Control Room 診断ユーティリティの使用

Control Room 診断ユーティリティを使用すると、Control Room のログ、イベント ビューアーのログ、およびシステム情報を指定した期間取得し、Control Room 関連の問題のトラブルシューティングを行うことができます。

診断ユーティリティは On-Premises Windows 環境専用であるため、マシンに Control Room がインストールされていることを確認してください。必要な情報を収集するためには、Control Room クラスターの各ノードで独立してユーティリティを実行する必要があります。

手順

  1. 昇格された権限 ([管理者として実行]) で、Windows のコマンド Promptを開きます。
  2. Control Room のインストール パスに移動します。
    Control Room のデフォルトのインストール パスは、次のとおりです。
    C:\Program Files\Automation Anywhere\Automation360
  3. 次のコマンドを使用して、Control Room 診断ユーティリティを実行します。
    "C:\Program Files\Automation Anywhere\Automation360\jdk11\bin\java" -jar crdiagnosticutility.jar [OPTIONS]
    注: Java 開発キット (JDK) は、Control Room にバンドルされ、デフォルトの場所は次のとおりです。
    "C:\Program Files\Automation Anywhere\Automation360\jdk11\bin\java"
  4. 次の表は、診断チェックを実行するためのオプションを示しています。
    オプション 説明
    -collectLogs Control Room の複数ログをキャプチャすることで、問題に関する情報収集にかかる時間を短縮します。ログは、ユーティリティを実行しているマシンに zip ファイルとして収集されます。

    ログは、Control Room の設定済みログ ディレクトリに保存されます。たとえば、デフォルトのログ ディレクトリは C:\ProgramData\AutomationAnywhere\Logs\ です。圧縮ファイルは C:\ProgramData\AutomationAnywhere\Logs\CR_logs_<datetimestamp>.zip に作成されます。

    Control Room 診断ユーティリティを使用する際は、以下の点を確認します。
    • セキュリティ イベントの Windows ログをキャプチャするには、管理者または昇格された権限でユーティリティを実行します。昇格された権限なしでユーティリティを実行すると、アラートが表示されます。
    • ストレージ領域を確保するため、デバッグの後に zip ファイルを削除してください。