カスタムロジックの追加による本番環境での自動抽出の改善
- 最終更新日2023/06/27
IQ Bot Designer にロジックを追加してテキストの抽出および検証を改善し、RPA の後処理が必要な 検証ツール に入るドキュメントの数を減らします。
概要
Automation 360 IQ Bot クラウド については、カスタム ロジック機能に使用しても安全な Python ライブラリとパッケージの特定リストがあります。クラウド インフラストラクチャ、ファイル システム、データベース、ネットワーク リソースのセキュリティを確保するため、これらのパッケージのみを使用してください。List of supported Pandas Libraries in Automation 360 IQ Bot (A-People login required)
以下の点に注意してください。
- カスタム ロジックは、すべてのテーブルとフィールドにわたって順番に実行されます。
- カスタム ロジックを適用すると、ドキュメントごとの抽出時間が長くなる場合があります。
- Automation 360 IQ Bot 検証ルールは、カスタム スクリプトによって処理された抽出された値に適用されます。
- カスタム スクリプトは抽出されたデータでのみ機能し、OCR 抽出の品質には影響しません。
- 本番環境のラーニング インスタンスでドキュメントを処理する前に、必ず Python スクリプトをテストしてください。
カスタム ロジック機能を使用すると、抽出された値を検証ステップの前にクリーンアップする場合に便利ですが、タスク Bot を使用して現在行われているすべての後処理を置き換えるものではありません。インライン スクリプトの追加に加え、ユーザーは、Python スクリプトを中央の場所で使用すること、モジュールとしてインポートすること、そして関数を呼び出してフィールドやテーブル レベルで Python コードの量を削減することができます。
制約事項: Python コードとその他情報の文字数が 32,000 を超え、このコードがプロセスの Windows ランタイム引数としてバックエンドに送信されると、実行が失敗します。エラー メッセージは表示されません。
リソース
詳細については、Automation Anywhere University: RPA Training and Certification (A-People login required) で「Using Custom Logic in IQ Bot」(IQ Bot でカスタム ロジックを使用する) コースを検索してください。