Azure Global: Microsoft 365 Commercial バージョン (login.microsoftonline.com) の場合
- Azure GCC High: Microsoft 365 Government バージョン (login.microsoftonline.us) の場合
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[次の間隔で確認:] フィールドを使用して、トリガー間隔の時間を指定または設定します。
Bot のトリガー間隔は、デフォルトで
120 分に設定されています。
(任意) [分] ドロップダウン メニューをクリックして、値を [秒] に変更します。
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[認証モード] ドロップダウン メニューをクリックして、[クライアント資格情報] を選択します。
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[クライアント ID]、[テナント ID]、[ユーザー名] および [クライアント シークレット] フィールドについては、次のタブのいずれかを選択します。
- 資格情報: [選択] をクリックして、Credential Vault から値を選択します。
- 変数: 変数を指定します。
- 安全でない文字列: 値を入力するか、[値を挿入] アイコンをクリックして、既存の変数を選択します。
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(任意) [条件を選択] フィールドを使用して、選択したサーバー タイプからの E メール イベントについて、以下のオプションの一部またはすべてを選択します。
- E メール送信元: E メール アドレスを入力するか、[値を挿入] アイコンをクリックして、既存の変数を選択します。
- E メールの件名の内容: E メールの件名の条件を入力します。
たとえば、条件として「営業報告」と入力して、件名に「営業報告」が含まれるメールを受信したときに Bot をトリガーできます。[値を挿入] アイコンをクリックして、既存の変数を選択することもできます。
- E メールの添付ファイル: 次のいずれかの E メール添付ファイル オプションを選択します。
- フォルダー内の E メール: E メール フォルダーのファイルパスを入力します。
たとえば、「Sales」という Microsoft 365 Outlook フォルダーに E メールを受信したときに Bot をトリガーしたい場合は、inbox/sales と入力します。[値を挿入] アイコンをクリックして、既存の変数を選択することもできます。
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[割り当て先 (任意)] フィールドを使用して、次のいずれかのタブを選択します。
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設定を保存するには、[保存] をクリックします。
これで Microsoft 365 Outlook が Bot のトリガー ループ ハンドル内に設定されました。