レコーダー ネイティブ フォールバック
- 最終更新日2024/08/13
レコーダー ネイティブ フォールバック
コントロールのプロパティが頻繁に変更される動的 Web アプリケーションを自動化しようとすると、ページの更新ごとに DOMXPath プロパティ値が変更されるため、レコーダーはそのようなアプリケーションの自動化に失敗する可能性があります。このようなシナリオを自動化するには、レコーダー ネイティブ フォールバック サポートを有効にします。
レコーダー ネイティブ フォールバック機能は、オブジェクトをキャプチャしながら複数の DOMXPath を生成し、それが保存され、検証されて、現在のビジネス アプリケーションに使用できるかどうかを確認します。生成レコーダー は、フォールバック DOMXPath がターゲット UI 要素を一意に識別できることを確認すると、追加の検証手順を実行します。これには、UI 要素の他のプロパティの比較が含まれます。たとえば、自動化されたアクションにデータ エントリがある場合、生成レコーダーは、フォールバック DOMXPath がボタンやラベルではなく、テキスト ボックスなどのデータ エントリの入力に一致している場合にのみ、オートメーションが続行されるようにします。信頼性と関連性の高い DOMXPath がオートメーションに使用されます。
ネイティブ フォールバック機能を有効にするには、次の操作を実行します。
- Bot エディターから、 の順に移動します。
- ネイティブ フォールバックを使用する] オプションを有効にします。注: [ネイティブ フォールバックを使用する] と [生成 AI に基づくフォールバックを使用する] オプションの両方が選択されている場合、まず Bot はネイティブ フォールバックを使用して、キャプチャしたオブジェクトに対してアクションを実行します。Bot がネイティブ フォールバックでコントロールを検出できない場合、生成 AI にフォールバックします。
デバッグ モードで DOMXPath 値を自動更新するには、「生成 AI に基づくフォールバック」を参照してください。
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