Bot を実行

Bot を作成したら、自動化されたプロセスをテストするためにそれを実行することができます。

[オートメーション] ページの [Run] ウィザードには、以下のオプションがあります。
  • すぐに実行

    このトピックでは、[すぐに実行] ウィザードで利用可能なさまざまなオプションを使用して、利用可能な Bot を実行する方法について詳しく説明します。

  • スケジュール

    Bot を作成したら、日付と時間を指定して実行することができます。詳細については、「Bot をスケジュール設定」を参照してください。

  • キューを使用して実行

    さまざまな Bot Runners にわたって利用可能なすべての作業項目を、単一または複数のデバイス プールを通じてまとめて処理できます。詳細については、「[キューを使用して実行する] の使用」を参照してください。

  • イベント トリガーで実行

    事前定義済みのアクションまたはイベントを Bot に追加した場合、このウィザードを使用して、特定のユーザーまたはロールをこの Bot に関連付けます。詳細については、「イベント トリガーの追加」を参照してください。

手順

  1. Control Room にログインします。
  2. 公開ワークスペースの左側のペインで、[オートメーション] をクリックします。
    使用可能な Bots とフォームのリストが表示されます。
  3. 実行する Bot を選択します。
    Bot の名前の右側にあるアクション メニュー (縦の 3 点リーダー) にカーソルを合わせ、[タスク Bot を実行] をクリックします。

    ご使用のデバイスにオプションの Bot エージェント の更新がある場合、ユーザー セッションごとに 1 回、または Control Room からログアウトしてログインしたときに、「Bot エージェント に更新があります」というメッセージが表示されます。
    Bot エージェントのオプション更新ダイアログ ボックス
    • デバイス上に Bot エージェント をダウンロードして最新バージョンに更新するには、[ここをクリック] のリンクを使用します。
    • 更新を中止し、デバイス上の既存の Bot エージェント バージョンで継続するには、[更新なしで続行].をクリックします。
  4. [オートメーションと依存関係] タブで、実行する Bot のバージョンを選択します。
    • (オプション) [オートメーション ファイル] フィールドの [選択] ボタンをクリックして、別の Botを選択します。
    • [以下でオートメーションと依存関係を実行] フィールドで、次のいずれかのオプションを選択します。
      • 最新バージョン: Bot の最新バージョンを選択する場合。

        デフォルトでは、最新バージョンの Bot が選択されています。親 Bot に本番環境ラベルのオプションを選択した場合、本番環境ラベル付きの対応する依存関係にある Bots も自動的に選択されます。依存関係にある Bots に本番環境ラベルが適用されていないものがある場合、Bot の最新バージョンが選択されます。

      • 本番環境ラベル: 選択された Bot とその依存関係を、利用可能な本番環境ラベルのいずれかを使用して実行する場合。
  5. [次へ] をクリックします。
  6. 以下の場合、[実行ユーザー] タブを使用します。
    • [利用可能な実行ユーザー] テーブルのリストからユーザーを選択し、下矢印をクリックして選択内容を追加します。

      選択したユーザーは [選択済み] テーブルにリストされます。上矢印を使用して、選択したユーザーを削除できます。

    • [使用する実行ユーザー数を定義する] フィールドで、以下のいずれかを選択します。
      • すべての実行ユーザー: オートメーションの実行中に、[選択済み] テーブルで利用可能なすべてのユーザーを実行ユーザーとして指定するには、このオプションを選択します。
      • 実行ユーザーの数をカスタマイズする: 特定の数のユーザーを [選択済み] テーブルから提供して実行ユーザーとして使用するには、このオプションを選択します。

        たとえば、[選択済み] テーブルに 5 人のユーザーがいて、そのうち 3 人だけを実行ユーザーとして使用する場合は、「3」と入力します。テーブルの上から 3 人のユーザーは、オートメーション実行時に実行ユーザーとして使用されます。

  7. [次へ] をクリックします。
  8. [デバイス プール] タブで、[利用可能なデバイス プール] のリストからプールを選択します。
    コンシューマー ロールを持つデバイス プールのリストが表示されます。選択した Bot Runner ユーザーの中に Bot 実行 (デフォルト) デバイスが設定されていないユーザーがいる場合のみ、デバイス プールを選択してください。
  9. [次へ] をクリックします。
  10. オプション: [回復性の設定] タブを使用して、次のオプションを変更します。
    • Bot の実行時にポップアップを表示しないようにする場合は、[ポップアップ処理] フィールドで [想定外のポップアップを無視] チェックボックスをオフにします。

      このオプションは、デフォルトで有効になっています。このオプションを無効にすると、Bot の実行中に想定外のポップアップが表示された場合は、オートメーションが影響を受けたり、実行時間が遅延したりする可能性があります。

    • [Bot 実行記録] フィールドで、次のオプションを変更します。
      • Bot 実行記録を保存: Bot の実行が記録されないようにするには、このチェックボックスをオフにします。
      • 記録設定: オートメーションの記録を選択した場合は、さらに Bot の実行を記録するための次のオプションのいずれかを選択できます。
        • 失敗した実行のみ: 記録は、オートメーションの実行が失敗した場合にのみ保存されます。
        • すべての Bot 実行: 記録は、実行の成否にかかわらず保存されます。
      注: オートメーションの実行を記録できるようにするには、エンタープライズプラットフォーム ライセンスが必要です。ライセンスの詳細については、Automation Anywhere のアカウント担当者にお問い合わせください。
  11. オプション: [一般] タブを使用して、以下のオプションのデフォルト設定を変更します。
    • 名前: Bot を編集するか、名前を変更します。
    • オートメーションの優先度: ドロップダウン メニューをクリックして、オートメーションの優先度を設定します。

      [] はデフォルトのオートメーションの優先度です。この優先度に応じてオートメーションがデプロイされるように変更できます。

    • [Bot 実行ウィンドウを隠す] チェックボックスをオフにします。

      このオプションはデフォルトで有効になっており、Bot 実行の進捗ウィンドウを非表示にします。この機能を無効にすると、Bot の開始時に進捗ウィンドウが表示されます。

  12. [すぐに実行] をクリックします。
    注: [マイ設定] からデバイスの資格情報を設定していない場合は、Bot を実行するためにデバイスの資格情報を入力するよう求められます。