Windows Server 2022 Datacenter への更新
- 最終更新日2024/07/01
Windows Server 2022 Datacenter への更新
Windows サーバー オペレーティング システム (OS) を更新することにより、インフラストラクチャの安全性、効率性、ならびに最新のソフトウェアおよびハードウェアの拡張機能との互換性を維持できます。このトピックでは、システムの安定性を確保するための Windows Server OS の準備、更新、および更新後のタスクに関する包括的なガイドを提供します。
OS 更新の主な目的は、次のとおりです。
- 最新のパッチおよび更新を適用することで、システム セキュリティを強化します。
- 新機能および最適化で、パフォーマンスを向上させます。
- 新しいアプリケーションおよびサービスとの互換性を確保します。
- 業界標準および規制の遵守を維持します。
このトピックで説明されている手順に従うことで、既存のサービスへの中断を最小限に抑えながら、OS を正常に更新できます。更新の範囲および要件を理解するために、ドキュメント全体を確実に確認します。
前提条件
- ハードウェアの互換性を確認する
- 既存のシステム ハードウェアが Control Room サーバー要件を満たしていることを検証および確認します。
- 重要なデータをバックアップする
- Program Files、Program Data フォルダー、および Control Room データベースから既存のデータを確実にバックアップします。
- Control Room サービスを検証する
- すべての Control Room サービスが [Stopped and manual] (停止および手動) 設定になっていることを確認します。クラスター設定の場合は、すべてのノードを検証したことを確認します。
- 利害関係者に通知する
- 予定されている更新および考えられるダウンタイムについて、すべての利害関係者に確実に通知します。
- Microsoft の更新ドキュメントを確認する
- Windows Server 2022 への更新に関する Microsoft 製品ドキュメントを確認し、具体的な指示に従います。「Install, update or migrate to Windows Server」を参照してください。
- バックアップをテストする
- バックアップ データベースを確実にテストします。
- 現在のシステム状態を記録する
- 将来の参考のために、現在のシステム設定、インストールされているパッケージ、および構成ファイルを確実に記録します。
手順
次のステップ
- OS 更新が正常に完了したかどうかを検証します。
- ユーザーが Control Room を起動できるかどうかを確認します。
- Control Room データが利用可能であることを確認します。
トラブルシューティング
Windows Server インストール中またはインストール後に問題が発生した場合は、以下のオプションを確認します。
- インストールが途中で失敗した場合は、AMI バックアップからインスタンス/VM をリストアしてください。
- Windows インスタンスで、インプレース アップデートを実行します。
「Perform an in-place upgrade on your Windows instance」を参照してください。