特定のインターフェース要素で、ボタンのクリックやアプリケーションの終了などの定義済みアクションが発生したときに自動化を開始するインターフェース トリガーを作成します。

この手順は、ユーザーが Microsoft Word の Bot新規[ オプションをクリックしたときに ] を初級するようにトリガーが設定されるシナリオを想定したものです。 トリガーの構成の前に、システムで Microsoft Word アプリケーションが開いていることを確認してください。 ページの下部で、サポートされているイベントおよびオブジェクトの完全なリストが利用できます。
注: オブジェクトのインターフェース トリガーは、ネイティブの Windows アプリケーションのみで使用できます。
注: インターフェース トリガーは、Attended および Unattended の両方の Bot Runner ライセンスでサポートされています。 ただし、インターフェース トリガーは、Unattended Bot Runner ユーザーが関連するデフォルト デバイスへのアクセス権を持ち、指定されたインターフェース要素で定義済みのアクションを実行した場合のみ機能します。

手順

  1. 左側のペインで [オートメーション] をクリックします。
    使用可能な Bots とフォームのリストが表示されます。
  2. [新規作成] > [Bot] をクリックします。
  3. Bot の名前を入力します。
    すべての Bots\Bots フォルダーに保存されます。 (任意) フォルダーを変更するには、参照 をクリックします。
  4. 作成と編集 をクリックします。
  5. Bot ビルダー ページで、[トリガー] > [インターフェース トリガー] をクリックします。
  6. [オブジェクト][ここにトリガーをドラッグ] にドラッグします。
    インターフェース トリガー: オブジェクト 編集パネルが表示されます。
  7. [ウィンドウの詳細] タブで [アプリケーション] をクリックします。
    注: ブラウザベースのイベントの場合は、[ブラウザ] をクリックし、正しいブラウザ タブを選択します。 インターフェース トリガーは、Google Chrome ブラウザおよび Edge Chromium ブラウザでサポートされています
  8. ドロップダウン メニューをクリックし、[事前設定] の下にある [タスクバー] を選択して、メニューに、タスクバーで開いているアプリケーションを表示します。 その後、インターフェース トリガーのアプリケーションとして Microsoft Word を選択できます。

    Microsoft Word がリストに表示されない場合は、[更新] オプションを使用してアプリケーションのリストを再読み込みおよび選択できます。

  9. [オブジェクトをキャプチャ] をクリックします。
    これによって、次のクリックのオブジェクトをキャプチャするビルトイン型の Web レコーダーが起動します。 このシナリオでは、Microsoft Word が表示されます。 [新規] をクリックすると、Bot を起動するトリガーとして設定されます。

  10. [メイン イベントを選択] ドロップダウン メニューをクリックして、特定のイベントを選択します。
    このシナリオでは、Microsoft Word の [新規] はボタンと見なされ、次のイベントが利用できます。
    • [クリック]: 選択したメイン イベント オブジェクトをユーザーがクリックすると、Bot がトリガーされます。
    • [ホット キーでクリック]: 利用可能なキー修飾子の 1 つを使用し、ドロップダウン メニューからキー (アルファベット) を選択します。 この組み合わせは、Bot をトリガーするホット キーとして設定されます。
  11. 任意: Bot をトリガーするホット キーの追加の組み合わせとして、使用可能なコントロール キー (Shift、Alt、Ctrl、Windows、AltGr) の 1 つを選択します。
  12. [保存] をクリックしてトリガー構成を保存します。

次のステップ

アクションを使用して必要な自動化を構成し、自動化を保存します。 実行 > トリガー付きで実行をクリックすると、自動化は設定されたトリガーをリッスンします。 ユーザーが Microsoft Word で 新規 をクリックすると、自動化がトリガーされます。
他のイベントやオブジェクトをトリガーとして使用でき、特定のビジネスニーズにより適している場合があります。 インターフェーストリガーは、アプリケーション(Windowsネイティブ、SAPデスクトップ、Google Chromeブラウザ)からの以下のイベントとオブジェクトをサポートしています。
オブジェクト イベント
ボタン
  • クリック
  • ホットキーでクリック
テキストボックス
  • フォーカスを取得
  • フォーカスを喪失
  • フォーカス時のホットキー
ハイパーリンクまたはリンクのようなウィジェット
  • クリック
  • ホットキーでクリック
チェックボックス
  • 選択済み
  • 選択解除
ラジオボタン 選択の変更
ドロップダウンまたはコンボメニュー 選択の変更
タブ
  • クリック
  • ホットキーでクリック
リスト項目 選択の変更
メニュー バー
  • クリック
  • アイテムクリック