Manifest V3 拡張機能のよくある質問
- 最終更新日2023/12/14
Manifest V3 拡張機能のよくある質問
グーグル社は、2024 年 6 月までに Manifest V2 拡張機能を非推奨化します。このため、Google Chrome および Microsoft Edge ブラウザで当社の現行 Manifest V2 拡張機能を使用している既存のオートメーションが影響を受ける可能性があります。
お客様が Manifest V3 拡張機能への切り替えを開始できるように、Automation 360 v.26 リリースで、Manifest V3 拡張機能を公開しました。
- Manifest V2 拡張機能の非推奨とは何ですか?
- マニフェストは、ブラウザの拡張機能のビルドで使用される仕様です。グーグル社は 2024 年 6 月までに Google Chrome Manifest V2 拡張機能を非推奨化します。Microsoft Edge Manifest V2 拡張機能のスケジュールについては、「Overview and timelines for migrating to Manifest V3」を参照してください。この非推奨化は、Google Chrome および Microsoft Edge ブラウザ用の Manifest V2 拡張機能を使用している既存のオートメーションに影響を与える可能性があります。このため、セキュリティ、個人情報保護、パフォーマンスが強化された Manifest V3 拡張機能への切り替えを計画することをお勧めします。
- Manifest V2 のサポートはいつ終了しますか?
-
2024 年 6 月に、Google Chrome 用 Manifest V2 の拡張機能は機能しなくなります。2023 年 10 月 23 日より、Automation 360 v.26 以降のリリースにおいて、Manifest V2 拡張機能のサポートを非推奨化します。この日以降、Manifest v2 拡張機能に関する問題には対応いたしません。Microsoft Edge Manifest V2 拡張機能のスケジュールの詳細については、「Overview and timelines for migrating to Manifest V3」を参照してください。
Google Chrome 用 Manifest V2 のサポートは、2024 年 1 月に終了します (「Manifest V3 transition timeline」を参照)。Microsoft Edge Manifest V2 拡張機能のスケジュールについては、「Overview and timelines for migrating to Manifest V3」を参照してください。Manifest V3 ベースの Google Chrome と Microsoft Edge ブラウザの拡張機能に切り替える必要があります。
- 非推奨化で生じる影響について確認する方法を教えてください。
-
Google Chrome または Microsoft Edge ブラウザで以下の機能のいずれか、またはすべてを使用している場合、Manifest V2 の非推奨化の影響を受ける可能性があります。
- ユニバーサル レコーダーまたはブラウザ パッケージを介した Web アプリケーションのオートメーション
- ユーザー インターフェース ベースのトリガー
- Control Room による Bot エージェント デバイスの登録
- レコーダー、OCR やマウス クリックなどのブラウザ変数を使用しているパッケージ。
- 非推奨化される前に実行するべきことを教えてください。
- 非推奨化の影響を受けないようにするには、次のいずれかのオプションを選択します。
- 最新の Manifest V3 拡張機能が含まれている Automation 360 v.26 に更新します。
- Google Chrome を使用している場合、2023 年 6 月までに Manifest V3 拡張機能に切り替えてください。 Microsoft Edge Manifest V2 拡張機能のスケジュールについては、「Overview and timelines for migrating to Manifest V3」を参照してください。。
- Manifest V2 拡張機能は自動的に V3 に更新されますか、または手動で V3 の拡張機能をブラウザに追加する必要がありますか?
-
- Automation 360 v.26 以降を使用しており、Bot エージェント 21.222 以降に更新している場合、自動的に Manifest V3 に更新されます。
- Automation 360 v.25 以前のバージョンを使用している場合、Manifest V2 から V3 に手動で更新する必要があります。「Manifest extension manual upgrade」を参照してください。。
- Manifest V2 から V3 拡張機能への更新が認証されている Automation 360 のバージョンを教えてください。
- 更新が認証されているバージョンは次のとおりです。
- v.25
- v.24
- v.23
- v.22
- Automation 360 v.25 を継続する予定です。MV2 拡張機能の使用を続けるにはどうしたらよいですか?
- Manifest V2 拡張機能は、2024 年 1 月まで使用できます ( Google Chrome については、「Manifest V3 transition timeline」を参照)。 Microsoft Edge Manifest V2 拡張機能のスケジュールについては、「Overview and timelines for migrating to Manifest V3」を参照してください。
- Chrome または Edge で構築済みのオートメーションはどうなりますか?
- オートメーションがブラウザ拡張機能に依存している場合は、Manifest V3 拡張機能に更新する必要があります。
- Bots でレコーダー パッケージを更新する必要がありますか、またはパッケージは以前のバージョンで引き続き動作するのでしょうか?
- レコーダー パッケージは意図したとおりに動作するので、パッケージを更新する必要はありません。
- Automation 360 クラウドを使用しています。非推奨化により、現在使用しているオートメーションは影響を受けますか?
-
クラウドのデプロイは、Manifest V3 拡張機能が含まれた Automation 360 v.26 リリースに自動的に更新されます。v.26 の Bot エージェントは Manifest V3 拡張機能を参照します。注: Control Room 設定で、[すべての Bot エージェントを自動的に更新] オプションが無効になっている場合、Manifest V3 拡張機能に自動更新されません。このため、このオプションが有効になっていることを確認して、自動更新を受信できるようにしてください。または、すべての Bot Runner デバイスで、Bot エージェントを手動でインストールする必要があります。
- 非推奨化は移行にどのような影響を与えますか?
- デフォルトで Manifest V3 拡張機能をしている Automation 360 v.26 に移行することをお勧めします。
Automation 360 v.25 以前を使用している場合、ブラウザベースのオートメーションに移行する前に、Manifest V3 拡張機能に更新する必要があります。
- 拡張機能の URL は変更されますか? プロキシ設定の信頼済みリストに追加した URL は影響を受けますか?
- はい、Manifest V2 と V3 では、拡張機能の URL が異なります。Manifest V3 は、次の URL を使用します。
- Manifest V3 に更新しても、Manifest V2 の拡張機能は保持されますか?
- MV2 拡張機能は Google Chrome および Microsoft Edge ブラウザ向けに保持されます。しかし、2022 年 12 月以降はこれらの拡張機能は変更できません。MV3 拡張機能を使い続けるようにしてください。次のページも参照してください: Manifest V3 transition timeline。注: Automation 360 v.26 リリースで Bot エージェント 21.222 を使用している場合、Windows レジストリに Manifest V2 と Manifest V3 の両方のレジストリ エントリが表示されます。
- Windows レジストリから Manifest V2 エントリを削除するには、既存の Bot エージェント 21.222 をアンインストールして Bot エージェント 21.222 を再度インストールします。
- [拡張子] ページから Manifest V2 拡張機能を削除できます。
Bot エージェントをアンインストールすると、Manifest V2 と Manifest V3 拡張機能の両方が削除されます。
「Uninstall or remove apps and programs in Windows」を参照してください。
- Enterprise 11 と Automation 360 が同じデバイスで動作している場合、Manifest V2 の非推奨化により競合が発生しますか?
- Manifest V3 の拡張機能 ID は、Enterprise 11 と Automation 360 では異なるため、影響を受けません。
- デバイスを段階的、または時間をずらして更新することはできますか?
- はい、Manifest V3 への更新は、時間をずらして行うことができます。すべてのデバイスで [すべての Bot エージェントを自動的に更新] を無効にしてから、Bot エージェントを更新するデバイスを個別に選択します。
- Automation 360 v.26 の Manifest V3 から V2 拡張機能に切り替えました。Automation 360 を v.27 に更新した場合、Manifest V3 の拡張機能に更新できますか?
-
Automation 360 v.27 に更新すると、対応する Bot エージェントも更新されます。Manifest V3 拡張機能は、最新バージョンの Bot エージェントとともにインストールされます。
さらに、Google Chrome と Microsoft Edge のブラウザで、[このブラウザ プロファイルで Automation 360 拡張機能を有効にする] オプションを選択していることを確認します。「Manifest V3 拡張機能の複数のブラウザ プロファイルの管理」を参照してください。
注: 現在、Manifest V2 拡張機能またはそれ以前のバージョンを使用している場合、更新して Manifest V3 拡張機能を使用することをお勧めします。 - Bot は、以前の Automation 360 のバージョンのレコーダー パッケージを使用しており、Manifest V2 の拡張機能 ID がハードコードされています。拡張機能 ID を変更する方法を教えてください。
- Automation 360 v.26 に更新すると、Manifest V3 用の拡張機能 ID が自動的に更新されます。
- アプリケーションでコンテンツ セキュリティ ポリシーが有効な IFrame を使用しています。[JavaScript を実行] アクションは、IFrame 内で JavaScript を実行しますか?
- Manifest V3 では、グーグル社はターゲット ページでコンテンツ セキュリティ ポリシー (CSP) が有効になっている IFrame へのアクセスを制限しています。ビジネス アプリケーションで CSP が有効になっていない場合、IFrame 内で JavaScript を実行できるようになります。ビジネス アプリケーションで CSP を有効にすると、IFrame 内で JavaScript を実行できなくなり、[JavaScript を実行] はタイムアウトするか失敗します。
- Manifest V3 をサポートしているブラウザのバージョンを教えてください。
- Manifest V3 は、Google Chrome および Microsoft Edge のバージョン 91 以降でサポートされています。
- 現在、Automation 360 v.26 を利用しています。最新のブラウザ拡張機能バージョンを引き続き活用するために構成する必要がある設定はありますか?
- インターネットに接続している場合、自動更新を通じて更新を引き続き受信できます。
- MV3 拡張機能は、オフラインでつまりインターネットに接続しなくても使用できますか?
- MV3 拡張機能は、Bot エージェントを最新バージョンに更新すると自動的にインストールされます。MV3 ベースのオフライン拡張機能は、以下で利用できます。
-
Google Chrome (Automation 360 v.26 から)
「Install Chrome Plugin offline or without internet access in Automation 360」を参照してください。
- Microsoft Edge (Automation 360 v.27 から)
-
Google Chrome (Automation 360 v.26 から)
- 使用しているリモート エージェントに影響はありますか?
-
Automation 360 v.25 以前とともにインストールされたリモート エージェントは、Manifest V3 拡張機能と互換性がありません。最新の Automation Anywhere リモート エージェントをインストールし、最新のレコーダー パッケージを使用する必要があります。
「Automation Anywhere リモート エージェント (Citrix 用) 2.0をインストール: レコーダー パッケージ バージョン 2.8.6」を参照してください。
- ブラウザ拡張機能設定を構成するための前提条件は何ですか?
- ブラウザ拡張機能設定を構成するための前提条件は、次のとおりです。
- Bot エージェント バージョン 21.222 以降。
- インストール タイプをシステム全体にして Bot エージェントをインストールしている必要があります。
- Manifest V3 グループ ポリシーを削除する方法を教えてください。
- Google Chrome の場合: [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Google\Chrome\ExtensionInstallForcelist] に移動し、拡張機能 ID として bboccnojhhoegfffpcllbeigipedjedf を含んでいるエントリを削除します。
- Automation 360 v.26 への更新後に、Manifest V2 拡張機能を無効にする必要がありますか?
- Automation 360 v.26 に更新すると、すでにインストールされている Manifest V2 拡張機能に影響を与えることなく Manifest V3 拡張機能が自動的にインストールされます。Manifest V2 拡張機能と Manifest V3 拡張機能の両方は共存できます。Manifest V3 拡張機能は、Manifest V2 拡張機能に干渉しません。必要に応じて、Manifest V2 ベースの拡張機能は削除できます。
- MV2 拡張機能を削除する方法を教えてください。
- Google Chrome の場合: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Google\Chrome\ に移動します。Extensions フォルダーを展開し、名前 kammdlphdfejlopponbapgpbgakimokm のフォルダーを削除します。
- MV3 拡張機能を削除する方法を教えてください。
- Google Chrome の場合: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Google\Chrome\ に移動します。Extensions フォルダーを展開し、名前 bboccnojhhoegfffpcllbeigipedjedf のフォルダーを削除します。
- ユーザー固有の Bot エージェント インスタンスの Google Chrome または Microsoft Edge 拡張機能を強制的に有効にする方法を教えてください。
- Manifest V3 用の .reg ファイルを実行して、Google Chrome または Microsoft Edge で Manifest V3 拡張機能を強制的に有効にすることもできます。「Manifest extension manual upgrade」を参照してください。
- IT チームによって別の拡張機能ポリシーがすでに追加されている場合、拡張機能強制グループ ポリシーを追加する方法を教えてください。
- 名前 1 のキーがすでに存在する場合、それに続く番号でキー名を作成します (この場合は 2)。次の記事をご覧ください。
- Google Chrome の場合は ExtensionInstallForcelist
- Microsoft Edge の場合は ExtensionInstallForcelist
- 最新の Bot エージェントをインストールし、現在 Automation 360 を使用しています。しかし、ブラウザ拡張機能のポップアップ ダイアログ ボックスを無視してしまいました。どうすればよいでしょうか?
- ブラウザ起動時に Bot エージェントを更新した場合、ポップアップ ダイアログ ボックスで Manifest V3 拡張機能の追加または削除が要求されます。Manifest V3 拡張機能を有効にするには、[拡張機能を追加] オプションを選択する必要があります。ポップアップ ダイアログ ボックスを無視した場合、Manifest V3 拡張機能は無効になります。拡張機能を有効にしてグループ ポリシーを適用するには、ブラウザを再起動する必要があります。
- 「Automation 360 がこのブラウザのデバッグを開始しました」ポップアップ メッセージは何ですか? これを無効にするにはどうすればよいですか?
- Google Chrome で、「Automation 360 がこのブラウザのデバッグを開始しました」ポップアップ メッセージが、 またはインライン JavaScript クリック アクションに対して表示されます。Google は、ソフトウェア プロバイダーに対して JavaScript をページ コンテンツに追加することを制限しており、これによりインライン JavaScript のクリックが制限されています。Manifest V3 では、Google は Google Chrome ブラウザが危険にさらされないようにセキュリティを更新しました。