Automation Workspace v.26 リリース

v.26 リリースの Automation Workspace の新着情報と変更点、修正と制限事項、非推奨になる機能について確認してください。

最新情報

Control Room、デバイスと Bot Agent
Microsoft Windows 11 Enterprise サポート (Service Cloud ケース ID: 01252605、1252605、1253745、01255134、01379865、01801610、01810148)

Microsoft Windows 11 Enterprise がサポートされるようになったため、Bot Agentのインストールと更新が可能になったほか、Windows 11 Enterprise オペレーティング システムで bots を実行できるようになりました。

Bot Agent compatibility

Manifest V3 拡張機能のサポート
Google Chrome Manifest V2 ベースの拡張機能を使用するオートメーションは 2023 年 6 月以降に機能を停止します。Manifest V2 ベースの拡張機能の非推奨化のスケジュールは現在検討中であり、グーグル社によって変更される可能性があります。これは、Google Chrome および Microsoft Edge ブラウザ用の Manifest V2 ベースの拡張機能を使用している既存のオートメーションに影響を与える可能性があります。Automation 360 v.26 以降では、Manifest V3 拡張機能がデフォルトで含まれているため Google ChromeMicrosoft Edge ブラウザで使用する機能がサポートされます。

Control Room で [ブラウザの拡張機能] オプションを有効にすると、すべての Bot Runner デバイスで Google Chrome および Microsoft Edge の Manifest V3 ベースの拡張機能を自動的に有効にできます。このオプションを有効にすると、登録されたすべての Bot Agent デバイスでブラウザ拡張機能の設定が適用されます。

注: 当社は、2023 年 6 月まで Google Chrome 用 Manifest V2 ベースの拡張機能のサポートを継続します。Microsoft Edge Manifest V2 ベースの拡張機能のスケジュールについては、「Overview and timelines for migrating to Manifest V3」を参照してください。
注: Manifest V3 は、Google Chrome および Microsoft Edge ブラウザのバージョン 91 以降でのみサポートされています。

ブラウザ拡張機能を構成 | Chrome および Edge Manifest V3 の拡張機能

ローカル ドライブのインストール ファイルを使用した Bot Agentの更新
一度 Bot Agentのインストール ファイルをローカル ドライブにダウンロードすれば、そのインストール ファイルのローカル ドライブ上のパスを指定することで、いくつかのデバイス上の Bot Agentを更新できるようになりました。この対応により、インストール ファイルを Control Room から複数のデバイスのために何度もダウンロードしなくても済みます。
重要: この機能は v.26 で実装されており、v.27 以降より使用することができます。つまり、Bot Agentを v.26 にアップグレードすれば、その後のアップグレードはローカル ドライブから実行できます。

Bot Agent を自動更新 | ローカル ドライブから Bot Agentを更新

Oracle Database のサポート (Service Cloud ケース ID: 00726728)

Oracle Database がサポートされるようになり、Oracle DatabaseControl Room をインストールできるようになりました。

注: Control Room インストール環境の Oracle データベースは、カスタム モードのみでサポートされ、エクスプレス モードではサポートされません。Oracle DatabaseControl Room でのサポートは、v.26 のリリースから開始されます。

Oracle インストール時にカスタム モードを使用して Control Room をインストールする | Oracle データベース タイプおよびサーバーの設定 | データベース要件

Active Directory データベースに格納されたマッピング フィルタ

Control Room の新しいバージョンに更新すると、インストール後に Active Directory のマッピング フィルタを再度定義する必要がなくなります。これは、um.properties ファイルで定義された Active Directory マッピング フィルタがデータベースに格納されて、そこから参照できるようになるからです。ただし、um.properties ファイルで新しいフィルタを定義する場合、Control Roomum.properties ファイルで定義されたフィルタを参照し、データベースに保存されているものを上書きします。

PackagesactionsBot editor
packages での RBAC

ビジネス要件に応じて、Control Roompackagesに対する Bot Creators のアクセス権を制御できるようになりました。管理者、または [マネージ] package権限を持っているユーザーは、packagesへのアクセス権をすべてのユーザーまたは特定のロールを持つユーザーに制限できます。

管理者が構成したアクセス権に応じて、Bot Creators およびCitizen Developersは特定のpackagesを参照して使用することができます。
  • Bot Creators は、複雑なpackagesの幅広いセットにアクセスして、再利用可能な bots を作成できます。
  • Citizen Developersは、よりシンプルで使いやすいpackagesにアクセスして、オートメーションを迅速にビルドすることができます。

packages での RBAC | packagesの RBAC の設定

Salesforce コマンド package

Automation 360 から認証して Salesforce にアクセスし、新しい Salesforce コマンド packageを使用して、いくつかのコマンド actionsを実行できるようになりました。

Salesforce package

SAP GUI 770 バージョンをサポート (Service Cloud ケース ID: 01793132、01792775、1776805、01792623、787725、01805482、01805479,01792623、01810356、01822839、01851451、01853577、01860050)

Recorderおよび SAP packageで、SAP GUI 770 (パッチ 6) が正式にサポートされるようになりました。

各 SAP バージョンでサポートされているRecorder actions

REST Web Service packageにおけるカスタム プロキシの構成と使用 (Service Cloud ケース ID: 01271527、01765084、01839282)

REST Web Service packageの機能が拡張されて、各 [DELETE]、[GET]、[PATCH]、[POST]、[PUT] actionでカスタム プロキシ構成がサポートされるようになりました。これにより、さまざまなプロキシ構成で柔軟に REST API を呼び出すことができるため、ハイブリッド API オートメーションを作成できます。

REST Web Service package

スクロールの負担を軽減するキーボード ショートカット

大規模な bots を開発するときに、キーボード ショートカットを使用して個々のセクションまたはすべてのセクションを展開したり、折り畳んだりすることができるほか、コード行の間をすばやく移動することができるため、スクロールしたり、セクションを 1 つずつ最小化する手間を省けます。

キーボード ショートカットで bot ロジックの要素を展開する/折り畳む

SAP アプリケーションで編集可能なコントロール フィールドの値を空白に設定 (Service Cloud ケース ID: 00821861、01807129)

SAP packageの [テキストを設定] actionを使用すると、SAP アプリケーションの編集可能なコントロール フィールドの値を空白に設定できるようになりました。たとえば、テキスト フィールドや日付フィールドの値を空白に設定できます。

E メールのループ処理による各 E メールの 1 件ずつの移動 (Service Cloud ケース ID: 00749763、01807189、01840743)

メールボックス内のすべての E メールをループ処理し、Email packageの [移動] actionを使用して E メールを 1 件ずつ移動先フォルダーに移動できるようになりました。

移動action

SOAP ベースのオートメーションの p12 証明書を構成 (Service Cloud ケース ID: 00757213)

SOAP Web Service actionで、p12 証明書ファイルを選択し、ユーザー認証のためのパスワードを入力できるようになりました。この機能拡張により、p12 証明書ベースの認証 (SSL 証明書をさらに安全にした方式) を使用する Web サービスにアクセスできるようになりました。

[SOAP Web サービス] アクションの使用例

Terminal Emulator ウィンドウのアクセシビリティ、コンテンツの使い易さの向上 (Service Cloud ケース ID: 01609467)

Terminal Emulator ウィンドウに表示されるコンテンツのアクセシビリティと使い易さが向上しました。Terminal Emulator packageの強化された [テキストを取得] actionを使用すると、Terminal Emulator ウィンドウに存在するすべての行とテキストを表示および抽出し、要件に基づいた操作を実行することができます。

Terminal Emulatorのテキストを取得actionの使用

ウィンドウ タイトルの大文字と小文字が一致するかどうかに関わらずに行われる bots の実行

キャプチャしたウィンドウ タイトルの大文字と小文字が一致しない場合でも、bots を実行できるようになりました。bot で、静的ウィンドウまたはブラウザのタイトルとワイルドカード文字によるタイトルを識別するには、[大文字と小文字が区別される] オプションを使用して、大文字と小文字を区別する文字の一致、または区別しない文字の一致を選択できます。

安全な記録における、画像をプレビューして Control Room に保存するかどうかの制御

[レコーダー プレビュー画像] 設定を有効にすることで、安全な記録においてオブジェクト画像をプレビューし、Control Room に保存するかどうかを選択できるようになりました。設定を有効にすると、画像は Bot editorでプレビューされ、Control Room に 60 分間保存されます。プレビューしない場合、画像はキャプチャされません。

安全な記録 | 安全な記録モード | 設定

SharePoint で共有された Microsoft Excel スプレッドシートの自動化

SharePoint にアップロードされ、共有されている Microsoft Excel スプレッドシートを自動化できるようになりました。SharePoint で共有された Microsoft Excel スプレッドシートを開くには、[Excel の高度な操作] > [開く] actionを使用します。

Excel advanced の [開く] action の使用

IE モードの Edge における Citrix Virtual Apps の自動化

Recorderを使用する場合、IE モードの Microsoft Edge Chromium で実行される Citrix Virtual Apps を自動化できるようになりました。

Microsoft UI オートメーション (COM) テクノロジーを使用したコントロールの自動化
オートメーションについては、以下のシナリオで Microsoft UI オートメーション (COM) テクノロジーを使用できるようになりました。
  • 安全な記録モードでのコントロールのキャプチャ
  • コンボ ボックスおよびリスト ビュー コントロールのキャプチャと自動化
  • IfLoop、およびWaitpackagesにおける [オブジェクトが存在します] および [オブジェクトが存在しません] Recorder条件の使用

特定のテクノロジーを使用したキャプチャ | Universal Recorder でキャプチャされたオブジェクトに対して実行されるアクション

Citrix Virtual Apps と他の Citrix アプリケーションのシームレスな自動化

Citrix 用の新しい Automation 360 リモート エージェントにより、Recorderを使用してデスクトップ アプリケーションでサポートされているすべてのタイプの Citrix Virtual Apps と他の Citrix アプリケーションをシームレスに自動化できるようになりました。

Citrix 用の新しい Automation 360 リモート エージェントは、以下のブラウザとテクノロジーをサポートしています。
  • Google Chrome
  • Internet Explorer
  • Microsoft Edge
  • Microsoft Edge の IE モード
  • Mozilla Firefox
  • Java
  • Electron アプリ
  • Microsoft Active Accessibility (MSAA)
  • Microsoft UI オートメーション

Citrix サーバーへの Automation Anywhere リモート エージェントのインストール | Citrix Virtual Apps サーバー上のレコーダーを使用する

重要: サポートされているパッケージについては、「Automation 360 の以前のリリース バージョン.」を参照してください。
bots のビルドと実行
コード分析によるコーディング標準の導入
Control Room でコーディング規則を構成して、コーディングに関するベスト プラクティスを導入できるようになりました。この機能を使用すると、エラーを未然に防止し、bot の可読性を高め、コードの統一性、利用しやすさ、信頼性、効率性を高めることができます。
  • 管理者、または [ポリシーの表示] および [ポリシーのマネージ] 権限を持つユーザーは、コード分析ポリシーをすべてのユーザーに構成できます。
  • Citizen Developerは、コード分析を実行し、可読性、メンテナンス性、セキュリティ、コンプライアンスのベスト プラクティスに照らして bots を分析できます。

コード分析

特定バージョンの子 bot を選んで親 bot とチェックアウトする (Service Cloud ケース ID: 01771388)

bot をチェックアウトするときに、チェックアウトする子 bot のバージョンを選択できるようになりました。親 bot のそれぞれのバージョンで、異なるバージョンの子 bot を依存関係として持つことができます。この機能を使用すると、親 bot をロールバックするときに依存関係をロールバックできます。依存関係のある特定のバージョンの bot を変更することができます。

非公開ワークスペース内のフォルダー間で bots とファイルを簡単に移動する (Service Cloud ケース ID: 00733125)

非公開ワークスペースで、あるフォルダーから別のフォルダーへの権限を必要とせずに、簡単に bots とファイルを移動できるようになりました。この機能により、bot が間違ったフォルダーに配置された場合に、正しいフォルダーにクローンを作成した後に間違ったフォルダーから削除する必要がなくなりました。

bot の移動

関連する bots とファイルの一括チェックインでより適切に整理する

同じプロセスに属する異なるフォルダーから、複数の bots または依存ファイルを選択し、同じチェックイン メッセージを使用して、非公開ワークスペースから公開ワークスペースに一括でチェックインできるようになりました。チェックインできる親 bots の数は最大 10 ですが、依存する子 bots の数に制限はありません。

失敗したチェックインに関するメール通知 (Service Cloud ケース ID: 01598642)

管理者として、チェックインに失敗したときに、bot の開発者にメール通知を送信するように設定できるようになりました。チェックイン ステータスは常に監査ログに記録されますが、開発者は権限なしに監査ログにアクセスできないため、このようなメール通知が送信されなければ、bot の開発者はチェックインに失敗したことに気づきません。メール通知機能を使用すると、bot の開発者はチェックインに失敗したことを知り、すぐに再試行することができます。

オフラインでの記録用の作業項目をエクスポートする (Service Cloud ケース ID: 01769378、01798514)

オフラインでの監査や記録のために、作業項目を CSV ファイルにエクスポートできるようになりました。この機能を使用すると、選択した作業項目、フィルタリングした作業項目、またはすべての作業項目を CSV ファイルにエクスポートできます。

作業項目の CSV ファイルへのエクスポート

キューのエクスポートとインポートによる効率的で柔軟な活用

開発、テスト、本番環境で、キューをエクスポートおよびインポートできるようになりました。この機能を使用すると、たとえば開発環境でキューを作成し、テスト環境でテストして、本番環境へと昇格させることができるので、ビジネスプロセス ワークロードを効率的に実行できます。キューのインポート時に作業項目を含めることもできます。

キューをエクスポート| キューをインポート

API および統合
v1/registration/auto API を介して Bot AgentControl Room に接続する

V1/registration/auto API を使用して、デバイスを自動的に Control Room に登録し、接続できるようになりました。API リクエストで Control RoomURLuserName のプロパティを指定する必要があります。

自動登録 API の使用

新しい Control Room API を使用して、特定の実行 ID について実行の詳細を取得する

新しい API エンドポイント V3/activity/execution/<id> API を使用して、特定の実行 ID について、botOutVariablesCallbackInfo など、実行の詳細を取得できるようになりました。

ベアラー トークンを使用した認証

Automation 360 は、Control Room への API リクエスト用のベアラー トークンを含む Authorization ヘッダーをサポートしています。このヘッダーは以前にはサポートされておらず、API リクエストでは無視されていました。OAuth サービスからベアラー トークンを取得します。すべての API 呼び出しには、認証 API による認証トークン (JSON Web トークンを生成)、または OAuth サービスによるベアラー トークンのいずれかが必要です。API で両方を同時に使用することはできません。

変更内容

Control Room、デバイス、および Bot Agent
実行されなかったスケジュールが自動的に再デプロイされる

Control Room のシャットダウン (Control Room のメンテナンスまたは更新) が原因で実行されなかったスケジュールが、自動的に再デプロイされるようになりました。

[スケジュールをもう一度再デプロイ] オプションを選択しており、監査ログ エントリでイベント タイプが Schedule misfired になっている場合、botControl Room の再起動後に自動的に再デプロイされます。

一時ファイルの自動的な削除による、ディスク容量不足の問題の解決

Automation 360 では、一時フォルダー内のファイルの自動的な削除がサポートされるようになりました。これにより、ディスク容量不足の問題が解決されます。

bot のインポート処理中に、以下のパスに一時ファイルが書き込まれていたため、ディスク使用量が増え、ディスク容量不足の問題が発生していました。C:\Users\<aa cr admin account>\AppData\Local\Tempその結果、bots が失敗し、一時ファイルを手動で削除する必要がありました。

強化された Active Directory のロール マッピング ページ

Active Directory のロール マッピング ページでは、デフォルトのマッピング検証が実行されなくなりました。

すべてのロール マッピングを検証する場合、Control Room データベースと Active Directory サーバー間の通信が必要になるため、ネットワークが低速でマッピングの数が多いときは、処理に時間がかかることがあります。また、セキュリティ グループおよびロールは頻繁には変更されないため、このページで頻繁に検証する必要はありません。Active Directory のロール マッピング ページではマッピングのリストのみが表示されるようになり、マッピングの検証が行われないため、読み込みが速くなりました。

Bot Agentの自動ログイン機能の強化 (サービス クラウド ケース ID: 01788805)

Bot Agentの自動ログインは、[対話型ログオン: CTRL+ALT+DEL を必要としない] グループ ポリシーが無効な場合でも、正常に動作するようになりました。

これまでは、Bot Agentが正常に自動ログインするには、グループ ポリシーを有効にする必要がありましたが、セキュリティ ポリシーとの干渉のため、実行できませんでした。その結果、Bot Agentの自動ログインは失敗しました。

WLM オートメーションの管理機能の強化
AAE_Admin ロールにより、すべてのキューを表示できるようになりました。また、すべての WLM オートメーションを一時停止、再開、停止することができるようになりました。
注: あるキューの所有者、参加者、コンシューマーではない場合、キュー名のみを表示することができますが、キューの詳細は表示できません。
PackagesactionsBot editor
ネームスペースなしで DLL ファイルを実行 (Service Cloud ケース ID: 01765712)

[DLL] packageの [関数を実行] action[名前空間を入力] フィールドが任意となったため、名前空間を指定しない場合でも、DLL 関数を実行できるようになりました。

注: DLL や Excel のセッション変数が作成されるときに、package バージョンが自動的に追加されるようになりました。以前は、Automation 360 v.25 の問題により、DLL または Excel セッション変数が作成されたときに、package バージョンが自動的に追加されませんでした。
テクノロジーおよびコントロールタイプの大文字小文字と形式の変更

プロパティ名の大文字小文字と形式が変更されて、目で見てわかりやすくなったので、Recorderを使用してオブジェクトをキャプチャする場合に、テクノロジー タイプとコントロール タイプの名前を容易に読み取って識別できるようになりました。たとえば、MS_ACTIVE_ACCESSIBILITY は Microsoft Active Accessibility に名前が変更されています。

ループ条件が反復ごとに評価される

ループ内でactionsのシーケンスを特定の回数繰り返して実行する場合、シーケンスを繰り返すたびにループ内の終了条件が評価されるようになりました。

たとえば、10 列あるData Tableをループさせる場合、ループの終了条件に列数の動的な値を入力し、[データ テーブル] > [列を削除] actionを使用して、ループ本体内のインデックス 0 の列を削除し、bot を実行します。bot は操作を実行するたびに列を削除します。これにより、ループの終了条件が操作のたびに評価されるため、反復回数を減らすことができます。

修正

ビルド 15459: このビルドには、以下の修正が含まれています (以前のビルドからの修正も含まれています)。

データベース認証で多要素認証 (MFA) を使用すると問題が発生することがありますが、これはその問題に対する重要なセキュリティ修正です。SAML 認証、AD 認証を使用している場合、この脆弱性は該当しません。このセキュリティ修正の詳細については、「Unexpected behavior observed with Two Factor Authentication post A360.26 upgrade, where a valid authenticator code alone is sufficient to login to CR, in spite of an incorrect password」を参照してください。

Service Cloud ケース ID: 01941769、01945068

ビルド 15450: このビルドには、以下の修正が含まれています (以前のビルドからの修正も含まれています)。
多くの依存関係を持つ大規模で複雑な bots があり、Control Room から Bot Agentに送信されたデプロイ メッセージのサイズが 5MB 以下の場合に、bots が失敗することなく実行されるようになりました。

以前は、Control Room から Bot Agentに送信されるデプロイ メッセージのサイズが 2MB を超えると、bots の実行が失敗していました。

Service Cloud ケース ID: 01882630

上書きオプションを使用して、他の bots の手動指定の依存関係を持つ bot またはファイルをインポートする場合、インポート プロセスによって他の bots の依存関係が削除されることはなくなりました。

これまでは、上書きオプションにより、bot インポート時に他の bots から手動指定の依存関係が削除されていました。

Service Cloud ケース ID: 01911410、01920508

ファイルやフォルダーのフォルダー トリガーにドル記号 ($) を含むパスを選択すると、bot が正常に実行されます。以前は、ファイルやフォルダーのフォルダー トリガーに「$」を含むパスを選択すると、bot が失敗していました。

Service Cloud ケース ID: 01829534

ビルド 15443 (米国東部および米国西部地域専用): このビルドには、以下の修正が含まれています (以前のビルドからの修正も含まれています)。
上書きオプションを使用して、他の bots の手動指定の依存関係を持つ bot またはファイルをインポートする場合、インポート プロセスによって他の bots の依存関係が削除されることはなくなりました。

これまでは、上書きオプションにより、bot インポート時に他の bots から手動指定の依存関係が削除されていました。

Service Cloud ケース ID: 01911410、01920508

ビルド 15439 (日本地域専用): このビルドには、以下の修正が含まれています (以前のビルドからの修正も含まれています)。
Control RoomAutomation 360 v.26 リリースに更新することで、日本語の文字を含むグローバル値に割り当てられた値を正常に取得できるようになりました。

Service Cloud ケース ID: 01911093、01911209、01911190、01911116、01911259

ビルド 15436: このビルドには、次の修正が含まれています。
エラーなしで、デバイス プールからデバイスを削除できるようになりました。

以前は、デバイス プールからデバイスを削除すると、Control Room からは削除されましたが、DEPLOYMENT_ALLOCATION_QUEUE テーブルに残っていました。そのため、デバイスを削除することができず、エラーが表示されていました。

Service Cloud ケース ID: 01791502、1840575

[ここから実行] オプションを使用してデバッグ用の Bot editor ワークスペースから bot を実行する場合、および bot にセッション (ローカルまたはグローバル セッション) を使用するpackagesが含まれている場合、次のコンパイラー エラーが発生しなくなりました。「開いているセッションが見つかりません

Service Cloud ケース ID: 01080318、01759454、01785168、01790014、01786670

bot が同時にデプロイされるマルチユーザー環境で、すべてのユーザーの bot ランチャーのログが生成されるようになりました。

以前は、このような場合、すべてのユーザーの bot ランチャーのログは生成されていませんでした。

Service Cloud ケース ID: 01759506

スケジュールを設定したタスクを正常に一覧表示できるようになり、以下のエラーは発生しなくなりました。不明なタイム ゾーン ID:US-Pacific-New

以前は、サポートされていないタイム ゾーンを選択することはできましたが、このエラーが発生していました。

Service Cloud ケース ID: 01759074

Bot CreatorBot Runner の間でデバイスを共有している場合、スケジュールを編集しようとすると、更新された次のメッセージが表示されるようになりました。不明: プールが提供されていないため、すべての runAsUser で、デフォルトのデバイスが必要とされています。RunAsUser: [dprunner] にデフォルトのデバイスがないか、そのデバイスが Bot Creator と共有されています

以前、Bot CreatorBot Runner の間でデバイスを共有していた場合、スケジュールを編集しようとすると、次のような間違ったメッセージが表示されていました。デプロイ エラーが原因でオートメーションに失敗しました

Bot Agentをユーザー レベルからシステム レベルへ更新したときに、Recorderactionsまたは Google Chrome ブラウザのウィンドウ リストからオブジェクトをキャプチャできるようになりました。Windows の現在のユーザー レベル (HKEY_CURRENT_ USER) のレジストリ エントリを手動で削除する必要がなくなりました。

Service Cloud ケース ID: 00731155、00778022

デバイスに接続後、グローバル キャッシュの場所を無効なパスに設定すると、デバイスに対して監査ログのエントリが生成され、デフォルトのグローバル キャッシュ パスが使用されるようになりました。
注: 使用するデバイスやドライブに指定したパスによっては、デフォルトのキャッシュ パスの検証がサポートされない場合があります。
デバッグ モードで DataTable 変数を編集する場合、水平方向にスクロールして DataTable 変数のすべての列を表示できるようになりました。

Service Cloud ケース ID: 01818834

FTP / SFTP packageで、ファイル名にカンマ (,) やコロン (:) などの文字が含まれている場合でも、[ファイルを削除]、[ファイルを投入]、[ファイルを取得] などのactionsを使用して、bots を作成できるようになりました。

以前は、カンマ (,) やコロン (:) などの文字はファイル名でサポートされていませんでした。

Service Cloud ケース ID: 01772186

[実行] actionを使用して、Enterprise 11 Control RoomAutomation 360 から Enterprise 11.3.3 bot を実行できるようになりました。

以前は、デバイス V1 API がリリース 11.3.3 の空のフィルタで動作しなかったため、[実行] actionは v.11.3.3 では動作しませんでした。

Service Cloud ケース ID: 00825696、01747999

ODBC ドライバーで Excel または Access (Microsoft Office 2016 以降) エンジンに正常に接続できるようになりました。

以前は、ODBC ドライバーで Excel または Access (Microsoft Office 2016 以降) エンジンに頻繁に接続を試みると、bot の実行が断続的に失敗していました。

Service Cloud ケース ID: 01762290、01755335、01778149、01778899、01793064、01788154、01810754、01806851、01811703、1815437、01807133、01799364、01755642、01749480、01767869、01807133、01818989、01815300、01826839、01804882、01842384、01846477、01762300、01331003

複数のファイルを添付して E メールを送信した時に、添付ファイルのサイズが 24MB を超えている場合、bot では、タイムアウト エラーが発生する前に、120 秒間待機するようになりました。

以前は、大きなファイルを添付して E メールを送信した時に、添付ファイルのサイズが超過していた場合、bot の実行は 30 秒後に失敗していました。

Service Cloud ケース ID: 01763214

[接続] actionを使用して [EWS] プロトコルで接続した場合、次のシナリオでは、E メールの [送信] actionと E メールの読み取りで、改行文字付きで E メール メッセージの本文が出力されるようになりました。
  • bot を作成し、EWS サーバーに接続すると、[ループ] actionを使って E メールをテキスト メッセージとして読み取ってから、[ファイルに記録] actionを使用してテキストをファイルに記録します。
  • E メールを [送信] actionを使用して [EWS] サーバーに [OAuth 認証] で接続し、E メールを送信します。

Service Cloud ケース ID: 01770645、01780628

E メール packageで [すべて移動] actionを使用して EWS サーバーとの接続を確立する際に、移動先フォルダーの名前に , + , * , ? , ^ , $ , ( , ) , [ , ] , { , } , | , \ のいずれかの特殊文字が含まれている場合は、特殊文字の前にエスケープ文字としてバックスラッシュ (\) を使用します。

たとえば、移動先フォルダーの名前が "4) folder name" の場合は、"4\) folder name" と入力します。

Service Cloud ケース ID: 01803958

bot にエラーが含まれる場合、次のシナリオでは、Bot エラーで、[最終] ブロック内にエラーの正しいライン番号が表示されるようになりました。対応するactionの近くに [試行/最終] ブロックを追加する場合、さらに多くのactionsを [最終] ブロックに挿入してから、bot を保存して実行します。

マルチパート フォーム データとともに [Rest Web サービス] actionを使用して、ファイル名が日本語のファイルを正常にアップロードできるようになりました。

以前は、ファイル名が日本語のファイルの場合、ファイルのアップロードが動作しませんでした。

Service Cloud ケース ID: 01801767

Terminal Emulator packageを使用して、ターミナルに関連するタスクを問題なく実行できるようになりました。Start PC コマンド (STRPCCMD) がサポートされるようになったため、bot を実行すると、端末が STRPCCMD コマンドでアプリケーションを正常に開けるようになりました。

以前は、Terminal Emulator で STRPCCMD コマンドがサポートされていなかったため、Terminal Emulator で適切なキーを渡しても、bot は期待どおりのアプリケーションを開くことができませんでした。

Service Cloud ケース ID: 01816577

Terminal Emulator packageで [接続] actionを使用して、タスクを自動化するホスト マシンと接続できるようになりました。

以前は [接続] actionを使用すると、数台のターミナル ホストに黒い画面が表示されていました。

Service Cloud ケース ID: 01823081、01841800

移行後、[Excel の高度な操作] > [開く] actionを使用して、[アドインをロード] が有効な Excel ファイルを開き、bot を実行した場合、bot がエラーなしで正常に実行されるようになりました。

以前は、[アドインをロード] オプションが有効な一部の Excel ファイルが機能を停止し、ブックが予期せず閉じられたため、bot が失敗していました。

Service Cloud ケース ID: 00950745、01835066

[PDF] > [ドキュメントをマージ] actionを使用した場合、[ページ] フィールドで [全ページ] オプションを選択すると、複数の PDF ドキュメントのすべてのページが単一の PDF ドキュメントにマージされ、出力 PDF は、個々のソース ドキュメントからのブックマーク、リンク、レイヤー、添付ファイル、署名などのすべての属性を保持し、マージするようになりました。

Service Cloud ケース ID: 01792105

オペレーティング システムの言語が英語以外のコンピューター上でRecorderが失敗した場合、bot ランタイム エラーに関するメッセージがオペレーティング システムと同じ言語で表示されるようになりました。

以前は、オペレーティング システムの言語が英語以外のコンピューターでも、エラーメッセージが英語で表示されていました。

Service Cloud ケース ID: 01813050

画面解像度が 100% を超える場合でも、App Integrationpackageを使用して、ウィンドウのキャプチャ領域からテキストを正常に抽出できるようになりました。
Recorderで固有のテクノロジーを使用することにより、Google Chrome ブラウザで Windows 認証ダイアログ ボックスを自動化してキャプチャできるようになりました。
Bots は、Microsoft Access データベースのクエリを処理中に停止しなくなりました。

Service Cloud ケース ID: 01756390

Microsoft Edge がデフォルト ブラウザの場合でも、[ブラウザ] > [開く] actionで [新しいウィンドウ] オプションを使用することで、ローカル ファイルを開けるようになりました。

Service Cloud ケース ID: 01799784

bot の実行時に、新しいウィンドウのタイトルをウィンドウ変数に割り当てると、ウィンドウ変数が正しいウィンドウを検出するようになりました。

Service Cloud ケース ID: 01788466、01791773

以下のシナリオで、UI でコンパイル エラーが発生しなくなりました。
  1. Automation 360 v.23 以前でリリースされた Datetime packageを使用して、[日時] > [代入] actionを使用する bot を作成します。
  2. [変数] オプションを選択して、変数値を追加します。
  3. Automation 360 v.24 以降でリリースされたpackageを使用して bot を実行します。
Citrix マシンで起動されるアプリケーションからオブジェクトを正常にキャプチャできるようになりました。
注: この修正は、新しい Automation 360 リモート エージェントでのみ使用できます。このエージェントは、更新されたRecorder package (バージョン 2.8.6-20220823-160834) で使用できます。

Service Cloud ケース ID: 00831939

ウィンドウ変数にウィンドウ タイトルを代入する際、変数フィールドに空の正規表現値が含まれている場合は、bot によって検査が行われたうえで値が渡されるようになりました。今後は、以下のエラー メッセージが表示されるようになります。ウィンドウ「<ウィンドウ名>」を見つけることができません。指定された正規表現「<正規表現>」は無効です。変数「<変数値>」に有効な正規表現を指定してください。
[PDF] > [ドキュメントをマージ] actionを使用して複数の PDF ドキュメントをマージすると、Adobe Acrobat 内のすべてのフォーム フィールド属性がマージされ、出力 PDF ドキュメントが適切にレンダリングされるようになりました。

Service Cloud ケース ID: 01760279、01792301

[If] > [フォルダーが存在しない] 条件を使用してフォルダーが存在しないかどうかを判断する場合に、指定したフォルダーが存在していれば、bot によってフォルダーが正常に認識され、再度作成が試みられることがなくなりました。

以前は、入力フォルダー パスの先頭または末尾にスペースが存在していると、bot が既存のフォルダーを認識できず、フォルダーの作成を試みてエラーが発生していました。

Service Cloud ケース ID: 01466067

bot を移行して [HTML タグ]、[HTML InnerText]、および [HTML タイプ] プロパティを選択し、[検索条件] で HTML タイプ プロパティを選択した場合、bot が正常にオブジェクトを検索して特定し、選択したactionを実行するようになりました。

Service Cloud ケース ID: 00829817、01757049、01761452、01822711

Recorder packageで [プロパティを取得] actionを使用した場合に、上、左、高さ、幅のプロパティに正しい値が表示されるようになりました。
注: [プロパティを取得] actionは、クロスドメインの iframe 要素については正しい値を表示しません。

Service Cloud ケース ID: 01251758

日本語で Windows 10 オペレーティング システムを使用した場合に、AISense Recorder packageが想定どおりに動作するようになりました。UTF-8 が有効になったため、回避策を使用する必要がなくなりました。

Service Cloud ケース ID: 01821267、01822433

2.8.0-20220601-034227 以降のバージョンのRecorder packageを使用した場合に、自動化された botGoogle Chrome および Microsoft Edge ブラウザで HTML InnerText プロパティの正しい値を返すようになりました。

Service Cloud ケース ID: 01257098、01754795、01791073、01787461、01813080、01846403

WLM キューで、日付が YYYY-MM-DD として、正しいフォーマットで表示されるようになりました。

以前は、この日付は years ago フォーマットで表示され、CSV ファイル内の日付形式と一致せず、混乱を招いていました。

マルチテナント環境で、いずれかのテナント内で作業項目ファイルをキューにアップロードした場合、[進行中] タブで、対応するテナントにのみ正しいファイル アップロード ステータスが表示されるようになりました。

以前は、[進行中] タブには、すべてのテナントのアップロード ステータスが表示されていました。

WLM オートメーションの進行中に、そのオートメーションを作成したユーザーを管理者が削除することができなくなりました。

以前は、オートメーションを作成したユーザーを削除することができました。このユーザーを削除すると、そのオートメーションを別のユーザーが一時停止または再開することができませんでした。

WLM オートメーションを停止したときに、作業項目が実行準備完了状態のままにならず、[新規] 状態に移行されるようになりました。

以前は、WLM オートメーションを停止すると、いくつかの作業項目が実行準備完了状態のままになり、削除できませんでした。

v.25 より前のバージョンで [管理] > [設定] > [デバイス] > [詳細オプション] 設定の構成フィールドを変更した後、Control Room を v.25 に更新すると、[グローバル キャッシュの場所] はデフォルトの C:/ProgramData/AutomationAnywhere/GlobalCache 値に設定されるようになりました。

このような場合、以前は、[グローバル キャッシュの場所] フィールドに値が表示されず、混乱を招いていました。

Service Cloud ケース ID: 01869048

[Bot を実行] オプションを使用して、[アクティビティ] > [履歴] > [表示] ページでアクティビティを bot で実行すると、bot は正常に実行されるようになりました。

以前は、このような場合に bot の実行が失敗してエラーになりました。

インポートする bot に手動依存関係が含まれるとき、上書きオプションの場合に、インポート プロセスによって手動の依存関係が削除されるようになりました。

以前は、bot のインポート時に、手動依存関係は上書きオプションの場合に削除されませんでした。

Service Cloud ケース ID: 01813452

bot をフォルダーにインポートするときに、名前が同じで大文字と小文字が異なるフォルダーがすでにリポジトリ内に存在する場合、bot のインポートはエラーで失敗するようになりました。

以前は、このような場合に bot のインポートが成功していましたが、フォルダー パスが間違っていたため、インポートされた bot は実行時に失敗していました。

Service Cloud ケース ID: 01270324、01816507

これで、公開ワークスペースのすべてのフォルダーに問題なくアクセスできるようになりました。

これまでは、公開ワークスペースのフォルダーに bot をインポートして複製し、そのフォルダーにアクセスしようとすると、エラーが発生し、フォルダーにアクセスできなくなる場合がありました。これは、bots ディレクトリに 2,100 個以上のフォルダーがある場合に発生します。

Service Cloud ケース ID: 01852748

Enterprise 11 から Automation 360 に更新したり、以前のバージョンの Automation 360 を新しいバージョンに更新したりすると、先に定義されたグループ マッピングは、データベース内でマッピング エントリの識別名 (DN) 列が空のときでも、保持されます。

これまでは、以前に定義されたグループ マッピングの一部は、DN 列の値が空であるため削除されていました。

Automation 360 v.22 以降に更新した後、Repository Management (v2/repository/file/list) API は正しいファイル サイズを応答出力として返すようになりました。

以前は、Repository Management (v2/repository/file/list) API は応答出力でファイル サイズ 0 を返していました。

Service Cloud ケース ID: 01151460

Azul Zulu JDK がバージョン 11.0.15+10 に更新されました。以前のバージョン (11.0.14+9) には、いくつかの脆弱性がありました。

このバージョンの共通脆弱性識別子 (CVE) は、以下のとおりです。CVE-2022-34169、CVE-2022-21540、CVE-2022-21541、CVE-2022-21549、CVE-2022-34169

Service Cloud ケース ID: 01854652、01868897、01857973、01854652、01887083

フォルダー作成 API オプションでフォルダーを作成する際、フォルダー名の最初の文字として空白を使用することができなくなりました。この空白は、自動的に削除されます。

たとえば、フォルダーを作成する場合、名前を「セールス」と入力すると、ファイル名が「セールス」のフォルダーが作成されます。

注: このリリースに更新される前は、フォルダー名の先頭が空白のフォルダーを作成した場合、問題なくエクスポートできました。ただし、そのフォルダーのインポートはサポートされていませんでした。このリリースに更新した後、この問題を解決するには、エクスポートされたパッケージを解凍し、manifest.json を開き、マニフェスト内の空白スペースとフォルダー名をすべて削除してください。これにより、パッケージを zip 圧縮して再度インポートすることができます。

制限事項

Microsoft Access データベースに JDBC で接続し、データベース パスを指定した場合、クエリで以下の特定の集計関数を使用すると、bot を実行したときにエラーが発生します。
ASC, ATN, SQR, CBOOL, CCUR, CDATE,
CDBL, CDEC, CDATE, CDBL, CINT, CLONG, CLNG,
CSIGN, CSTR, CVAR, DATEADD, DATEDIFF, DATEPART,
DATESERIAL, DATEVALUE, FORMAT, IIF, INSTR, INSTRREV,
ISDATE, IsNull, ISNUMERIC, LEFT, LEFTS, LEN, MID,
MONTHNAME, DATE, NOW, NZ, SIGN, SPACE, STR, TIME, VAL,
WEEKDAYNAME, WEEKDAY, STRING, TIMESERIAL, CONCAT
回避策:
  1. [管理] > [設定] > [デバイス] > [詳細オプション] > [Bot launcher JVM オプション] に移動して、次のように値を設定します。-Dhsqldb.method_class_names=net.ucanaccess.converters*
  2. Automation Anywhere Bot Agent サービスを再起動します。
外部キー Vault の統合が Oracle Database ではサポートされていません。
[スケジュールをもう一度再デプロイ] オプションでは、定期的に実行されなかったすべてのスケジュールが再デプロイされるわけではありません。また、[進行中] タブには、定期的に実行されなかったスケジュールのエントリが 1 つだけ表示されます。
IQ Bot ユーザーとして、プロセスの最新バージョンのみをチェックアウトすることができます。バージョン チェックは、Git バージョンではなく、Automation Anywhere ファイルのバージョンに基づいて行われるため、以前のバージョンのプロセスをチェックアウトすることはできません。

Control Room の OAuth2 構成設定は、現時点で OAuth2 サービスに接続することはできません。Oauth2 と当社のパートナー アプリケーションの統合を計画されているお客様は、11 月までにサービスを利用できるようになる予定です。

Oracle Database環境では、Git バージョンではなく Automation Anywhere ファイルのバージョンに基づいてバージョン チェックが実行されるため、[公開] フォルダー内のチェックイン済み bot は表示できません。

回避策: チェックイン済みの bot を [公開] フォルダー内で表示するには、[更新] ボタンを使用して [オートメーション] ページを手動で更新する必要があります。

Oracle Database 環境では、キュー内の作業項目の数値形式とソート順序を選択して、[キューを使用して Bot を実行] オプションを使用して bot を実行すると、キューはデプロイされません。また、[監査ログ] または [アクティビティ] ページにもエラーは表示されません。

Unattended Bot Runners を使用している定期的な自動化、またはスケジュールされた自動化については、次のシナリオの場合、bot デプロイはキューに登録済みの状態のままになり、[進行中] ページに蓄積されます。
  • デバイスがダウンしているか使用できない場合。
  • 実行ユーザーが bot の実行でビジーの場合。
デプロイ状態でないデバイスについては、キューに登録済みの bots の数が 500 に達した場合、すべてのデバイスまたはすべての実行ユーザーの bot デプロイがブロックされます。
回避策: ブロックされたデプロイを実行するには、次のいずれかのアクションを実行します。
  • [進行中] ページでキューに登録済みのジョブを選択し、[履歴] ページに移動します。
  • Bot Runner デバイスを再接続します。
[Excel の高度な操作] > [開く] actionを使用している、公開ワークスペース内の bots に対して [Bot をデフォルト パッケージ バージョンに更新] オプションを使用してデフォルトのパッケージ バージョンを設定すると、Task Bots でセッション名とファイル パスの値が表示されません。
回避策: 次のいずれかの回避策を実行します。

Service Cloud ケース ID: 01905290、01882083、00712719、00728499、00737694、00803673、01255722、00838604、00772147、01760236、01762679、01771416、01761859、01782588、01778220、01784255、01789551、01809167、01818690、01831969、01813413、01287311、01923711、01927867

SAP BAPI packageで標準ワークフローを実行すると、エラーが発生します

回避策: SAP BAPI を実行するには、[関数を作成]、[フィールド値を設定]/[フィールド値を取得]、[構造を設定]/[構造を取得]、[テーブルを設定]/[テーブルを取得] actionsを組み合わせて、関数実行呼び出し (RFC) を使用します。

Recorder packageの 2.6.1-20220428-010714 以降のバージョンを使用して、Microsoft Edge ブラウザで Web ページを自動化する場合、Recorderは JavaScript アラート、プロンプト、確認用ポップアップ ウィンドウでクリックまたは左クリックactionsを実行できない場合があります。

回避策: クリック actionsを正常に実行するには、Recorder packageを 2.5.4-20220309-151830 バージョンまたはそれ以前にダウングレードします。

Microsoft Edge ブラウザで [ブラウザ] > [閉じる] actionを使用して、開いているタブまたはウィンドウを閉じており、開いている Microsoft Edge ブラウザ ウィンドウが 1 つだけになった場合、bot で次のエラーが発生します。タブを閉じている際にエラーが発生しました

Google Chrome または Microsoft Edge ブラウザで bot を使用する場合、IfLoop、または Wait actionを使用して、[ブラウザ] タブのアクティブなタブのリストから Web ページを選択し、ブラウザのウィンドウを閉じ、bot を実行します。bot を実行すると、タイムアウト値に関係なく、ブラウザで Web ページを開くのに 2 分間かかる場合があります。

回避策: IfLoop、または Wait actionを [If] ブロックの内側に移動し、同じブラウザ アプリケーションで [アプリケーションは実行中です] 条件を使用して、ブラウザが実行されているかどうかを確認します。
Oracle で SYS_REFCURSOR を返すストアド プロシージャを実行すると、[ストアド プロシージャを実行] actionでカーソルが閉じません。結果的に、最大カーソル制限に達した後、このactionはエラーになります。

[XML コマンド] > [1 つのノードを取得] を含む bot を移行すると、移行後に bot で次のエラーが発生します。「[1 つのノードを取得] コマンドの実行中に XPath でノードが見つかりませんでした

回避策: XPath 式の始まりが (/) でない場合は、“/“ で始まる XPath を適用して、実行時に、変更がスキップされるようにできます。あるいは、望ましい結果が得られるように XPath 式を作成できます。
デバッグ モードで bot を実行しているとき、変数サイズが 3MB を超えると bot が失敗します。変数が 3MB の制限を超えたことを示すエラー メッセージが表示されます。
[ブラウザ] > [開く] actionを使用して、Google Chrome および Microsoft Edge ブラウザでのブラウザ ウィンドウの実行を自動化した場合、ブラウザ ウィンドウで [その他のツール] > [ウィンドウに名前を付ける] オプションを選択し、bot の実行中にこのウィンドウのタイトルを更新した後、ウィンドウ タイトルが更新された bot を実行しようとすると、その bot は失敗することがあります

App Integration packageactionsを使用してウィンドウからテキストを抽出する場合、bot は、Windows 11 オペレーティング システムの新しい UI を検出し、テキストをキャプチャできない場合があります。

回避策: Windows 11 オペレーティング システムで従来の古い UI を有効にします。「 Restore Old Classic Notepad in Windows 11」を参照してください。

/v2/repository/file/list を使用すると、応答には、ユーザー ロールによって制限された Bot がリストされます。AAE_Admin としてこの API を使用する場合は、応答で非公開リポジトリからの Bot を表示することができます。一方、Bot Creator としてこの API を使用する場合は、応答でシステム Bot (レコーダー) を表示することができます。

回避策: /v2/repository/workspaces/{workspaceType}/files/list を使用します。
コマンドプロンプト API を使用すると、[Bot エージェントを再インストールすることなく、デバイス (シングル ユーザー) を別の Control Room に切り替えることを許可する] オプションが無効になっている場合でも、デバイス登録を切り替えることができます。
Automation 360 v.25 から新しいバージョンに更新した場合、Control Room でコード分析を有効にした場合でも、ポリシーで設定されたルールが更新後に保持されません。

回避策: 更新する前に、Automation 360 v.25 で有効になっていたルールをメモしておき、新しいバージョンに更新した後にそれらのルールを再度有効にすることをお勧めします。

lockerを作成する際に、locker マネージャーや参加者を追加することができなくなります。

回避策: lockerを作成したら、lockerを編集し、locker マネージャーと参加者を追加します。

Service Cloud ケース ID: 02004160

非推奨になる機能

非推奨の、または非推奨になる予定の (Automation Anywhere またはサードパーティ ベンダーから提供されている) 機能を確認し、それらがオートメーションにどのような影響を与えるかを把握します。
Automation Anywhere Mobile アプリの非推奨化

Automation Anywhere Mobile アプリは 2022 年 7 月をもって非推奨となり、iOS および Android の今後のバージョンに合わせて更新されません。今後はモバイル アプリは利用できず、サポートも提供されません。現在のところ、代替製品は提供されていません。

Tesseract OCR v3 の非推奨化

Tesseract OCR バージョン 3 は、2022 年 9 月をもって非推奨となっています。Tesseract OCR バージョン 3 を使用してラーニングインスタンスを作成した場合は、Automation 360 v.26 に更新する前に、代替の OCR (Tesseract4 OCR を含む) を使用してラーニングインスタンスをトレーニングすることをお勧めします。

Tesseract OCR v3 の非推奨について

IQ Bot Extraction packageの非推奨

IQ Bot Extraction packageは、2022 年 9 月をもって非推奨となりました。Automation 360 v.26 の一環として、IQ Bot が請求書データ抽出用の事前トレーニング済み機械学習モデルをサポートしなくなりました。

IQ Bot Extraction packageからDocument Automationに Bot を移動するには、「IQ Bot Extraction package」を参照してください。

Automation Anywhere for Excel の非推奨

Automation Anywhere for Excel は、2022 年 1 月をもって非推奨となりました。このプラグインは、製品としてダウンロードすることができません。ただし、現在この製品をご利用のお客様については、引き続きサポートが提供されます。

Microsoft Excel 用のプラグインとしての代替製品は提供されていません。Automation Anywhere for Excel の場合、このアクションは Excel アプリケーション内からトリガーされていました。しかし、その代わりに、新規のお客様については Automation 360 Automation Workspace で Excel 用に bots を開発し、入力変数を使用して bots が操作するファイル名、ワークシート、範囲を指定できます。このアクションは、Automation Anywhere for Excel では Excel アプリケーション内からトリガーされていましたが、Automation Anywhere Control Room から実行されるようになりました。

G-Suite Apps packageの非推奨

G-Suite Apps packageは 2022 年 9 月をもって非推奨となり、[接続] および [接続解除] actionsを使用して Google サーバーへの接続を確立し、タスクを自動化できなくなりました。

推奨: 特定の G-Suite アプリケーションの場合、G-Suite Apps packageの機能は次の G-Suite packagesで使用可能になりました。
  • Google Drive
  • Google Calendar
  • Google Sheets
タスクを自動化するには、適切な G-Suite packageで、対応する [接続] および [接続解除] actionsを使用します。