PEG の画像マスキングの設定

インストール手順を実行した後、単語をマスクし、編集した画像を Process Discovery プラットフォームに送信するよう PEG を構成します。

構成ステップ

ステップ 1: 編集リスト設定の管理
PEG では、転送のためのパス リストとブロック リストに基づいて単語をマスキングします。
パス リスト: 組み込みのパス リストの単語はマスキングされません。パス リストに含まれる単語のみが、Process Discovery プラットフォームに送信される画像やその他のデータに含まれます。パス リストにない単語はマスキングされます。
ブロック リスト: ブロック リストとは、PEG が編集する単語のリストです。PEG では、パス リストを処理する前に、まずこのリストに基づいて単語をマスキングします。

ブロック リストは、パス リスト上に編集したい単語が存在することがわかっているが、パス リストを修正する必要がない場合に便利です。よくある事例の 1 つとして、人名にも日常的にも使う単語で、デフォルトでパス リストに表示されるものがあります。従業員の名前や、インターネットから取得できる各国の通称名などをまとめたブロック リストを作成することができます。

注: すべての情報のマスキングは、OCR の正確性に左右されます。すべての情報を 100% 正確にマスキングすることは困難であり、高度な手動レビューが必要となる場合があることに留意してください。
ステップ 2: 再編集結果の確認
画像ビューアーにより、ユーザーは受信画像と編集結果を確認することができます。
ステップ 3: 転送構成を管理
マスキングされた画像は、確認モードと転送モードの 2 つのモードのいずれかで処理されます。
確認モード: これは、PEG の初回実行時のデフォルト モードです。このモードでは、PEG がデータを Process Discovery プラットフォームに転送することなく、編集された画像を確認したり、パス リストとブロック リストに変更を加えたりすることができます。
転送モード: 画像の確認結果に問題がなければ、転送モードを有効にすることができます。このモードでは、PEG は新たに受信した画像の機密データを編集し、編集したデータを Process Discovery プラットフォームへ送信します。(確認モードの既存の画像は転送されません)。