Automation 360 IQ Bot

複雑なドキュメントや E メールを読み取って処理できる Web ベースの IQ Bot ネイティブでインテリジェントなドキュメント処理ソリューションである クラウド を使用することにより、ドキュメント中心のビジネス プロセスをエンドツーエンドで自動化します。 このソリューションは、RPA と AI テクノロジーを組み合わせ、半構造化データと非構造化データの抽出と分類を行います。

重要: Automation 360 IQ Bot クラウド は2026年3月にエンドオブライフが予定されています。 [今後の機能の非推奨化]および[IQ Bot クラウド のサービス終了に関するよくある質問]を参照してください。

Automation 360 IQ Bot は、オンプレミス および クラウド デプロイのハイブリッド ソリューションです。

注: ビルド 4695 (A2019.13) から Automation 360 IQ Bot は、IQ Bot バージョン 11.3.4.2 と同等の機能のほか、バージョン 11.3.5 の一部の機能を備えています。 Automation 360 IQ Bot と対応する IQ Bot 11.x バージョン間の機能同等性の情報については、[Automation 360 IQ Bot の機能比較表]を参照してください。

概要

IQ Bot と RPA のテクノロジーを合わせてコグニティブ オートメーションが構成されます。 コグニティブ オートメーションを使用することで、IQ Bot は半構造化データと非構造化データを抽出し、構造化データに変換します。その後、Bots はこの構造化データを使用してビジネス プロセスを自動化します。

IQ Bot は、ラーニングインスタンスを使用することで機能します。 ラーニングインスタンスは、ドキュメント タイプ、言語、テーブルやフォームから抽出するフィールドなどの情報を保持する構造です。 さらに、ラーニングインスタンスには、ドキュメントからデータを抽出するようにトレーニングされた Bots も含まれています。

IQ Bot は、分類子のトレーニング、ドキュメント解像度の鮮明化、抽出されたデータのダウンロードなどの機能を備えた RPA Bots によってもサポートされています。

ラーニングインスタンスで Bots がトレーニングされて、必要な RPA Bots がビルドされると、ラーニングインスタンスが本番環境モードに設定されます。 その後、IQ Bot は、以下のステップを通じてドキュメント処理を自動的に開始できます。
  1. 受信した E メールの添付ファイルなど、ソースからドキュメントを取得する
  2. ドキュメントの品質を向上させる
  3. ドキュメントをグループに分類する
  4. データを抽出する
  5. 抽出されたデータをダウンロードするか、まずドキュメントを送信して手動で検証した後データをダウンロードする

IQ Bot ユーザーのタイプ

多くの組織では、さまざまなタイプのユーザーが製品エリア内で特定のタスクを実行し、ラーニングインスタンスとそれを支えるアセットを作成、構成、公開します。 ユーザーのタイプ、必要なライセンス、ロール、権限、割り当てられた製品エリアの詳細については、[]を参照してください。

次の図は、ラーニングインスタンスとそれを支えるアセットがどのようにビルドされ、どのユーザーがどのタスクを実行するかの順序を示しています。

IQ Bot には、5 つのユーザー ペルソナが関与します (ラーニングインスタンスの機能をサポートする RPA Bot を作成する Bot ビルダー、ラーニングインスタンスを構成するデータ エンジニア、環境間でラーニングインスタンスを移行する管理者、オートメーションを実行する擬似ユーザー、必要に応じて手動でデータ検証を行うバリデーター)。

ラーニングインスタンスの使用を開始

以下のステップで、ラーニングインスタンスを作成して、Bots をトレーニングし、Bots を本番環境に設定します。

Bots の RPA IQ Bot のビルド

以下のリンクでは、RPA Bots を構成して IQ Bot の機能をサポートする方法について説明します。

リソース

詳細については、IQ Bot Developer 学習トレイルのコース IQ Bot Developer Training (A-People login required) を確認してください。

また、[Automation Anywhere University: RPA Training and Certification (A-People login required)]で次のコースを検索することもできます。
  • Intelligent Document Processing with IQ Bot (IQ Bot での高度な文書処理)
  • Unleash Your Intelligent Bots: AI と 機械学習を活用したコグニティブ Bot (IQ Bot) の開発