Web テーブルからのデータ抽出例
- 最終更新日2023/04/26
Wikipedia の Web サイトを表示するブラウザ ウィンドウの表示、テーブルからのデータ抽出、デスクトップ上の CSV ファイルへのデータ書き込みを行う Bot を構築します。この例では、ブラウザ、データ テーブル、レコーダーおよびウィンドウ パッケージ のアクションを使用します。
手順
テーブルからデータを抽出するには、以下の手順に従ってください。
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新規 Botを作成します。
- 左側のペインで [オートメーション] をクリックします。
- [+ 作成] > [タスク Bot] をクリックします。
- [タスク Bot を作成] ウィンドウで、Bot名を入力します。
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次のデフォルトのフォルダーの場所をそのまま使用します。\Bots\
デフォルトのBotの保存場所を変更するには、[選択] をクリックしてプロンプトに従います。
- [作成と編集] をクリックします。
Bot の命名規則の詳細については、「初めての Bot を作成する」を参照してください。
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ブラウザ ウィンドウを開き、テーブルを抽出する Web ページを表示します。
- [ブラウザ] > [開く] アクションをダブルクリックするかドラッグします。
- 使用するブラウザを選択します。
- Link to open フィールドに、「https://en.wikipedia.org/wiki/Table_(information)」と入力します。
- [保存] をクリックします。
-
[実行] をクリックします。
Bot がウィンドウを開きます。
-
テーブルを指定します。
- [レコーダー] > [キャプチャ] アクション を順にダブルクリックまたはドラッグします。
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右端のパネルから、[ウィンドウ] オプションで [ブラウザ] タブを選択して、ドロップダウン リストから [表 (情報) - Wikipedia] ウィンドウを選択します。
ウィンドウ タイトルがリストに表示されない場合は、[更新] をクリックします。
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[オブジェクトをキャプチャ] をクリックします。
[表 (情報) - Wikipedia] ウィンドウがアクティブ化されます。
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基本的な説明ヘッダーの下にある Age テーブルにカーソルを合わせます。
表の周囲にオレンジ色のボックスが表示されます。
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テーブルをクリックします。
[オブジェクト処理] メッセージ ボックスが表示されます。
- Control Room に戻ります。
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[オブジェクトのプロパティ] テーブルで、[コントロール タイプ] が [TABLE] であることを確認します。
そうでない場合、[オブジェクトを再キャプチャ] をクリックします。
- [オブジェクトに実行するアクション] ドロップダウン リストから、[テーブルを取得] を選択します。
-
[結果を変数に保存] フィールドで変数
Tabledata
を作成します。
[表 (情報) - Wikipedia] ウィンドウが変数$Browser1$
として保存されます。 -
データの保存先となるファイルを指定します。
- [テーブル データ] > [ファイルへの書き込み] アクション をダブルクリックまたはドラッグします。
-
[データ テーブル名] リストから [
Tabledata
] を選択します。 -
[ファイル名を入力] フィールドで、ファイルを選択します。
たとえば、C:\Users\<username>\Desktop\WikipediaTable.csv のようになります。
- 既存のファイルを上書きするオプションを選択します。
-
[表 (情報) - Wikipedia] ウィンドウを閉じます。
- [ブラウザ] > [閉じる] アクションをダブルクリックまたはドラッグします。
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[変数] タブを選択して [
$Browser1$
] を挿入します。
- [保存] をクリックします。
-
[実行] をクリックします。
Bot は、7 つのインデックス、その値、純変化のデータを含む CSV ファイルをデスクトップに作成します。