Bot を実行するトリガーの追加
- 最終更新日2022/08/03
Bot を実行するトリガーの追加
特定のイベントが発生するたびに、選択した Bot を自動的に実行できるトリガーを追加します。たとえば、特定のボタンをクリックするか、キーボード操作の組み合わせを使用します。
トリガーは、定義済みイベントをワークフローに統合し、ユーザーが実行する必要のある反復タスクの数を減らします。Automation 360 の Attended オートメーションでは、さまざまなアプリケーションに対して一意のトリガーを作成できます。その後、それらのトリガーを使用して Bot を起動できます。
次のいずれかのタイプのトリガーを使用して、Bot を起動します。
重要: 非公開ワークスペースではトリガーはサポートされていないため、トリガー機能は動作しません。
- E メール
- Microsoft Outlook、E メール サーバー、EWS サーバーなど、指定した E メール サービスで新しい E メール メッセージを受信すると、Bot が起動します。
- ファイルとフォルダー
- 定義済みのファイルまたはフォルダー イベントが発生すると、Bot が起動します。トリガー イベントとして、以下のいずれかのオプションを設定できます。
- 新しいファイルまたはフォルダーが作成されたとき。
- 既存のファイルまたはフォルダーが削除されたとき。
- ファイルまたはフォルダーの名前が変更されたとき。
- ファイルまたはフォルダーが変更されたとき。
- ホット キー
- 定義済みのキーボード操作の組み合わせがキーボードで実行されると、Bot が起動します。次のキーの組み合わせをトリガーとして設定できます。
- Ctrl、Alt、Windows ロゴ キー、Esc などのコントロール キー。
- 通常のアルファベット (英語) の文字を含むキー。
- インターフェース
- 選択したユーザー インターフェース要素で定義済みイベントが発生すると、Bot が起動します。定義済みイベントの例としては、次のようなものがあります。
- ユーザーがボタンをクリックする。
- ユーザーがアプリケーションを開くまたは閉じる。
- ユーザーがチェックボックスをオンまたはオフにする。
注: SAP アプリケーションでインターフェース トリガーをキャプチャする場合、レコーダー と インターフェース トリガー パッケージ の両方が ビルド 5933 から、または以前のリリースからのものであることを確認してください。 - プロセス
- 選択した Microsoft Windows プロセスで定義済みイベントが発生すると、Bot が起動します。定義済みイベントの例としては、次のようなものがあります。
- ユーザーがプロセスを開始する。
- ユーザーがプロセスを停止または終了する。
- サービス
- Microsoft Windows の選択したサービスで定義済みのイベントが発生すると、Bot が起動します。定義済みイベントの例としては、次のようなものがあります。
- サービスが開始または停止する。
- ユーザーがサービスを一時停止する。
- ユーザーが一時停止していたサービスを再開する。
- ウィンドウ
- 選択したアプリケーション ウィンドウで定義済みイベントが発生すると、Bot が起動します。定義済みイベントの例としては、ユーザーがアプリケーションを開いたり閉じたりした場合があります。