ServiceNow パッケージ

ServiceNow は、企業運営のためのデジタル ワーク フローの業界をリードするソフトウェア プロバイダーです。Automation 360 ServiceNow コマンド パッケージと ServiceNow API を使用すると、Automation 360 環境内で、ServiceNow のレコードとトリガーで動作する Bot をビルドおよびデプロイできます。

注:

ServiceNow のマークとロゴは、ServiceNow の商標または登録商標であり、識別のみを目的として使用されています。

このパッケージは、ServiceNow で認証するアクション、およびレコードと添付ファイルに対していくつかのアクションを実行するためのアクションを提供します。ServiceNow でこれらのアクションを実行するために、Automation 360 はこれらの API を使用します。

Automation 360 Bot がプロセスの効率を高めることができるワークフローのタイプには、お客様アカウントの作成と管理、お客様の検証、従業員のオンボーディングとオフボーディング、データの抽出と移行、クレームと請求書の処理などが含まれます。Automation 360 は、ServiceNow のコア ワーク フロー機能を拡張し、ユーザーが反復タスクをインテリジェントに自動化できるよう、エンドツーエンドのオートメーションを支援します。この Automation 360 コマンド パッケージは、Automation 360 プラットフォーム内で ServiceNow API 機能をネイティブに利用する Automation 360 Bot とプロセスを有効にします。

ServiceNow トリガー

ServiceNow トリガーを使用して、インシデントの作成、更新などの ServiceNow のイベントに応答して Automation 360 Bot を起動できます。ServiceNow トリガーの詳細については、「ServiceNow の新規レコードのトリガー」および「ServiceNow の更新されたレコード トリガー」を参照してください。

次のビデオは、ServiceNow コマンド パッケージを使用する場合の Automation 360 と ServiceNow の間の相互作用を説明しています。

使用事例

パッケージのキーの使用例は次のとおりです。
  • ServiceNow テーブルからレコードを作成、読み取り、更新、削除できます。
  • ServiceNow レコードの添付ファイルを追加、ダウンロード、削除できます。
  • インシデント レスポンスの合理化。
  • 新しいインシデントまたはインシデントの更新の作成から特定のオートメーションをトリガーします。

前提条件

  • Bot Creator は必要な権限を持つ ServiceNow アカウントにアクセスでき、このパッケージで有効になっているタスクを実行できる必要があります。「ロール」を参照してください。
  • OAuth 2.0 を使用して外部クライアントを認証するための ServiceNow ガイドラインに従います。「OAuth を設定する」を参照してください。
  • ServiceNow に開発者アカウントと開発者インスタンスを作成します。「個人開発者インスタンス」を参照してください。