チェック ボックスまたはチェック ボックス グループからのデータの抽出

Bot をトレーニングし、シングル チェック ボックスまたはチェック ボックスのグループからデータを抽出します。

チェック ボックスは、選択するか非選択のままにするかという二者択一を可能にするユーザー インターフェース オブジェクトです。IQ Bot では、チェック、十字、またはドットでマークされたチェック ボックスやラジオボタンからのデータの抽出がサポートされます。四角いチェック ボックスや丸いラジオボタンに加え、三角形やひし形の外枠も IQ Bot でサポートされます。

IQ Bot は、チェック ボックスのあるドキュメントを処理するとき、[はい] (チェック ボックスがオン) または [いいえ] (チェック ボックスがオフ) のどちらかの値を抽出します。

また、複数のチェック ボックスを 1 つのグループにまとめることもできます。たとえば、現金、クレジット カード、小切手のチェック ボックスが含まれる支払い方法グループなどです。IQ Bot がチェック ボックス グループのあるドキュメントを処理する場合、そのグループ名が抽出結果に含められます。

チェック ボックスまたはグループの繰り返し

デフォルトでは、IQ Bot はチェック ボックスの値をフォーム フィールドとして抽出します。ただし、アップロードされたドキュメントにチェック ボックスやグループが繰り返し表示される場合、[] オプションを手動で選択して IQ Bot が値をテーブル フィールドとして抽出するようにできます。これによって、IQ Bot が後続の出現から値を抽出できるようになります。そうしない場合、IQ Bot はチェック ボックスの値を最初の表示時のみ抽出します。

手順

  1. 左側のパネルで、マップするフィールドをクリックします。
  2. 中央パネルにある [データ タイプ] のドロップダウン フィールドでは、[チェックボックス] または [チェックボックス グループ] として値を選択します。
    • シングル チェック ボックスまたはチェック ボックス グループからデータを抽出するには、[フィールド ラベル] をクリックし、右ペインのドキュメントで対応する値をクリックします。
    • チェック ボックスまたはチェック ボックス グループの繰り返しからデータを抽出するには、[列名] フィールドをクリックし、右ペインのドキュメントで対応する値をクリックします。
  3. チェック ボックスの値を抽出するには、値を除いたチェック ボックスの周囲に外枠を描きます。
    • シングル チェック ボックスの場合は、[描画] ツールを使用してチェック ボックスを囲む領域を描画するか、自動マップ チェック ボックス セグメントを選択します。
    • チェック ボックス グループの場合は、[描画] ツールを使用して、そのグループ内のすべてのチェック ボックスを囲む領域を描画します。
  4. シングル チェック ボックスまたはチェック ボックス グループの場合: Designer の [フィールド値] フィールドで抽出されたデータを確認するか、[抽出結果を表示] をクリックして抽出されたデータを確認します。
    チェック ボックスまたはチェック ボックス グループの繰り返しの場合: 抽出されたデータを表示するには、[抽出結果を表示] をクリックする必要があります。抽出されたデータは、Designer に表示されません。
  5. オプション: 個々のチェック ボックスをチェック ボックス グループに追加するには、[チェックボックス グループ] ドロップダウン メニューから目的の値を選択します。
  6. チェック ボックスの構成が完了したら、[保存して閉じる] または [保存して次のグループに移動] をクリックします。