複数のレコードを使用して Json スクリプトを実行する Bot をビルドします。この例では、ブログからのフィードのリストを含む JSON ファイルを使用し、Bot によって JSON ファイルから必要な情報を抽出して、メッセージ ボックスに出力しています。
前提条件
Automation 360 から JSON スクリプトを実行するには、JSON データを変数またはファイル (.json、.txt 形式) としてデスクトップに保存する必要があります。次のスクリーン ショットは、サンプルとして JSON オブジェクトの構造を表示しています。
{
"feeds": [
{
"id": 1090,
"title": "Amsterdam Beaches",
"description": "It’s true that few people think of the Netherlands when planning a beach holiday. But whether you’re just visiting or lucky enough to call this iconic city home, there are plenty of great beaches to enjoy in Amsterdam",
"location": "Kloveniersburgwal 1, 1012 CW Amsterdam, Netherlands",
"lng": 0,
"lat": 0,
"userId": 3043,
"name": "Ritu singh",
"isdeleted": false,
"profilePicture": "/Images/userimageicon.png",
"videoUrl": null,
"images": null,
"mediatype": 0,
"imagePaths": null,
"feedsComment": null,
"commentCount": 3,
"multiMedia": [
{
"id": 2157,
"name": "beach of amsterdam.PNG",
"description": null,
"url": "feedsmedia/3043/c5522956-4ab5-408e-b540-16a8c90af9b0.PNG",
"mediatype": 1,
"likeCount": 0,
"place": null,
"createAt": "0001-01-01T00:00:00"
}
],
"likeDislike": {
"likes": 2,
"dislikes": 1,
"userAction": 2
},
"createdAt": "2019-12-26T07:08:38.4659686",
"code": 0,
"msg": null
}
],
"totalFeed": 125
}
手順
-
Bot を作成します。
-
左側のペインで [オートメーション] をクリックします。
使用可能な Bots とフォームのリストが表示されます。
-
をクリックします。
-
Bot の名前を指定します: JsonBot。
-
[作成と編集] をクリックします。
-
アクションを使用して、JSON セッションを開始します。
-
[アクション] ウィンドウで、
アクションをダブルクリックするか、ドラッグします。
-
[データソース] フィールドで、[ファイル] を選択し、[デスクトップ ファイル] ファイル タイプを選択します。[参照] をクリックして、JSON ファイルを探します (例: D:\userdefinedMy DownloadsSample Json with 200 Records.json)。
-
JSON セッションを作成するには、[Json オブジェクト セッション] で、[ローカル セッション] を選択し [デフォルト] をセッション名として入力します。
-
変数を作成: SampleString
-
タイプ: String
-
名前: SampleString
-
アクションを使用して、JSON スクリプトからフィードの総数の値を取得します。
-
[アクション] ウィンドウで、
アクションをダブルクリックするか、ドラッグします。
-
[JSON ノード キーまたはパス] フィールドに、「totalFeed」と入力します。
-
[セッション名] フィールドに「Default」と入力します。
-
[結果を変数に保存] フィールドで、「SampleString」を選択します。
-
「totalFeed」の値を表示するには、[メッセージ ボックス] アクションをダブルクリックまたはドラッグします。
-
変数のリストを開くには、[表示するメッセージを入力] フィールドで F2 キーを押して、SampleString を選択します。
-
[はい、挿入します] をクリックします。
-
125 のフィードから特定の値を取得するには、次の手順を実行します。
-
[アクション] ウィンドウで、
アクションをダブルクリックするか、ドラッグします。
-
[JSON ノード キーまたはパス] フィールドに、「feeds[52].title」と入力します。
-
[セッション名] フィールドに「Default」と入力します。
-
[結果を変数に保存] フィールドで、「SampleString」を選択します。
-
「feeds[52].title」の値を表示するには、[メッセージ ボックス] アクションをダブルクリックまたはドラッグします。
-
変数のリストを開くには、[表示するメッセージを入力] フィールドで F2 キーを押して、SampleString を選択します。
-
[はい、挿入します] をクリックします。
-
変数を作成: StringList
-
タイプ: List
-
サブタイプ: String
-
名前: StringList
-
ノード パスから子ノードのリストを取得するには
アクションを使用します。
-
[アクション] ウィンドウで、
アクションをダブルクリックするか、ドラッグします。
-
[JSON ノード キーまたはパス] フィールドに、「feeds」と入力します。
-
[セッション名] フィールドに「Default」と入力します。
-
[結果を変数に保存] フィールドで、「StringList」を選択します。
-
feed 51
オブジェクトの下にあるすべての子ノードを表示するには、[メッセージボックス] アクションをダブルクリックするかドラッグします。
-
変数のリストを開くには、[表示するメッセージを入力] フィールドで F2 キーを押して、[StringList[51]] を選択します。
-
[はい、挿入します] をクリックします。
-
JSON セッションを終了するには、[セッションの終了] を使用します。[セッション名] フィールドに「Default」と入力します。
-
[保存] をクリックして、[実行] をクリックします。
-
新しい JSON セッションを開始します。
-
[アクション] ウィンドウで、
アクションをダブルクリックするか、ドラッグします。[情報源] フィールドで、[テキスト] を選択し、「StringList[52]」と入力します。
-
[Json オブジェクト セッション] で、[ローカル セッション] を選択し、セッション名として「Default 1」と入力します。
-
特定のノードから値を取得するには、 を使用します。
-
[アクション] ウィンドウで、
アクションをダブルクリックするか、ドラッグします。
-
[JSON ノード キーまたはパス] フィールドに、「description」と入力します。
-
[セッション名] フィールドに「Default 1」と入力します。
-
[結果を変数に保存] フィールドで、「SampleString」を選択します。
-
description ノードの値を表示するには、[メッセージ ボックス] アクションをダブルクリックまたはドラッグします。
-
変数のリストを開くには、[表示するメッセージを入力] フィールドで F2 キーを押して、SampleString を選択します。
-
[はい、挿入します] をクリックします。
-
JSON セッションを終了するには、[セッションの終了] を使用します。[セッション名] フィールドに「Default 1」と入力します。
-
[保存] をクリックして、[実行] をクリックします。
さらに、JSON フィードから必要な情報を抽出し、抽出した値を Bot で使用するためのオペレーションを実行します。フィード 50 ~ 60 から名前の値を抽出するには、次の手順を実行します。
-
変数を作成: ListItem
-
リスト内の各項目を処理するには、[ループ] アクションを使用します。
-
[ループ] アクション をダブルクリックまたはドラッグします。
-
[リストの各項目に対して] 反復子を選択します。
-
[リスト] フィールドで、[StringList] を選択します。
-
[範囲] を選択し、次のフィールドに指定された値を入力します。
-
開始インデックス: 50
-
終了インデックス: 60
-
[現在の値を変数に代入] フィールドで、[ListItem] を選択します。
-
新しい JSON セッションを開始します。
-
[アクション] ウィンドウで、[JSON] > [セッションを開始] アクションをダブルクリックするか、ドラッグします。
-
[情報源] フィールドで、[テキスト] を選択し、「ListItem」と入力します。
-
JSON セッションを作成するには、[Json オブジェクト セッション] で、[ローカル セッション] を選択し、セッション名として「Default 2」と入力します。
-
特定のノードから値を取得するには、
アクションを使用します。
-
[アクション] ウィンドウで、
アクションをダブルクリックするか、ドラッグします。
-
[JSON ノード キーまたはパス] フィールドに、「name」と入力します。
-
[セッション名] フィールドに「Default 2」と入力します。
-
[結果を変数に保存] フィールドで、「SampleString」を選択します。
-
name ノードの値を表示するには、[メッセージ ボックス] アクションをダブルクリックまたはドラッグします。
-
変数のリストを開くには、[表示するメッセージを入力] フィールドに F2 キーを押して、SampleString を選択します。
-
[はい、挿入します] をクリックします。
-
[保存] をクリックして、[実行] をクリックします。
フィード 50 ~ 60 から取得した名前値は、次のようになります。
フィード (オブジェクト) |
名前 |
50 |
Ashish |
51 |
Sophia |
52 |
Ritu |
53 |
Shivam |
54 |
Navya |
55 |
Faiz |
56 |
Martin |
57 |
Shweta |
58 |
Jagjit |
59 |
Mark |
60 |
Sophia |