Automation 360 v.28 リリース ノート

リリース日: 2023 年 4 月 5 日

このリリースのトップ 5 の機能、および Automation 360 v.28 リリースの他の新機能やエキサイティングな機能拡張をご確認ください。

  • ビルド 17566: Automation 360 (クラウドクラウド サンドボックス)と IQ Bot (クラウド)。
  • ビルド 17593: Automation 360 (オンプレミス)
  • ビルド 17571: IQ Bot (オンプレミス)

Automation 360 v.28 GA ビルド (クラウド ビルド 17524 およびオンプレミス ビルド 17506) のリリース後の修正に対応した更新済みビルドをリリースしています。こうした更新済みビルドの修正情報については、「Automation 360 v.28 リリース ノート」を参照してください。

今回のリリースのハイライト

v.28 リリースに含まれるトップ 5 の機能をご紹介します。

Document Automationおよび Google Document AI
Google Document AI 抽出における検証に基づく改善。Document Automation および Google Document AI の検証フィードバックを使用して、Document AI ラーニングインスタンスの抽出精度を改善することで、従業員の業務効率を改善し、より多くの文書を自動化できるようにします。
最新の Google Document AI パーサーで統合更新を活用: 抽出精度を改善し、Document AI 請求書に対してイタリア語、ポルトガル語を含む 7 つの追加言語、Document AI 経費領収書に対して日本語をそれぞれ有効にしています。

Document Automationにラーニングインスタンスを作成」を参照してください。

CoE Manager: オンプレミス オートメーションのバリュー トラッキング
Bot を実行することで、オンプレミス Control Room で実行されているオートメーションの ROI を計算し、オートメーション実行データを CoE Manager にプッシュします。ROI データをリアルタイムでダッシュボードに表示し、ビジネスを推進するためのオートメーションの健全なパイプラインを作成します。

CoE Manager - オンプレミス Control Room との統合」を参照してください。

Automation Co-Pilot と Microsoft Teams でビジネス ユーザーの能力を向上させます。
従業員が多用するコラボレーション ツールである Microsoft Teams で、オートメーションを実現します。従業員は、チャットやチーム チャネル内で、またはアプリ メニューから Automation Co-Pilot を開くことにより、自分がアクセスできる Automation Co-Pilot プロセスおよびデスクトップ オートメーションのリストを表示できます。Teams を離れることなく、これらのオートメーションを開始し、監視することができます。

Automation Co-Pilot と Microsoft Teams の統合」を参照してください。

Workday パッケージ
レポート機能、データのアップロード/ダウンロード、ワークフローのトリガーなどの Workday のプロセスは、新しいポイント&クリックで簡単に自動化できます。新しいパッケージでは、Workday との API レベルの深い統合を実現し、コード化せずに簡単にオートメーションを構築できます。

次のビデオでは、ServiceNow と Workday で API 統合を利用してプロセスを自動化する方法を紹介しています。

Workday パッケージ」を参照してください。

開発者の生産性を向上
次世代レコーダー: UI 要素が画面に表示されていない場合の、Web アプリケーション用のオートメーションの信頼性を向上させます。レコーダーは、開発者が一切介入することなく、自動的にこの問題を解決します。

レコーダー パッケージ」を参照してください。

Bot のアクション プロパティ内の、任意のテキストや変数の素早い検索と置換: Bot アシスタントの自動検索と置換ツールで時間を節約し、開発者の生産性を向上させます。ユーザーは、特定のテキストや変数を素早く検索し、検索結果間を移動して、オートメーション内のテキストや変数の各出現箇所を選択的に置換することができます。

Bot エディター の検索と置換オプション」を参照してください。

共有メールボックスを介した E メール オートメーション。IMAP または EWS プロトコル、および Exchange Online によるクライアント資格情報フローまたは PKCE フローを使用し、Microsoft 365 Outlook の共有メールボックス上で E メール タスクを自動化します。この機能により、個人のメールボックスを管理するコスト、時間、労力を節約することができます。

E メール パッケージ」を参照してください。

パッケージ一括更新の機能強化: オートメーション管理者として、複数のパッケージを一括で更新したり、特定の Bot の更新を実行したりして、適用された更新の結果をシステム生成のレポートで確認できます。

パッケージ バージョンの更新 | Bot をデフォルトの パッケージ バージョンに更新」を参照してください。

Bot 実行時のアラート: 様々なプラットフォーム イベントの通知により、オートメーションを可視化し、その通知に基づいてアクションを起こすことができます。選択に応じて、アプリケーション内 (デフォルト) で、または E メール レポートにより、オートメーション ランタイムやデバイス プールなどのイベントの通知を受けることができます。

オートメーション イベント」を参照 | プラットフォーム イベント

次のビデオでは、このリリースで利用可能な開発者向け機能強化を紹介しています。

更新済みリリースのビルド

  • ビルド 17593 (オンプレミス) がリリースされました。このリリースには、Apache ActiveMQ のリモート コード実行の脆弱性の修正が含まれています。詳細については、「Apache ActiveMQ リモート コード実行の脆弱性 CVE-2023-46604 (A-People のログインが必要)」を参照してください。
  • 以下について更新済みのビルド 17593 (オンプレミス) をリリースしています。
    • ライセンスが割り当てられていないユーザー (AAE_Admin ロールを割り当てられたユーザーを除く) の修正: Control Room でこれらのユーザーが実行したアクティビティの失敗したエントリが、[監査ログ] ページに表示されなくなりました。(Service Cloud ケース ID: 01969726、01970583、01970990、01971435、01971171、01970869、01971854、01970915、01970523、01971411、01971788、01971827、01971482、01971736、01970333、01972128、01970497、01972025、01971459、01971561、01971068、01972148、01975216、01975980、01977479)
    • 複数ユーザーが同時に Bot をチェックインしようとすると、データベース接続が原因で Control Room UI が応答しなくなる場合がある問題の修正。(Service Cloud ケース ID: 01944887)
    • Git のアクセス ロックによりロックが解除されなくなる問題の修正。(Service Cloud ケース ID: 01944887)
    • v.28 以前のリリースの Credential Vault モジュールに存在する重大なセキュリティ脆弱性の修正。脆弱性により、ロッカーを変更する権限を持つユーザーが、別のロッカーの資格情報属性にアクセスすることができます。
    • フォームに割り当てられたデータ変数の列数がテーブルで指定された列数よりも多い場合、AARI フォームがテーブル データをレンダリングしないために、Automation Co-Pilot AARI リクエスト ページが正しくロードされない問題の修正。
    • テキストボックスが以前のタスクから値を継承し、その値がテキストボックスの最大文字数制限を超えてもエラーが表示されない Automation Co-Pilot フォームの問題の修正。
  • 以下について更新済みの ビルド 17566 (クラウド) をリリースしています。
    • 複数ユーザーが同時に Bot をチェックインしようとすると、データベース接続が原因で Control Room UI が応答しなくなる場合がある問題の修正。(Service Cloud ケース ID: 01944887)
    • Git のアクセス ロックによりロックが解除されなくなる問題の修正。(Service Cloud ケース ID: 01944887)
    • v.28 以前のリリースの Credential Vault モジュールに存在する重大なセキュリティ脆弱性の修正。脆弱性により、ロッカーを変更する権限を持つユーザーが、別のロッカーの資格情報属性にアクセスすることができます。
  • 以下について更新済みのビルド 17557 (クラウド) をリリースしています。
    • フォームに割り当てられたデータ変数の列数がテーブルで指定された列数よりも多い場合、AARI フォームがテーブル データをレンダリングしないために、Automation Co-Pilot AARI リクエスト ページが正しくロードされない問題の修正。
    • テキストボックスが以前のタスクから値を継承し、その値がテキストボックスの最大文字数制限を超えてもエラーが表示されない AARI フォームの問題の修正。
  • 以下について更新済みのビルド 17542 (クラウドおよびオンプレミス) をリリースしています。
    • アクションのメタデータを使用している Bot をチェックアウトする際に、Bot のプレビューが利用できない問題を修正しました (例: 画像認識レコーダースクリーン キャプチャ)。
    • フォルダーとそのサブフォルダーにポリシーが割り当てられていて、サブフォルダーの1つが削除された場合に、フォルダーからの Bot の編集に失敗する問題を修正しました。
  • Bot をエクスポートする際に見つかった問題の修正を含む、更新済みビルド 17533 (クラウド) をリリースしています。
    以下の手順を実行すると Bot のエクスポートに失敗します:
    1. Control Room にログインします。
    2. レコーダー アクションを使用して、メイン Bot と子 Bot を作成します。
    3. Bot にチェックインします。
    4. Bot を確認し、メイン Bot からレコーダー アクションを削除してください。
    5. Bot にチェックインします。
    6. Bot をエクスポートします。

各製品の新機能と変更点

各製品の全更新内容 (新機能、変更点、修正点、制限事項) については、以下のページでご確認ください。