Automation Workspace v.32 リリース
- 最終更新日2024/09/26
Automation Workspace v.32 リリース
v.32 リリースの Automation Workspace の最新情報と変更点、および修正と制限事項について確認してください。
最新情報
Control Room、デバイス、および Bot エージェント |
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作成済みのテンプレート 作成済みのテンプレートにより、オートメーションの開発プロセスをより迅速かつ効率的に行えるようになりました。これらのテンプレートを使用すると、コーディングのベスト プラクティスを遵守しながら、新しいオートメーションを迅速にビルドできます。これらの作成済みのテンプレートは特定の事例に合わせてカスタマイズされており、オートメーションの作成プロセスを合理化して組織全体のオートメーションを加速および拡張します。 |
IdP ユーザー アカウントの効率的な管理 Control Room を ID プロバイダ (IdP) と統合すると、IdP ユーザー アカウントが Control Room で自動的にプロビジョニングされます。Control Room のユーザー アカウント管理は簡素化され、Control Room ユーザー アカウントのプロビジョニングと更新、Control Room ロールの管理、Control Room ライセンスの割り当てが、Control Room で構成される IdP グループ マッピングに基づいて自動的に管理されます。 注: この機能には Enterprise Platform ライセンスが必要で、クラウドでのみ利用可能です。ライセンスの詳細については、オートメーション・エニウェア のアカウント担当者にお問い合わせください。 |
ACC ホームページ ウィジェットの更新 以下のウィジェットを含めるよう ACC のホームページが更新されました。
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Bot 実行の記録 [回復性の設定] の一部として、オートメーション実行を記録する機能が利用できるようになり、ランタイムの失敗の原因となった可能性があるエラーを確認し、解決できます。 |
オートメーション データを PDF にエクスポート ACC ダッシュボードを PDF ドキュメントとしてエクスポートし、さまざまなオートメーションのステータスを収集できるようになりました。 |
セカンダリ E メール言語の追加言語サポート [通知チャンネル] の [セカンダリ E メール言語] オプションで、以下の言語もサポートされるようになりました。
注: この機能には Enterprise Platform ライセンスが必要です。ライセンスの詳細については、オートメーション・エニウェア のアカウント担当者にお問い合わせください。 |
WLM オートメーションの所有権の移転 オートメーションを作成したユーザーまたは必要なロール権限を持つユーザーは、 画面から WLM オートメーションの所有権を移転できます。注: WLM オートメーションを所有するには、以下の 4 つの権限が必要です。
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Automation 360 での API タスクの実行 Automation 360 の [すぐに実行] ウィザードを使用して API タスクを実行できます。 |
ESXi 7.x および 8.x バージョンのサポート (Service Cloud ケース ID: 02096068、02098971、02108215、02110030、02112682) ESXi 7.x または 8.x バージョンで実行している VMware VM にインストールされている Control Room 2016 および Microsoft Windows Server 2019 に Microsoft Windows Server インスタンスをインストールできるようになりました。 |
パッケージ、アクション、Bot エディター |
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生成 AI パッケージ 新しいVertex AI: [マルチモーダル プロンプト AI] (Google Gemini)、OpenAI: [アシスタントを実行]、OpenAI: [アシスタント機能を実行] アクションを生成 AI パッケージで使用できるようになりました。Vertex AI: [マルチモーダル プロンプト AI] アクションは、画像、動画、テキストなど、複数のモダリティからの情報を処理できます。OpenAI Assistant アクションでは Assistant を Automation 360 オートメーションに簡単に統合し、生産性を向上させ、オートメーションの新たな可能性を解き放つことができます。 Vertex AI: マルチモーダル プロンプト AI アクション | OpenAI: アシスタントを実行アクション | OpenAI: アシスタント機能実行アクション |
REST Web サービス の新しいオプション (Service Cloud ケース ID: 00746832.00771280、01803290、01871977、01922168、01922296、01978860、02003344) REST Web サービス パッケージで、[クッキーを受け入れる] オプションを使用して、サーバーのレスポンスからセッション クッキーを自動的に取得し、後続の REST 呼び出しに含めることができるようになりました。 |
SAP GUI 800 の認定 (Service Cloud ケース ID: 02098553) Windows 向け SAP GUI 800 パッチ 4 では、SAP 関連タスクを自動化することが認定されました。 |
オートメーションの進捗ウィンドウを隠す (Service Cloud ケース ID: 00516630、00576840、00612585、00764407、00859343、01774749、01973826) このリリースに更新すると [Bot 実行ウィンドウを隠す] がデフォルトで有効になり、オートメーション実行の進捗ウィンドウが非表示になります。ただし、この機能を無効にして進捗ウィンドウを表示できます。 |
API および統合 |
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コネクター ビルダー コネクター ビルダー ツールを使用して、あらゆる SaaS アプリやサービスを簡単に統合し、Java に依存することなく、カスタム コネクターを数分で作成できます。API タスクを直接 Control Room から実行することで、迅速かつ効率的なテストと実行が可能になり、開発者は包括的なプロセス ワークフローの構築から解放されます。 注: コネクター ビルダーは、AWS のクラウドのお客様にのみ提供されます。この機能には追加ライセンスが必要です。詳細については、オートメーション・エニウェア アカウント担当者にお問い合わせください。 |
API タスク リアルタイム エンドポイント リアルタイム エンドポイントで API タスクを即座に呼び出せるようになりました。タスク実行 URL とトークンを生成して API タスクを実行します。 |
PROD ラベリング用 API 本番環境のオートメーションにラベルを付けることができるようになりました。新しいエンドポイント POST |
変更内容
Control Room、デバイス、および Bot エージェント |
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複数のアクティブ ユーザー セッションのサポート Control Room から、最大 5 つのアクティブ セッションを同時に開くことができるようになりました。すでに 5 つのアクティブなセッションを同時に開いているときに 6 つ目のセッションにログインしようとすると、非アクティブな最初のセッションが自動的に切断されます。 |
不明なデバイスを自動的に削除する (Service Cloud ケース ID: 01765115) デフォルトでは [不明な状態のオートメーションを自動的に解除する] が有効になっており、不明なオートメーションはデフォルトで自動的に [履歴アクティビティ] に移動されます。 |
キューの実行時間を追加する ワークロード管理 (WLM) オートメーション (使用中のキュー) を編集するときに、[実行時間を追加] オプションを使用して複数のオートメーションの実行時間を追加できるようになりました。 |
ライセンスの消費に関する推奨事項 ライセンス管理者として、Co-Pilot for Automatorsで利用可能な推奨事項の詳細情報を表示できます。購入したライセンス、消費したライセンス、利用可能なライセンスの詳細は、[ライセンスの詳細] ページで確認できます。 |
公開ワークスペースにおけるフォルダー操作のパフォーマンスが向上 公開ワークスペースにおけるフォルダー操作のパフォーマンスが向上しました。フォルダーやサブフォルダーに多数のファイルやサブフォルダーが含まれているときでも、展開が高速になりました。 |
修正
Bot を実行したときに、[デプロイされた Bot を実行] イベント タイプの重複した監査エントリが表示されなくなりました。 以前は、このような重複した監査エントリは Bot を実行したときに記録されていました。 Service Cloud ケース ID: 02097082、02107966 |
ドメイン名の大文字と小文字が区別されなくなり、Active Directory と Control Room 間のロール マッピングを管理できます。 以前は、Active Directory サーバーで設定されたドメイン名にケース (大文字と小文字) が混在していました。その結果ドメイン名を見つけることができず、この問題が原因で、Active Directory と Control Room 間のロール マッピングを同期できませんでした。 Service Cloud ケース ID: 01992320 |
Control Room にログインしているときに、あるページから別のページへの移動、ページのロード、変更の保存、チェックインまたはチェックアウトなどの操作の実行中にパフォーマンスの問題が発生しなくなりました。 以前は、Control Room 管理者が E メール通知を購読するときに末尾にコンマを付けて E メール アドレスを追加すると、末尾のコンマによりループが開始されて同じアラートを発行するために、アラート通知ジョブの更新プロセスが失敗していました。このループによってデータベースの負荷が大幅に増加し、データベース サーバーの CPU 使用率、アクティブな接続、その他のリソース使用率が上昇していました。 |
コールバック リクエストに成功した場合、監査ログにリクエスト ID が生成されるようになりました。 以前は、リクエスト ID レスポンスが生成されないことがありました。 Service Cloud ケース ID: 02098704 |
リクエスト本文属性を Control Room から削除した後に SIEM 統合構成を保存できるようになりました。エラーは表示されません。 以前は、リクエスト本文属性を削除した後、構成を保存できないことがありました。 Service Cloud ケース ID: 02005053 |
デバイスの画面解像度を調整するときに、ユーザーが [監査ログ] ページの [デバイス解像度設定を更新] イベントの監査エントリにアクセスできるようになりました。 以前は、結果件数にはカウントされていたにもかかわらず、ユーザー インターフェースにこのイベント タイプのイベント エントリが表示されませんでした。 Service Cloud ケース ID: 02007028 |
選択した変数を編集する場合、ドロップダウン メニューがグレーアウトしていた問題を修正しました。 Service Cloud ケース ID: 02120450、02125663、02125715、02125730、02126149、02125682、02126260、02125734、02126599、02126230、02127111、02126863、02127452、02125289、02127807、02127848、02126068、02128239、02127016、02129361、02129349、02129271、02129290、02129604 |
セキュリティ上の脆弱性の問題を数点修正。詳細については、リリースのダウンロード リンクを使用し、A-People Downloads page (Login required)のセキュリティとコンプライアンスに関するレポートをご覧ください。 Service Cloud ケース ID: 01955093 |
アカウントの認証に多要素認証 (MFA) を使用している場合、ログイン ページでコードを入力した後に Enter キーを使用できるようになりました。 以前は、アカウントを認証するには [確認] オプションをクリックする必要がありました。 Service Cloud ケース ID: 01989034 |
Bot にレコーダー パッケージからの [キャプチャ] アクションが含まれている場合でも、親フォルダーと同じ名前の Bot の作成、チェックイン、チェックアウト、エクスポートができるようになりました。 Service Cloud ケース ID: 02086676 |
[監査ログ] 画面で、一部のイベントの [ステータス] に [成功] と [失敗] の両方が表示されることがなくなりました。 Service Cloud ケース ID: 01996523 |
マルチユーザー システムで Google Chrome または Microsoft Edge ブラウザから Bot をデプロイするときに、Automation.bot.BrowserAgent.exe プロセスが高速に実行されるようになりました。 |
多数の依存関係やメタデータを持つ Bot をチェックアウトする場合、プロセスはタイムアウトしなくなり、正常に完了します。 Service Cloud ケース ID: 01994310、01992456、01975543、02050574 |
Bot をある Control Room インスタンスから別のインスタンスに移動すると、そのアクティビティは [履歴アクティビティ] ページに表示されなくなり、自動 E メールは送信されません。 Service Cloud ケース ID: 01982943 |
オプションを使用して
[フィルタリングされた項目をエクスポート] オプションを使用して多数 (30,000 件以上) の作業項目をエクスポートするときに重複するエントリが追加されなくなり、適用されたフィルターに従って正しい件数のレコードのみが .csv ファイルにキャプチャされるようになりました。Service Cloud ケース ID: 02087833、02091925、02110291 |
RFC 4180 標準に準拠し、値の途中や末尾に二重引用符が含まれている .csv ファイルをアップロードしたときに、作業項目が正常に追加されるようになりました。ただし、値の先頭には二重引用符がないことを確認してください。Service Cloud ケース ID: 01963694 注: この修正は、標準インストールの一部として提供されません。この機能を有効にする方法については、オートメーション・エニウェア のカスタマー サポートにお問い合わせください。 |
このリリースに更新すると、サービス アカウントの資格情報が正しくマスク表示されるようになります。 Service Cloud ケース ID: 02005468 |
[スケジュール設定済みアクティビティ] ページで [オートメーションの優先度] 列を使用してアクティビティをフィルタリングしたときに、結果が正しく表示されるようになりました。 Service Cloud ケース ID: 02004825、02081823 |
コード分析が有効で、変数名パターン API タスク ルールを含むポリシーがフォルダーに適用されている場合、新しい API タスク の作成時に生成されるデフォルト変数はこのルールに準拠するようになりました。 以前は、新しい API タスク で作成されたデフォルト変数はこのルールに準拠しませんでした。 |
デフォルトのデバイスを持つ Unattended Bot Runner ユーザーは、デバイス プールがオプションになったため、[自分で実行] オプションを使用して、問題なく Bot を展開できるようになりました。以前は、[デバイス プール] オプションが選択されていない場合、ユーザーは Bot を展開できませんでした。 Service Cloud ケース ID: 02126192 |
Bot で使用される変換出力はランタイム エラーが発生しなくなり、インライン型キャスト変換値が大文字か小文字かどうかにかかわらず Bot の実行は正常に完了します ($SampleNumber.number:toString$ など)。 Service Cloud ケース ID: 02127968、02128187、02127022 |
[キーストロークのシミュレーション] > [資格情報の選択] ドロップダウン メニューから変数や資格情報を選択して編集できるようになりました。以前は、一部のロッカーで、ユーザーはこれらの値を選択または編集することができませんでした。 Service Cloud ケース ID: 02120450、02125663、02125715、02125730、02126149、02125682、02126260、02125734、02126599、02126230、02127111、02126863、02127452、02125289、02127807、2127848、2126068、02128239、02127016、02129361、02129349、02129271、02129290、02129604、02130086 |
これで、[アクティビティ] > [履歴アクティビティ] ページから Bot を再実行できるようになりました。以前は、今すぐアクティビティを実行する機能が有効になっている場合、ユーザーはこのページから Bot を実行できませんでした。 Service Cloud ケース ID: 02125969、02125049、02125871、02126187、02125726、02129441、02127257 |
このリリースに更新すると、Bot は [進行中] ページのキューに登録済みの状態として表示されなくなりました。以前のリリースでは、断続的に Bot がキューに登録済みの状態になることがありました。これらの Bot は、Automation 360 を v.32 に更新する前後に手動で修正してください。 Service Cloud ケース ID: 02109884、02129759 |
制限事項
Google Cloud Platform 2022 サーバーに Control Room をインストールしようとすると、「不正なゲートウェイ」というエラー メッセージが表示されます。 |
WLM オートメーションの関連する [ユーザーとして実行] が Automation 360 から削除された場合でも、作業項目は [アクティブ] の状態で表示されます。 |
WLM キューで作成されたオートメーションは、Automation 360 に記録されません。 | で選択したオプションに関わらず、
デバイスでオートメーションをデプロイまたはスケジュール設定する場合、[Bot 実行記録] は、次のようなさまざまな条件下で断続的に失敗することがあります。
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オートメーション実行を記録する機能は利用可能ですが、オートメーション記録が失敗した場合は、「記録オプションが選択されていません」、「失敗に対してのみ記録オプションは選択されていますが、実行は完了しました」、「システムの問題により記録できませんでした」、「記録のアップロードに失敗しました」などの一般的なエラー メッセージが表示されます。 Service Cloud ケース ID: 02130216 |
WLM オートメーションの所有権の移転中、その WLM オートメーションの所有に必要な権限を持っているユーザーのリストだけでなく、選択可能なすべてのユーザーが表示されます。 |
[アシスタント] ウィンドウが開いていて、コード分析ポリシーの違反が表示されているときに、この違反の原因となっている 1 つまたは複数のアクションを削除すると、エラーが発生し、アクションを削除できません。 回避策: [アシスタント] ウィンドウを閉じて、コード分析ポリシーに違反するアクションをオートメーションから削除します。 |