基本認証の Gmail の E メール アクションを使用するオートメーションのスキャン

Automation 360 Bot Scanner を使用して、E メール パッケージおよび E メール トリガーの [接続]、[送信]、[転送]、[返信]、[全員に返信] アクションに基本認証モードを使用している Gmail を使用しているオートメーションをスキャンできます。

  • Control Room への接続で使用されるユーザーの資格情報に、Bots フォルダーで [コンテンツを表示] する権限があることを確認します。

    Bot Scanner ユーティリティは、これらの資格情報を使用して Control Room に接続します。

  • Bot Scanner を使用するための次のシステム要件を満たしていることを確認します。
    • ハードウェア要件
      プロセッサー 2.66Ghz 以上 (64 ビット)
      RAM 2 GB 以上
      ディスク空き容量 200 メガバイト
    • ソフトウェア要件

      オペレーティング システム: Windows 7 以降 (32 ビットまたは 64 ビット)

手順

  1. Automation Anywhere サポート サイトから最新バージョンの Bot Scanner をダウンロードします。EOL 機能用 Automation 360 Bot Scanner v33
  2. ダウンロードした zip ファイルからファイルを展開し、Automation_360_Bot_Scanner_For_EOL_Features.exe 実行可能ファイルをダブルクリックしてユーティリティを実行します。
  3. [Bot Scanner] ページで、ドロップダウン リストをクリックし、[基本認証で Gmail の E メール アクションを使用している Bot] を選択して、E メール サーバーに Gmail を使用するオートメーションを選択します。
    Gmail を自動化するために基本認証を使用しているオートメーションをスキャンする
  4. [続行] をクリックします。
  5. [Automation 360 Bot Scanner EOL 機能] ページで、以下の手順を実行します。
    1. 接続先の Control Room URL を入力します。
    2. Control Room で構成された認証タイプに基づいて、[認証タイプ] フィールドで、次のいずれかの認証方法を選択します。
      認証タイプ ステップ
      Active Directory
      1. [ユーザー名] (ドメイン\\ユーザー名) を入力します。
      2. [パスワード] ( ドメイン ユーザー パスワード) を入力します。
      データベース
      1. [ユーザー名] (Control Room データベース ユーザー名) を入力します。
      2. [パスワード] (Control Room データベース ユーザー パスワード) を入力します。
      シングル サインオン
      1. [ユーザー名] を入力します。
      2. [API キー] を入力します。
    3. [テスト接続] をクリックします。
      接続成功または接続失敗メッセージが表示されます。接続に失敗した場合は、資格情報を確認します。
    4. [送り先パスを選択] フィールドに、生成されたレポートを保存する場所を入力します。
    5. [Bot をスキャン] をクリックします。
      Control Room への接続とレポートのダウンロード先パスの選択
    スキャナーにより Control Room リポジトリ内のすべてのオートメーションがスキャンされます。スキャンが完了した後、レポート (.CSV ファイル) が選択した保存先に確認できるように保存されます。
    • 出力先フォルダーにすでに .CSV ファイルが存在する場合、以前の .CSV ファイルの削除を促すメッセージが表示されます。[続行] をクリックすると、新しい .CSV ファイルが生成されます。
    • 以前の .CSV ファイルが使用中の場合は、ファイルを削除できないことを示すメッセージが表示されます。ファイルを閉じて [Bot をスキャン] をクリックします。
  6. [レポートを開く] をクリックして、レポートを分析します。
    レポートには、次の詳細が含まれています。
    • タスク Bot 名: タスク Bot の名前です。
    • ライン番号: 基本認証を使用している [接続]、[送信]、[転送]、[返信]、または [全員に返信] アクションのライン番号です。

      [E メール トリガー] では、ライン番号は空になります。

    • パッケージ および アクション 名: Gmail を自動化するために基本認証を使用している E メール パッケージおよびアクションです。
    • 検索されたテキスト: 各アクションの Gmail サーバーのホスト名またはドメイン名。
    • アクションとレビューのメッセージ: この情報を使用することにより、基本認証オプションを使用している、対応するアクションに対して実施する必要があるアクションや、確認が必要な情報を把握することができます。

      基本認証で Gmail を使用したオートメーションのためのメッセージのスキャン」を参照してください。

    • タスク Bot パス: オートメーションがあるリポジトリへのパスです。

次のステップ

E メール パッケージおよび E メール トリガーで影響を受けるオートメーションを特定したら、影響を受けるオートメーションを Bot エディターで編集して、基本認証を [Control Room マネージ] OAuth2 認証モードで置き換えます。オートメーションをテストし、結果が同じであることを確認します。