定義済み変数
- 最終更新日2025/02/17
事前定義 (またはシステム) 変数は、Bot が実行されるマシンに関する特定の値を返します。 ユーザーが定義済み変数の値を編集することはできません。
事前定義変数のタイプには、クリップボード、日時、文字列、システム設定、パラメーターが含まれます。
注:
システム変数は、Automation 360 では定義済み変数と呼ばれます。
クリップボード
クリップボード パッケージ内のアクションを使用してクリップボード変数を操作します。 「クリップボード パッケージ」を参照してください。
変数 | 説明 |
---|---|
Clipboard | クリップボードの内容を返します。 |
日付時刻
日時 パッケージ内のアクションを使用して、日時変数に操作を実行します。[日時] パッケージ
変数 | 説明 |
---|---|
日付 | 時間、分、秒を含む日付を返します。 注: 時間は、マシンの構成に応じて 24 時間または AM/PM 形式に設定できます。
|
日付 | DD フォーマットで日を返します。 |
時間 | HH 形式で時間を返します。 |
マシン | デバイス名を文字列として返します。 |
Millisecond | 0 ~ 999 の値でミリ秒を返します。 |
Minute | MM フォーマットで分を返します。 |
月 | MM 形式で月を返します。 注: これは数値型の変数です。
|
Second | SS フォーマットで秒を返します。 |
Year | YYYY フォーマットで年を返します。 |
文字列
以下の変数を使用して、文字列の表示方法を変更します。変数 | 内容 |
---|---|
Enter | 新しい行をデバイスの OS に基づいて、行頭に戻らずに開始します。 たとえば、変数は常に Linux CentOS に改行を追加します。 Microsoft Windows では、変数は Microsoft Word アプリケーションに改ページを追加し、Notepad アプリケーションに改行を追加します。 |
Newline | 初級新しい行を開始し、デバイスのアプリケーションやオペレーティング システムに関係なく、カーソルを次の行頭に移動させます。 UNIXまたはLinuxシステムでは、\'\n\'で表されます。つまり、LF文字を返します。そして、Microsoft Windowsシステムでは、\'\r\n\'で表されます。つまり、CRLF文字を返します。 |
Separator |
<sep> 値内の値の区切りを定義します。 |
Tab | 大きいスペースを作成します。 |
システム設定およびパラメーター
以下の変数を使用して、実行中の Bot エージェント に接続しているコンピューターからデータを返します。
変数 | 内容 |
---|---|
AAControlRoom | Control Room の URL が返されます。 |
AAInstallationPath | Bot エージェント インストール パスを返します。 例: C:\Program Files\Automation Anywhere\Bot Agent |
AATaskExecutor |
Bot の実行に使用される Run-as ユーザーの詳細を返します。 Bot が Attended Bot Runner にデプロイされている場合、この変数はログインしたユーザーに関する情報を返します。 Bot がトリガーによってデプロイされている場合、この変数は、その Bot Runner ライセンスに関連付けられたユーザーに関する情報を返します。 この変数は、次のキーを持つディクショナリです。
|
AATaskInvoker |
Bot を実行またはスケジュールして Bot をデプロイしたユーザーの詳細を返します。 Bot が Attended Bot Runner にデプロイされている場合、この変数はログインしたユーザーに関する情報を返します。 Bot がトリガーによってデプロイされている場合、この変数はトリガーを設定したユーザーに関する情報を返します。 この変数は、次のキーを持つディクショナリです。
|
AATaskName | 現在実行中の タスク Bot のパスと名前を返します。 例: /Bots/Finance/combineSheets |
CPUUsage | CPU の使用率が返されます。 マシンの CPU 使用率が特定の数値に減少するまで を待機させるには、この変数を 条件を待つBot アクションで使用します。 「待機 パッケージ」を参照してください。 |
Machine | コンピューターの名前を返します。 |
RAMUsage | RAM の使用量がメガバイト単位で返されます。 マシンの RAM 使用率が特定の数値に減少するまでを待機させるには、この変数を [Wait for condition] アクションで使用しますBot。 「待機 パッケージ」を参照してください。 |
OSName | オペレーティング システムが返されます。 例: Windows 10 64 ビット |
TotalRAM | 使用中の RAM と使用可能な RAM の合計が返されます。 |
- バージョン 11.3 には、E メール、ファイル、PDF のシステム変数が含まれており、限られた数のプロパティ値を保持することができました。 Automation 360 では、E メール、ファイル、PDF のプロパティ値が無制限にユーザー定義のディクショナリ変数に保存されます。 詳細については、「E メール プロパティでのディクショナリ変数の使用」および「PDF プロパティでのディクショナリ変数の使用」を参照してください。
- バージョン 11.3 には、セル、列、行の位置を返す Excel のシステム変数が含まれていました。 Automation 360 では、Excel Advanced パッケージ に、位置の値を返す アクション が含まれています。 セル アドレスを取得、列を取得、行を取得。
- バージョン 11.3 には、ループ反復回数を返すカウンター システム変数が含まれていました。 Automation 360 では、ユーザーが数字変数を作成および構成する必要があります。