Control Room は、ロール ベースのアクセス制御 (RBAC) を実施します。 ロールには 2 つのタイプがあります。 システム作成ユーザー作成があります。

RBAC により、ユーザーは、割り当てられたロールと指定されたアクセシビリティに応じて特定の機能にアクセスできるようになります。 ロールを作成する利点には次のようなものがあります。
  • ユーザーのアクセス権を特定のロールに従って制御することで、セキュリティが強化されます。
  • 組織の要件に基づいてユーザーのロールを作成できます。
  • Control Room でサポートされている可能な権限をすべて備えたユーザー ロールを作成できます。
  • すべての権限を無効にすることなく、ニーズに合わせてロールをカスタマイズできます。 すべての必要な権限を選択できます。
  • 組織の要件に基づいてロールに権限を割り当てることができます。
システムによって作成されるロール
こうしたロールには、システム作成のロールの範囲内でタスクを実行するために必要な権限が事前設定されています。 システム作成のロールは、表示および変更できます。 ロールが複数のユーザーに割り当てられている場合、システム作成のロールを無効にすることはできません。
注: システム作成のロールの使用は任意です。
ユーザー作成のロール
こうしたロールは、権限のあるユーザーによって作成されます。 可能な権限または利用可能な権限をすべて備えたユーザー作成のロールを作成できます。
注:
  • Automation 360 は、すべての権限をデフォルトでなく、編集可能にすることでカスタムロールの作成をサポートします。 ただし、バージョン v30 より前のリリースでは、AAE_Admin のようなシステム作成ロールが必須です。 詳細については、[システムによって作成されるロール]を参照してください。
  • システム作成のロールと似たロールを作成して割り当てる前に、潜在的なセキュリティ リスクを考慮する必要があります。 たとえば、AAE_Admin のような権限を持つロールを作成した場合、そのようなユーザーは Control Room 設定を変更することができます。
管理者は、アクティブな RPA からユーザー ロールを削除する前に、未完成の bot 開発がすべてチェックインされていることを確認する必要があります。