特定の [E メール] アクション は [ループ] アクション 内で使用する必要があります。[メール ボックス内の各メール] 反復子を使用して、特定のパラメーター内のすべての E メールに対して アクション セットを繰り返します。
前提条件
まず、E メールサーバーに接続します。E メール パッケージの [接続] アクションの使用
Microsoft Outlook との接続を確立すると、E メール メッセージは共有メールボックスから処理されます。Outlook アプリケーションで共有メールボックスが設定されていることを確認します。
注: この機能は、Outlook の場合のみサポートされます。
ループ内では、以下の E メール アクション を使用する必要があります。
- ステータスの変更
- 削除
- 添付ファイルを保存
- E メールを保存
E メールは、受信ボックス フィールドにリストされているフォルダーの順序に基づいて取得されます。各フォルダー内において、E メールは受信日時に基づき、後入れ先出し (LIFO) 順で取得されます。また、次のフィールドにフィルタを適用することもできます。
- E メールの種類: [すべて]、[既読]、[未読]
- 件名
- 特定のフォルダーから
- 特定の送信者から
- 受信日が指定日より前、指定日と同じ、指定日より後
手順
E メール アクション をループ内で使用するには、以下の手順に従います。
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[アクション] パレットで、[ループ] パッケージの [ループ] アクションをダブルクリックまたはドラッグします。
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[反復子] リストから、[メール ボックス内の各メール] オプションを選択します。
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[セッション名] フィールドには、[接続] アクションで E メール サーバーとの接続に使用したセッション名を入力します。
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[すべて]、[既読]、[未読] オプションを使用して、E メール サーバーから取得する E メールの種類を指定します。
注: POP3 プロトコルを使用する E メール サーバーの場合は、すべての E メールが取得されます。
- オプション:
メールを取得するフォルダーを指定します。
- オプション:
[次の件名に含まれる場合] フィールドには、取得する E メールの件名に含まれている値を指定します。
複数の文字列をセミコロンで区切って入力することができます。複数のテキストをセミコロンで区切って指定した場合、任意のテキストまたはテキストの組み合わせで E メールが取得されます。例: [Subject]=[Automation Anywhere]
: このフィルタは、件名テキストに「Automation」または「Automation Anywhere」が含まれている E メールを検索して取得します。
Microsoft Outlook サーバーまたは E メール サーバーを使用しているパッケージ バージョン 3.13.1-20220713-173156 以降の件名フィルタの動作については、「E メール移動時の件名フィルタの仕組み」を参照してください。
- オプション:
[特定の送信者から] フィールドには、取得する E メールのアドレスを指定します。
- オプション:
[受信日が指定日以降] リストから、特定の日付以降の E メールのみを取得するオプションを選択します。
- オプション:
[受信日が指定日以前] リストから、特定の日付以前の E メールのみを取得するオプションを選択します。
手順 6 ~ 9 で値を指定すると、条件を満たす E メールのみが取得されます。たとえば、ステップ 5 で「Bank」、ステップ 6 で「Statement」、ステップ 7 で「abcbank@xyz.com」を指定した場合は、「Bank」フォルダーから、件名に「Statement」が含まれ、E メール アドレス abcbank@xyz.com から送信されたメールが取得されます。
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次のオプションのうちいずれかを [ローカルのタイムゾーンを使用] から選択します
- 真: E メールの受信日時はローカル タイム ゾーンで表示されます。
- 偽: E メールの受信日時は UTC タイム ゾーンで表示されます。
- 変数: Boolean 変数を入力します。
- オプション:
[現在の値を変数に代入] リストで、ディクショナリ変数を選択するか作成します。
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[保存] をクリックします。
[メッセージ ボックス] アクション を [ループ] コンテナに挿入して、各 E メールの件名を出力します。次のメッセージ本文を使用して、手順 10 で使用した汎用の変数名に代入します。$dictionaryVar{emailSubject}$