[列タイプを変更] アクション

データ テーブル パッケージの [列タイプを変更] アクションを使用すると、列のデータ型を変更できます。

設定

  • [データ テーブルを選択] ドロップダウン メニューをクリックし、既存のデータ テーブルを選択します。

    既存のデータ テーブルがない場合は、[変数を作成] アイコンをクリックして作成します。

  • [列の選択に使用] フィールドを使用して、次のいずれかのタブを選択します。
    • 名前: 列名を入力します。
    • インデックス: 列インデックスを入力します。

      たとえば、最初の列に値を設定するには、「0」と入力します。

  • [新しい列データ型を選択] ドロップダウン メニューをクリックし、列のデータ型として以下のオプションのいずれかを選択します。
    • 数字
    • Boolean
    • 文字列
    • 日時
      [日時] を選択すると、事前定義の形式を選択するか、カスタム フォーマットを指定することで値の書式を設定できます。
      注: 入力データ テーブル変数に適用するフォーマットを指定するには、定義済みのフォーマット リストからオプションを選択するか、カスタム フォーマットで値を入力します
  • [結果を変数に保存] ドロップダウン メニューをクリックし、既存の変数を選択します。

    ソースのテーブル変数を選択して値を上書きするか、別のテーブル変数を選択します。

この例では、列のデータ タイプを変更し、その値をメッセージ ボックスに出力するオートメーションを作成します。

Bot のビルドを始める前に、次の表のデータを使用して、.CSV 形式のファイルを作成し、Data_table_inventory.csv として保存します。
製品に関する ID 製品名 有効期限 在庫数
1 粉ミルク 15-12-2023 50
2 シリアル バー 11-12-2023 80
3 エンドウ豆の缶詰 20-12-2023 100
4 天日干しクランベリー 05-01-2024 40
5 ナッツの詰め合わせ 15-03-2024 200
6 チョコレートの詰め合わせ 18-12-2023 60
7 グラニュー糖 11-12-2023 25
8 朝食用シリアル 01-07-2024 70
9 プロテイン バー 31-12-2023 45
  1. Bot を作成します。
    1. 左側のペインで [オートメーション] をクリックします。

      使用可能な Bots とフォームのリストが表示されます。

    2. [Bot を作成] をクリックします。
    3. Bot の名前として次を入力します。Change Column_Test
    4. [作成と編集] をクリックします。
  2. [CSV/TXT] > [開く] アクションをダブルクリックまたはドラッグします。
    1. [セッション名] フィールドに「Session 1」と入力します。
    2. [ファイル パス] フィールドで、[参照] をクリックして、ファイル パス「D:\userdefined\Test\Inventory.csv」を入力します。
    3. [ヘッダーを含む] チェックボックスを選択します。
    4. [区切り文字] タブで、[コンマ] チェックボックスを選択します。
  3. [CSV/TXT] > [読み取り] アクションをダブルクリックまたはドラッグします。
    1. [セッション名] フィールドに「Session 1」と入力します。
    2. [値を変数に代入] フィールドで、テーブル変数 TableVar を作成して出力を保存します。
  4. [データ テーブル] > [列を挿入] アクションをダブルクリックまたはドラッグします。
    1. [送り先テーブル] フィールドで、変数 TableVar を選択します。
    2. [インデックスの位置に列を挿入します] フィールドから、[最後のインデックス] を選択します。
    3. [列を挿入] オプションから、[列をカスタマイズ] を選択します。
    4. [列名] フィールドに、「Manufacturing Date」と入力します。
    5. [列タイプ] フィールドで、データ タイプとして [日時] を選択します。
    6. [デフォルト値] フィールドで [日時] を選択し、「12/14/2022」と入力します。
  5. [データ テーブル] > [列タイプを変更] アクションをダブルクリックまたはドラッグします。
    1. [データ テーブルを選択] ドロップダウン メニューをクリックし、TableVar 変数を選択します。
    2. [列の選択に使用] フィールドから [名前] タブを選択し、「Manufacturing date」と入力します。
    3. [新しい列データ型を選択] ドロップダウン メニューから [日時] を選択します。
    4. [日付と時間フォーマットの選択] フィールドから [カスタム フォーマット] を選択し、yyyy-M-d の値を入力します。
    5. [結果を変数に保存] ドロップダウン メニューから TableVar 変数を選択します。
  6. [日時] > [文字列に変換] アクションをダブルクリックまたはドラッグします。
    1. [ソース日時変数] フィールドに、「$TableVar[4]{"Manufacturing date"}$」と入力します。
    2. [日付と時間フォーマットの選択] から [カスタム フォーマット] を選択し、yyyy-M-d の値を入力します。
    3. [変数に結果を代入] フィールドから、SampleString 変数を選択します。
  7. [メッセージ ボックス] をダブルクリックまたはドラッグして、値を出力します。[表示するメッセージを入力] フィールドから [SampleString] を選択します。
  8. [CSV/TXT] > [閉じる] アクションをダブルクリックまたはドラッグします。
  9. [保存] をクリックし、Bot を実行します。

出力は次のように表示されます。

選択したカスタム日時フォーマットで表示される出力