タスク自動化のためのトランザクションベースのROI
- 最終更新日2024/10/17
タスク自動化のためのトランザクションベースのROI
ボリューム ROI 機能では、完了したビジネス レコードやトランザクションの数よって、実現したオートメーションの価値を測定できます。 この機能により、親または子 Bot レベルで処理されたレコードの数を測定することができます。
手順
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CoE Manager でオポチュニティを構成します。
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次のいずれかのオプションに従ってオポチュニティを構成し、Bot によって処理されたレコードまたはトランザクションの数を測定します。
- オポチュニティ インテーク フォームで、[プロセスの測定方法] の質問に [処理されたレコードの数] を選択します。
- [オポチュニティ] > [詳細] > [予測される節約] タブで、[プロセスの測定方法] に [処理されたレコード数] を選択します。
- 1 件のレコードの処理に要する時間 (分) と、1 か月に処理されるレコード数を指定します。
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次のいずれかのオプションに従ってオポチュニティを構成し、Bot によって処理されたレコードまたはトランザクションの数を測定します。
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オートメーションに [分析] パッケージを追加します。
オートメーションが親 Bot と子 Bot で構成され、親 Bot がその中の子 Bot を呼び出すというシナリオを考えてみましょう。 子 Bot は注文処理のためにいくつかのレコードを処理します。
- 親 Bot を作成します。
- タスク Bot > 実行 アクションを使用して子 Bot を呼び出します。
- 子 Bot では、ループ アクションを使ってトランザクション数を数えます。
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Bot [分析] > [オープンとクローズ]内に アクション ロジックを含めます。
これはトランザクション数を記録します。注: 成功したトランザクションまたは失敗したトランザクションを測定するには、以下に示すように [ビジネス トランザクション ステータス] フィールドに値を設定し、その値を変数に保存します。
トランザクション ステータス 値 成功 成功 失敗 失敗 - 左ペインの [変数] タブで、変数 #SampleNumber と “SampleString をデフォルト値に初期化します。
- 子 Bot の Automation ID をメモしておきます。
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CoE Manager で処理されたレコード数と実現された価値を追跡します。
- CoE Manager で、オポチュニティを選択します。
- [実行追跡] タブに移動します。
- 子 Bot の Automation ID をオポチュニティに追加します。
- 子 Bot が処理したレコード (注文) の数は、[実行指標] タブで確認できます。
- [オポチュニティ概要] タブに移動して、このオートメーションで達成された利益を追跡します。