マウス パッケージ

マウス アクションをシミュレートするには、 マウス パッケージを使用します。

Automation 360 の拡張機能設定

Google Chrome または Microsoft Edge ブラウザで実行している静的ページでマウス パッケージを使用してマウス アクションをシミュレートするとき、Bot の実行に時間がかかる場合は、次の手順に従って Automation 360 拡張機能の設定を有効にします。
  • ブラウザ ウィンドウの右上隅にある拡張機能アイコンをクリックします。
  • Automation 360 プラグインの横にある縦の 3 点リーダーをクリックして、[拡張機能の管理] を選択します。
  • [ファイル URL へのアクセスを許可する] オプションを有効にします。
  • ブラウザを再起動して、Bot を実行します。

マウス パッケージアクション

マウス パッケージには以下のアクションが含まれています。
注: 画面やウィンドウなどの UI 要素をキャプチャする [マウス] アクションを含むオートメーションを作成する場合や、ターゲット アプリケーションが応答しない場合、Bot は 30 秒後 (デフォルトの時間) にタイムアウトし、そのライン番号で発生した問題や該当の修正アクションなど、詳細情報のメッセージを表示します。
アクション 説明
クリック [クリック] アクション の使用」を参照してください。
移動 [移動] アクション の使用」を参照してください。
スクロール [スクロール] アクション の使用」を参照してください。

安全な記録

安全な記録モードが有効になっている場合、Bots はキャプチャ後にターゲット オブジェクトの画像を表示しません。これにより、機密データが表示されることはありません。
注: Bots はキャプチャ後にターゲット画像を表示しませんが、画像は Bots を実行するのに必要であるため、Control Room に保存されます。

安全な記録モードでタスクを記録すると、[プレビュー] ウィンドウにキャプチャされた領域の画像が一時的に表示されます。この画像は、Bot エディター ウィンドウ外に移動したり、ウィンドウを更新すると非表示になります。

新しいオートメーションについては、安全な記録モードでオブジェクトをキャプチャするときに、[Automatically delete unused object properties on save] (保存時に未使用のオブジェクト プロパティを自動的に削除) オプションを有効にすることで、未使用のオブジェクト プロパティの値を自動的に削除するように選択できます。このオプションを有効にすると、オートメーションを保存し、更新したときに検索条件の一部ではないオブジェクト プロパティの値が破棄されます。これにより、個人を特定できる情報 (PII) がオートメーションに誤って保存されることがなくなります。安全な記録の設定を有効にする方法の詳細については、「安全な記録」を参照してください。
注: タスクを自動化するために 生成レコーダー を使用していて、[Automatically delete unused object properties on save] (保存時に未使用のオブジェクト プロパティを自動的に削除) オプションを有効にしている場合、生成 AI フォールバックがサポートされません。
注:
  • この機能は、レコーダー パッケージ (バージョン 3.2.1-20240606-105427 以降) および Bot エージェント (バージョン 22.60.23 以降) でサポートされています。
  • 既存のオートメーションでこのオプションを使用する場合は、コントロールを再キャプチャする必要があります。
  • []、[]、[高さ]、[] プロパティの値は破棄されません。

管理者権限を持つユーザーは、この設定を有効にする必要があります。「設定を構成する」を参照してください。