トランザクションベースの ROI を構成する

ボリューム ROI 機能では、完了したビジネス レコードやトランザクションの数よって、実現したオートメーションの価値を測定できます。この機能により、親または子 Bot レベルで処理されたレコードの数を測定することができます。

手順

  • CoE Manager でオポチュニティを構成します。
    1. 次のいずれかのオプションに従ってオポチュニティを構成し、Bot によって処理されたレコードまたはトランザクションの数を測定します。
      • オポチュニティ インテーク フォームで、[プロセスの測定方法] の質問に [処理されたレコードの数] を選択します。
      • [オポチュニティ] > [詳細] タブで、[プロセスの測定方法] に [処理されたレコード数] を選択します。
    2. 1 件のレコードの処理に要する時間 (分) と、1 か月に処理されるレコード数を指定します。
  • オートメーションに [分析] パッケージを追加します。
    オートメーションが親 Bot と子 Bot で構成され、親 Bot がその中の子 Bot を呼び出すというシナリオを考えてみましょう。子 Bot は注文処理のためにいくつかのレコードを処理します。
    1. Bot を作成します。
    2. [タスク Bot] > [実行] アクションを使用して子 Bot を呼び出します。
    3. Bot では、ループ アクションを使ってトランザクション数を数えます。
    4. [分析] > [オープンとクローズ] アクション内に Bot ロジックを含めます。
      これはトランザクション数を記録します。
    5. 左ペインの [変数] タブで、変数 #SampleNumber“SampleString をデフォルト値に初期化します。
    6. Bot の Automation ID をメモしておきます。
  • CoE Manager で処理されたレコード数と実現された価値を追跡します。
    1. CoE Manager で、オポチュニティを選択します。
    2. [実行追跡] タブに移動します。
    3. Bot の Automation ID をオポチュニティに追加します。
    4. Bot が処理したレコード (注文) の数は、[実行指標] タブで確認できます。
    5. [オポチュニティ概要] タブに移動して、このオートメーションで達成された利益を追跡します。