トレーニングインスタンスをトレーニング
- 最終更新日2023/05/23
トレーニングインスタンスをトレーニング
ステージング環境を用いてラーニングインスタンスをトレーニングし、サンプル ドキュメントからデータを抽出します。各フィールドを確認し、正しい値が抽出されているかどうかを確かめ、必要な場合は正しいフィールドをマッピングします。
ラーニングインスタンスの作成時にサンプル ドキュメントをアップロードすると、分類子はこれらのドキュメントを分析し、論理的なグループに分類します。ドキュメント グループごとに Bot が作成されます。これは、サンプル ドキュメントの特定のフィールドからデータを抽出するようトレーニングする必要があります。
以下のステップは、トレーニングの概要を説明するものです。
- ステップ 1: Designer を開く
- [ラーニングインスタンス] ページで、ラーニングインスタンスを開き、[Bot を編集] または [Bot を作成] をクリックしてラーニングインスタンスのトレーニングを開始します。
- ステップ 2: ドキュメント フィールドをマッピングする
- [フィールド] セクションで、各フォーム フィールドをクリックし、正しい値が抽出されるかどうかを確認します。値が正しくない場合、またはフィールドが見つからなかった場合 (フィールドの横の灰色のチェック アイコンによって示されます)、フィールドを再マッピングする必要があります。
- ステップ 3: チェック ボックス (該当する場合) をマッピングする
- ラーニングインスタンスを構成し、チェック ボックスやオプション ボタンを含むサンプル ドキュメントをアップロードした場合、「チェック ボックスまたはチェック ボックス グループからのデータの抽出」を参照してください。注:
- チェック ボックスとチェック ボックス グループは、チェック ボックスがドキュメントに一度だけ現れるか繰り返し現れるかに応じて、フォーム フィールドまたはテーブル フィールドとして抽出することができます。
- 暗号化されたドキュメントやパスワード保護されたドキュメントの分類はサポートされていません。
- ステップ 4: テーブル フィールドをマッピングする
- 各テーブル フィールドで、[列値] フィールドで正しい列名が識別されていることを確認します。IQ Bot が正しい列名を見つけられなかった場合、フォーム フィールドで行ったのと同じ方法で列名を再マッピングします。次に、テーブルの設定を行います。テーブルをマッピング
- ステップ 5: トレーニングの成果を確認する
- [抽出結果を表示] をクリックして、ドキュメント グループから抽出されたデータを確認します。抽出したデータをプレビュー
- ステップ 6: Bot を保存する
- [保存して次のグループに移動] をクリックし、次のドキュメント グループの Bot をトレーニングします。
- ステップ 7: Bot 抽出機能をテストする
- [Bot] タブに移動し、[Bot をテストします] をクリックします。
- ステップ 8: Bot を本番環境に送信する
- Bot の抽出精度が十分な場合、本番環境モードに切り替えます。次に、ラーニングインスタンスを本番環境モードに切り替えます。ラーニングインスタンスが本番環境モードになると、IQ Bot がドキュメントをリアルタイムで処理できる状態になります (本番環境の Bot を使用して、アップロードされたドキュメントをドキュメント グループに分類し、データを抽出するか、手動検証のためにドキュメントを送信します)。