Salesforce パッケージ

Salesforce は、適切なお客様体験を実現するためのソフトウェアとサービスを提供するクラウドベースのプラットフォームです。Salesforce のパッケージ用に開発された Bot アクションを使用して、Salesforce のプロセスを自動化します。

注:

Salesforce のマークとロゴは、Salesforce Inc. の商標または登録商標であり、識別のみを目的として使用されています。

Salesforce はマルチテナント アーキテクチャに基づき、API 統合、構成、スケーラビリティ、無償キャパシティ、プラットフォーム サポートなどのメリットを提供します。Salesforce パッケージは、Lightning Platform の API を使用して Automation 360 を Salesforce と統合します。RPA 開発者が Salesforce で自動化プロセスを構築するためには、認証が必要です。認証後、Salesforce 接続済みアプリでは、ファイルのアップロードやダウンロード、オブジェクト (Salesforce はデータをオブジェクトとして格納する) に対する CRUD (作成/挿入、読み込み、更新/アップサート、削除) 操作、SOQL によるクエリを実行することが可能です。

次のビデオは、Automation 360 からの最初の認証とコマンド アクションを示しています。

Salesforce には、標準オブジェクトとカスタム オブジェクトの 2 種類のオブジェクトが用意されています。標準オブジェクトには、構成とデフォルトのデータ型が含まれます。カスタム オブジェクトは、ビジネス要件に従って定義されるオブジェクトです。このトピックでは、標準オブジェクトである事例オブジェクトをベースにした CRUD 操作の例を紹介します。事例オブジェクトは、通常、お客様データ (問い合わせ、フィードバック、または問題) を収集するために使用されます。すべての例は、事例オブジェクトのフィールドを操作することを基本としています。事例オブジェクトの詳細は、「Salesforce Case object」をご覧ください。すべての CRUD 操作は Automation 360 側から開始され、Salesforce 側のデータを更新することになります。