Microsoft 365 Excel パッケージ
- 最終更新日2023/12/04
Microsoft 365 Excel パッケージ
Microsoft 365 Excel パッケージには、オンライン バージョンの Microsoft Excel でタスクを自動化できるアクションが含まれています。
Automation 360 で [Excel] パッケージ を選択する
重要: Microsoft は Exchange Online の EWS API を非推奨とし、Graph API への移行をユーザーに推奨しています。Automation 360 v.29 から、Office 365 Excel パッケージは、Microsoft 365 Excel
パッケージという名称になりました。パッケージの名称は変わりましたが、機能的には変わっていません。そのため、以前のリリースの既存の Bots は、Automation 360 v.29 に更新した後も、想定どおりに動作し続けます。
Automation 360 には、Microsoft Excel の 3 種類のシナリオをサポートする パッケージ が含まれています。最適な結果を得るには、Bots を実行しているデバイスにインストールされている Excel の種類に対応する パッケージ を使用してください。- Excel がインストールされていない場合: Excel 関連のプロセスの自動化に使用する Bots が実行しているデバイスに Microsoft Excel がインストールされていない場合は、Excel の基本操作 パッケージ を使用します。
- デスクトップ版の Excel がインストールされている場合: コンピューターにデスクトップ バージョンの Microsoft Excel がインストールされている場合は、Bots で Excel の高度な操作 パッケージ を使用します。
- オンライン版の Microsoft 365 Excel のみの場合: Web ブラウザで Microsoft Excel 365 を使用している場合は、Microsoft 365 Excel パッケージ を使用して Excel 関連のタスクを自動化します。
開始前
- [接続] アクションを使用して、Microsoft 365 サーバーとの接続を確立します。
「Microsoft 365 Excel パッケージの [接続] アクションの使用」を参照してください。
注: Microsoft 365 パッケージは現在、多要素認証 (MFA) またはシングル サインオン (SSO) をサポートしていません。 - [開く] アクションを使用してブックを選択するか、[作成] アクションを使用して新しいブックを作成します。「Microsoft 365 Excelでのブックの操作」を参照してください。
- 任意: ブックに複数のワークシートがある場合、[シートの有効化] アクションを使って、使用するワークシートを指定します。
- タスクを自動化するには、この パッケージ で使用可能な アクション の組み合わせを使用します。注: 他の Microsoft 365 パッケージのアクションを使用するには、そのパッケージの [接続] アクションを使用して接続を確立します。
- [閉じる] アクションを使用してブックを終了します。
- 接続を終了するには、[接続解除] アクション を使用します。
Microsoft 365 Excel パッケージのアクション
Microsoft 365 Excel パッケージ に含まれる アクション を使用すると、次の操作を実行できます。オペレーション | 説明 |
---|---|
接続 | 組織のクライアント ID、テナント ID、ユーザー資格情報を使用して、Microsoft 365 サーバーとの接続を確立します。 「Microsoft 365 Excel パッケージの [接続] アクションの使用」を参照してください。 |
セル | 追加、削除、書式設定、プロパティの取得、挿入など、セルや範囲の操作に関連する操作を実行します。 |
行および列 | 自動調整、削除、読み取りなど、列や行の操作に関連する操作を実行します。 「Microsoft 365 Excel での列/行の操作」を参照してください。 |
テーブル | 作成、削除、フィルタ、プロパティの取得、名前の変更、ソートなど、テーブル操作に関連する操作を実行します。「Microsoft 365 Excelでのテーブル操作」を参照してください。 |
ブック | ブックを開く、閉じる、作成する操作を自動化します。 「Microsoft 365 Excelでのブックの操作」を参照してください。 |
ワークシート | アクティブ化、削除、検索、ワークシート名の取得、非表示、ワークシート数の取得、表示など、ワークシート操作に関連する操作を実行します。 「Microsoft 365 Excel でのワークシート操作」を参照してください。 |