Automator AI のセキュリティとアーキテクチャ

Automator AI に関連するデータ フロー、セキュリティ、およびアーキテクチャの詳細をご覧ください。

セキュリティ

Automator AI は、公的にアクセス可能な大規模言語モデル (LLM) と対話しますか?

Automator AI は、公的にアクセス可能な LLM は使用していません。Automation Anywhere にライセンスされた Microsoft Azure OpenAI LLM にアクセスします。

Automator AI が使用している外部の AI サービスは何ですか?

Automator AI は現在、Microsoft Azure OpenAI LLM と Amazon SageMaker でホストされているカスタム LLM を使用しています。

Automator AI から外部 AI サービスにはどのようなデータが送信されますか?

ユーザーのテキスト プロンプトが Microsoft Azure OpenAI LLM に送信されます。使用状況データは Microsoft Azure OpenAI と Amazon SageMaker の両方に送信されます。使用状況データと顧客データの定義については、以下をご参照ください。生成 AI のためのデータ セキュリティ - よくある質問

プロンプトはどのリージョンで処理されますか?

Automation Anywhere A360 クラウドのテナントは、対応する Azure OpenAI リージョンにマッピングされます。Automator AI に入力されたユーザー プロンプトは、このマッピングされた Azure OpenAI リージョンに送信され、処理されます。以下のマッピング テーブルを参照してください。

表 1. リージョン マッピング テーブル
Automation 360 クラウド テナント リージョン Azure OpenAI リージョン (プライマリ) Azure OpenAI リージョン (災害復旧)
米国、中南米 米国 米国
EU、アフリカ、中東 EU EU
APJ、インド、シンガポール 日本 提供なし
オーストラリア オーストラリア 提供なし
カナダ カナダ 提供なし

Automation Anywhere は、ベンダーが Automator AI に送信されたユーザーのテキスト プロンプトのデータに基づいて LLM をトレーニングすることを許可していますか?

Automation Anywhere は、サードパーティ ベンダーが Automator AI を経由して送信されたプロンプトまたはオートメーション メタデータを LLM に保存したり、それらのデータを使用して LLM をトレーニングしたりすることは許可していません。

Automation Anywhere は、ベンダーがその LLM モデルのトレーニングやサービス向上のために、ユーザーのテキスト プロンプトを使用していないことをどのように確認しているのですか?

Automation Anywhere は、ユーザーのテキスト プロンプトを処理するために Microsoft Azure OpenAI を使用しています。以下のガイドでは、Microsoft Azure OpenAI モデルの受信プロンプトが保存されないこと、Microsoft のサービスを向上させるために使用されないこと、および Automation Anywhere が Microsoft による不正使用監視をオプトアウトしていることを確認します。Azure OpenAI データ、プライバシー、セキュリティ ガイド

Automation Anywhere は、Automator AI に送信されたプロンプトを使用して、独自の AI モデルをトレーニングしますか?

Automation Anywhere は現在、ユーザーのテキスト プロンプトやその他の顧客データを、独自の AI モデルのトレーニングに使用することはありません。

Automation AnywhereAutomator AI に送信されたプロンプトを保存しますか?

現在、ユーザーによって送信されたプロンプトは保存されていません。

Automator AI に送信されたデータにアクセスできるベンダーはいますか?

Automator AI に送信された顧客データにアクセスできるベンダーのリストについては、以下の補足資料の「付録 C」を参照してください。該当するベンダーには、[適用可能なサービス] の欄に Intelligent Automation Co-Pilot for Automators が表示されます。データ処理に関する補足 (DPA)

Automation Anywhere は、顧客が Automator AI に送信する PHI について、保護医療情報 (C.F.R. § 160.103 で定義) (PHI) の処理に関する Business Associate Agreement (BAA) を締結しますか?

はい。通常、当社の BAA は、当社の Cloud Automation 契約に自動的に組み込まれます。カスタマー サクセス マネージャー (CSM) またはセールス エグゼクティブ (SE) に連絡して、BAA が締結されているかどうかをご確認ください。締結されていない場合、CSM または SE が、お客様に BAA のコピーを提供します。

Automation Anywhere は、顧客が Automator AI に送信する個人データの処理について、データ処理契約 (DPA) を締結しますか?

はい。通常、当社の DPA は、当社の Cloud Automation 契約に自動的に組み込まれます。Cloud Automation 契約を参照してください。カスタマー サクセス マネージャー (CSM) またはセールス エグゼクティブ (SE) に連絡して、DPA が締結されているかどうかをご確認ください。締結されていない場合、CSM または SE が、お客様に DPA の署名済みコピーを提供します。以下の当社の DPA の条件を参照してください。オートメーション・エニウェア DPA 契約

アーキテクチャ

画像は Control Room、リージョンのサービス ポッドとデータのアーキテクチャを示しています。

  • バックエンドには AI オーケストレーションと API 管理サービスが含まれます。
  • リージョンのサービス ポッドは、Control Room または GCP の AWS リージョンに調整されます。
  • 各リージョンのサービス ポッドは、対応する Azure OpenAI と AWS SageMaker のリージョン固有のエンドポイントにマッピングされます。

データ フロー

画像はユーザーからサーバーへのデータの流れを示しています。

1 使用状況データには、プロセス タスク、コマンド パッケージ、コマンド アクションの名前と説明が含まれます。

2 使用状況データの定義については、生成 AI のためのデータセキュリティに関するよくある質問を参照してください