ファイルとフォルダーのトリガーを追加
ファイルとフォルダーのトリガーを使用して、作成、削除、名前変更、変更などの事前定義アクションがファイルまたはフォルダーに対して実行される場合に、Bot を起動します。
この手順は、ユーザーが Sales update.xls の名前が付いたスプレッドシートを変更した場合に Bot をトリガーするシナリオを想定したものです。
手順
- [BOT] > [マイ Bot] > [新規作成] > [Bot] の順にクリックします。
-
Bot の名前を入力します。
すべての Bot は \Bots フォルダーに保存されます。フォルダーを変更するには [参照] をクリックします。
- [作成 & 編集] をクリックします。
- Bot ビルダー ページで、[トリガー] > [ファイル & フォルダー] の順にクリックします。
- [ファイル トリガー] を [ここにトリガーをドラッグ] にドラッグします。
- [参照] をクリックして、Sales update.xls ファイルを選択します。
-
[ファイルが次の場合に Bot を起動] ドロップダウン メニューから、[変更] を選択します。
これによって Bot のトリガーが設定されます。
- オプション:
[割り当て先]ドロップダウン メニューを使用して、変数を割り当てます。
注: [変数] タブを使用して変数を作成する場合は、[割り当て先 (オプション)] ドロップダウン メニューにその変数が表示されるように、[入力として使用] チェック ボックスが選択されていることを確認します。注: 変数を作成するための [割り当て先 (オプション)] ドロップダウン メニューの
を使用する場合、[一定値 (読み取り専用)] チェック ボックスが選択されていないことを確認します。
次のデータ セットは、変数を入力型として定義することで取得できます。この変数は、トリガーからの出力を取得するように割り当てることができます。
- triggerType: ファイルまたはフォルダーのトリガー
- eventType: トリガー イベントのタイプ
[スキーマを設定] チェック ボックスが選択されている場合、非文字列変数型が返されるため、次のデータ セットは使用できません:
- timeStamp: トリガーが発生した時刻。注: timeStamp 値を文字列変数にリンクさせて、トリガー データを取得します。
たとえば、ユーザーが Sales update.xls ファイルを変更した場合に、トリガー イベントの日付と時刻を抽出すると想定します。タスク ロジック内の [メッセージ] アクションを使用して、[表示するメッセージを入力] フィールドに「Date Time- $recordVar[2]$」と入力します。
- fromFolder: 親フォルダー パスの詳細
- folder: イベントが発生したファイルまたはフォルダーのパスの詳細
- [保存] をクリックします。
-
[実行] > [トリガーで実行] をクリックします。
ユーザーが Sales update.xls を変更するたびに Bot がトリガーされます。