バタフライ マイニング実行の作成

バタフライ マイニング実行タイプは、その画面に出入りするフローを示しています。このタイプを使用して、この画面を含むすべてのパスと、その画面の前後のステップを識別します。

手順

  1. [データ] > [マイニング実行] の順に移動します。
  2. [新規] をクリックし、[詳細] タブに移動して、次の情報を入力します。
    フィールド 説明
    マイニング レベル [スクリーン署名] が選択されていることを確認します。
    マイニング タイプ [バタフライ] が選択されていることを確認します。
    フィルタ このマイニング実行に含める記録画面をフィルタリングするルールを作成します。
    中央のスクリーン署名: スクリーン署名 すべてのパスに含まれる必要があるスクリーンを指定します。

    スクリーン署名は、各録画画面に割り当てられる説明的な名前です。[データ] > [イベント] タブから、スクリーン署名を表示し、検索できます。

    中央のスクリーン署名: 署名ラベル

    フィールド: ユーザーが操作したフィールドの名前

    コントロール キー: ユーザーが押したキーボードやマウスの操作キー (左クリックや「Enter」 など)。

    [データ] > [イベント] ページでフィールドやコントロール キーのデータを確認できます。

    スクリーン署名 (任意) を含める必要があります パスに含まれる必要がある追加のスクリーン署名を含めます
    中央より前のイベント数 パスの中に含める中央の画面の前のステップ数
    中央より後のイベント数 パスの中に含める中央の画面の後のステップ数
    プロセス数 固有のスタート画面の最大数を設定します
    パス数 合計パス数の最大数を設定します
    開始戦略 開始画面を指定しない場合、Process Discovery は次のいずれかのアルゴリズムを使用して、開始画面の候補を決定します。
    • 依存関係: 特定のイベントが、あるイベントから他のイベントにつながる場合や、その他多くのイベントにつながる頻度に基づいた統計モデルを使用します
    • 頻度: 指定されたフィルター ルールのイベント ログに最も頻繁に表示されるスクリーン署名を返します。
    • 双方向性: 画面の一意の出現回数と操作量との比率を使用して、出だしの好調な候補を特定します。
    • コピー ペースト: コントロールを観察して、最も頻繁にコピーされている画面を特定します。
    パス フィルター
    • 頻度: 出現頻度の合計でパスをランク付けします。
    • レーベンシュタイン: 頻度と他の頻繁に出現するパスとの類似性に基づいてパスをランク付けします。
    • 重複排除: 一意のパスで最初に出現する画面のみを含み、その結果に対してデフォルトのフィルタリングを実行します。たとえば、画面のプロセス フローが [A -> B -> A -> C] となっている場合は、[A -> B-> C] に変換されます。
  3. [作成して実行] をクリックします。
    Process Discovery はマイニング実行を実行します。マイニング実行の所要時間は、データ セットのサイズによって異なります。出力は、選択した署名画面を介するパスを視覚的に表現するサンキー チャートです。表示されたサンキー チャートの例

次のステップ

マイニング実行で特定されたプロセスを確認します。「プロセスを分析して優先順位を付ける」を参照してください。