ServiceNow の [認証] アクション

[認証] アクションを使用して、ServiceNow インスタンスに接続します。認証に成功すると、ServiceNow で他のコマンド アクションを使用してさまざまな操作を実行することができます。

前提条件

  • 自分の ServiceNow インスタンスで生成されたクライアント IDクライアント シークレットが必要です。クライアントの詳細を生成するには、「外部クライアント用の OAuth API エンドポイントを作成する」を参照してください。
  • Bot で ServiceNow パッケージを使用するには、Automation Anywhere Control Room に対する [Bot Creator ロール] が必要です。
ServiceNow への接続には、異なる接続方法を使用することができます。
  • OAuth2 - クライアント資格情報: この接続方法を使用するには、Salesforce アカウントの資格情報を入力します。接続を確立するには、Salesforce のユーザー名とパスワードが必要です。
  • Control Room OAuth 接続: この接続方法を使用するには、OAuth 接続を作成し、それを Control Room に格納します。Control Room で OAuth 接続を作成する前に、ServiceNow で OAuth 接続を構成する必要があります。詳細については、「エンドポイントを作成して、クライアントがインスタンスにアクセスできるようにする」を参照してください。

手順

  1. Control Room にログインします。
  2. 新しい Bot を作成するか、既存の Bot を編集します。「初めての Bot を作成する」を参照してください。
  3. [アクション] ウィンドウで、[ServiceNow] > [認証] の順に選択し、Bot フローの開始の下に配置します。
  4. [認証タイプ] フィールドで、ドロップダウンから認証方法を選択します。
  5. ServiceNow で OAuth2 - クライアント資格情報認証のクライアント ID とクライアント シークレットの詳細を表示するには、以下の手順を実行します。
    1. ServiceNow インスタンスにログインします。
    2. [すべて] > [アプリケーション レジストリ] をクリックします。
    3. 作成した OAuth を選択します。
    4. Control Room からの [認証] アクションで、Client IDClient Secret を使用します。
  6. OAuth2 - クライアント資格情報を使用して接続するには、次の手順を実行します。
    1. [ServiceNow URL] フィールドに、ServiceNow インスタンスの URL を入力します。
    2. (任意) API バージョンを入力します。
    3. [クライアント ID] フィールドに、ServiceNow からコピーした Client ID を入力します。次のビデオの例では、安全でない文字列が使用されていますが、[資格情報] または [変数] のオプションを使用すると、より安全です。
    4. [クライアント シークレット] フィールドに、ServiceNow からコピーした Client Secret を入力します。
    5. ServiceNow ユーザー名を入力します。
    6. ServiceNow パスワードを入力します。
      注: 次のいずれかのオプションを選択し、[クライアント ID]/[クライアント シークレット]/[ユーザー名]/[パスワード] を指定できます。
      • 資格情報: クライアント ID/クライアント シークレット/ユーザー名/パスワードに関する情報を含む Credential Vault で値が使用可能になります。
      • 変数: クライアント ID/クライアント シークレット/ユーザー名/パスワードに関する情報を含む資格情報変数が使用可能になります。
      • 安全でない文字列: クライアント ID/クライアント シークレット/ユーザー名/パスワードを手動で入力できます。
  7. ServiceNow で Control Room OAuth 接続を構成するには、次の手順を実行します。
    1. OAuth 接続の作成 のステップ 1 ~ 5 を実行します。
    2. ServiceNow インスタンスにログインします。
    3. [新規] > [外部クライアント用 OAuth API エンドポイントの作成] をクリックします。
    4. 次の詳細を入力します。
      1. 名前: 一意の名前です。
      2. クライアント ID: クライアント ID は ServiceNow OAuth サーバーによって自動的に生成されます。
      3. クライアント シークレット: クライアント シークレットは自動的に生成されます。
      4. リフレッシュ トークンの有効期間: リフレッシュ トークンの有効期間 (秒数)。
      5. アクセス トークンの有効期間: アクセス トークンの有効期間 (秒数)。
      6. リダイレクト URL: 承認されたリダイレクト URI として、OAuth 接続の作成 からのコールバック URL を追加します。
      7. トークン制限の強制: アクセス トークンの使用を、REST API アクセス ポリシーで定義された API に制限します。このオプションを選択しない場合、他の REST API でのアクセス トークンの使用が許可されます。
    5. [送信] をクリックします。
    6. アプリケーション レジストリに移動します。情報アイコンをクリックし、クライアント ID とクライアント シークレットをコピーします。
    7. OAuth 接続の作成 に移動し、残りのステップを完了させて、上記の詳細で Oauth 接続を作成します。
  8. Control Room OAuth 接続を使用して接続するには、Control Room で作成して保存したカスタム接続を選択します。詳細については、「Control Room で OAuth 接続を構成する」を参照してください。
  9. [デフォルト] をセッション名として入力します。
  10. 複数の変数またはディクショナリ変数を作成して、承認ヘッダーを変数に割り当てることができます。
  11. [実行] をクリックして、Bot を保存して実行します。認証されると、トークンを使用して他の ServiceNow API サービスを呼び出すことができます。