Automation 360 IQ Bot
- 最終更新日2024/04/24
Automation 360 IQ Bot
複雑なドキュメントや E メールを読み取って処理できる Web ベースの クラウド ネイティブでインテリジェントなドキュメント処理ソリューションである IQ Bot を使用することにより、ドキュメント中心のビジネス プロセスをエンドツーエンドで自動化します。このソリューションは、RPA と AI テクノロジーを組み合わせ、半構造化データと非構造化データの抽出と分類を行います。
Automation 360 IQ Bot は、オンプレミス および クラウド デプロイのハイブリッド ソリューションです。
概要
IQ Bot と RPA のテクノロジーを合わせてコグニティブ オートメーションが構成されます。コグニティブ オートメーションを使用することで、IQ Bot は半構造化データと非構造化データを抽出し、構造化データに変換します。その後、Bots はこの構造化データを使用してビジネス プロセスを自動化します。
IQ Bot は、ラーニングインスタンスを使用することで機能します。ラーニングインスタンスは、ドキュメント タイプ、言語、テーブルやフォームから抽出するフィールドなどの情報を保持する構造です。さらに、ラーニングインスタンスには、ドキュメントからデータを抽出するようにトレーニングされた Bots も含まれています。
IQ Bot は、分類子のトレーニング、ドキュメント解像度の鮮明化、抽出されたデータのダウンロードなどの機能を備えた RPA Bots によってもサポートされています。
- 受信した E メールの添付ファイルなど、ソースからドキュメントを取得する
- ドキュメントの品質を向上させる
- ドキュメントをグループに分類する
- データを抽出する
- 抽出されたデータをダウンロードするか、まずドキュメントを送信して手動で検証した後データをダウンロードする
IQ Bot ユーザーのタイプ
多くの組織では、さまざまなタイプのユーザーが製品エリア内で特定のタスクを実行し、ラーニングインスタンスとそれを支えるアセットを作成、構成、公開します。ユーザーのタイプ、必要なライセンス、ロール、権限、割り当てられた製品エリアの詳細については、「」を参照してください。
次の図は、ラーニングインスタンスとそれを支えるアセットがどのようにビルドされ、どのユーザーがどのタスクを実行するかの順序を示しています。
ラーニングインスタンスの使用を開始
IQ Bot の RPA Bots のビルド
以下のリンクでは、RPA Bots を構成して IQ Bot の機能をサポートする方法について説明します。
- ドキュメント分類子 パッケージ を使用して分類を改善し、無効なドキュメントがラーニングインスタンスにアップロードされるのを防ぎます。
- IQ Bot Pre-processor パッケージ を使用し、処理前のドキュメントの準備やデータの抽出を行います。
- ラーニングインスタンスを本番環境に送信したら、IQ Bot Extraction パッケージから [ドキュメントを処理] アクションを使用して Bot を構成します。IQ Bot Extraction パッケージ
- 抽出されたデータのダウンロード
リソース
詳細については、IQ Bot Developer Learning Trail (開発者向け学習) のコースを確認してください。IQ Bot Developer Training (A-People login required)。
- Intelligent Document Processing with IQ Bot (IQ Bot での高度な文書処理)
- Unleash Your Intelligent Bots: Develop Cognitive Bots Driven by AI & Machine Learning (IQ Bot) (インテリジェント Bot の活用: AI と機械学習によるコグニティブ Bot の開発 (IQ Bot))