Error handlerの [スロー] action

Error handler packageの [スロー] actionを使用して、エラー条件を作成します。エラー条件により、直ちに bot 実行が [キャッチ] actionにシフトします。

[試行] actionで論理エラーが発生した場合は、[スロー] actionを使用してエラー条件を作成すると、直ちに bot 実行は [キャッチ] actionにシフトします。[スロー] action のプロパティを編集し、エラー メッセージを [キャッチ] action に送信するように設定できます。[試行] action の外では、[スロー] action によって標準エラー ダイアログ ボックスが表示され、ユーザーは手動で [閉じる] ボタンをクリックして、そのダイアログ ボックスを閉じることになります。

列 A に従業員 ID が含まれているスプレッドシートから bot がデータを読み取っている場合を考えてみましょう。空の行や無効な従業員 ID がある場合、[スロー] action[キャッチ] ブロックをトリガーしてエラーを記録します。[試行]、[キャッチ]、[最終] actionsはループ内で使用できます。そのため、このようなエラーを捕捉する場合、オートメーション全体の処理を停止する必要は必ずしもありません。その代わりに、その 1 つのデータ レコードの処理を停止し、エラーをログに記録すればよいのです。

設定

  • (任意) [例外メッセージを入力してください] フィールドを使用して、bot でエラーが発生した場合に表示する必要があるメッセージを入力します。

    [変数を挿入] アイコンをクリックして、既存の変数を選択することもできます。

  • [例外] ドロップダウンで bot 例外を選択します。