Internet Explorer の使用状況について Automation 360 Bot をスキャン

Microsoft Internet Explorer のサポート終了 (EOL) は、2022 年 6 月であり、マイクロソフト社は、Internet Explorer 上で実行しているレガシー アプリケーションおよび Web サイトを IE モードの Microsoft Edge に移行することを推奨しています。Automation 360 Bot Scanner for IE ユーティリティを使用して、Internet Explorer の使用状況について Automation 360 Bot をスキャンしてください。

前提条件

  • Control Room ユーザーが Bots フォルダーに対する [コンテンツを表示] 権限を持っていることを確認します。
  • Bot Scanner を使用するための次のシステム要件を満たしていることを確認します。
    • ハードウェア要件
      プロセッサー 2.66Ghz 以上 (64 ビット)
      RAM 2 GB 以上
      ディスク空き容量 200 メガバイト
    • ソフトウェア要件

      オペレーティング システム: Windows 7 以降 (32 ビットまたは 64 ビット)

手順

  1. A-People Downloads page (Login required) に移動します。
  2. [Automation 360 v.24 R2 (13343)] > [インストールと設定] から、automation-360-bot-scanner-for-ie-1.0.zip をダウンロードします。
  3. ダウンロードした zip ファイルからファイルを展開し、実行可能ファイルをダブルクリックしてユーティリティを実行します。
  4. [開始する] をクリックします。
  5. 接続先の Automation 360 (オンプレミス または クラウド) の Control Room URL を入力し、スキャンする Internet Explorer Bot を含んでいる Bots リポジトリにアクセスします。
    注: Bot Scanner for IE ユーティリティは、プロキシ サーバーをサポートしていません。プロキシを使用して Control Room URL を提供した場合、接続を確立することができません。
  6. Control Room で構成された認証タイプに基づいて、[認証タイプ] フィールドで、次のいずれかの認証方法を選択します。
    認証タイプステップ
    データベース
    1. [ユーザー名] (Control Room データベース ユーザー名) を入力します。
    2. [パスワード] (Control Room データベース ユーザー パスワード) を入力します。
    Active Directory (デフォルト)
    1. [ユーザー名] (ドメイン\\ユーザー名) を入力します。
    2. [パスワード] ( ドメイン ユーザー パスワード) を入力します。
    シングル サインオン
    1. [ユーザー名] を入力します。
    2. [API キー] を入力します。
  7. [テスト接続] をクリックします。
    接続成功または接続失敗メッセージが表示されます。接続に失敗した場合は、資格情報を再確認します。
  8. [送り先パスを選択] フィールドに、生成されたレポートを保存する場所を入力します。
  9. [Bot をスキャン] をクリックします。
    スキャナーにより、Internet Explorer の使用状況について Control Room リポジトリ内のすべての Bot がスキャンされます。スキャンが完了すると、すべての詳細を含むレポート (.CSV ファイル) が生成されます。出力フォルダーにすでに .CSV ファイルが存在する場合は、古い .CSV ファイルが削除されることを示すメッセージが表示され、[続行] をクリックすると、新しい .CSV ファイルが生成されます。古い .CSV ファイルが使用中の場合は、削除できないことを示すメッセージが表示されます。ファイルを閉じて、もう一度お試しください。
  10. [レポートを開く] をクリックして、スキャナーによって生成されたレポートを分析し、Bot での Internet Explorer に関する使用状況の統計データを取得します。
    レポートには、次の詳細が含まれています。
    • タスク Bot 名: タスク Bot の名前
    • ライン番号: Internet Explorer ブラウザが使用されている Bot の行番号
    • パッケージ および アクション 名: Internet Explorer ブラウザが使用されている パッケージ および アクション の名前
    • 検索されたテキスト: ウィンドウまたはブラウザのタイトルを提供
    • アクションとレビューのメッセージ: 変換後に必要なユーザーによるレビューまたはアクションを含んでいます
    • タスク Bot パス: Bot があるリポジトリへのパス
    注: スキャナーによって生成されたレポートに基づいて、Internet Explorer を使用する Bot を IE モードの Microsoft Edge に変換する方法を計画および実装できます。レポートを使用して、次のことを特定できます。
    • Internet Explorer を使用する一意の タスク Bot
    • Internet Explorer を使用するそれぞれの Bot にあるアクション
    • アクション が変換可能かどうか
    • アクション は変換後に確認が必要かどうか
Automation 360 BotInternet Explorer の使用状況をスキャンする方法については、次のビデオを参照してください。

次のステップ

Bot Scanner では、BotInternet Explorer から IE モードの Microsoft Edge に変換されません。変換には、Bot 更新ウィザードを使用する必要があります。「IE Bot を変換するための Bot 更新ウィザード」を参照してください。