VDI 環境での プロセス ディスカバリー Sensor のインストール

仮想デスクトップ インフラストラクチャ (VDI) 環境に プロセス ディスカバリー Sensor をインストールし、ポータブル パッケージを作成する方法について説明します。

前提条件

多くの VDI 環境では、ユーザーとしてインストールされる msi インストールは許可されません (特に非永続的なデスクトップの場合)。msi インストーラーがお使いの環境で動作しない場合は、Automation Anywhere プロセス ディスカバリー プラットフォームにアクセスできるマシンでポータブル インストーラーを作成する必要があります。

手順

  1. MSI インストーラーを使用して、プロセス ディスカバリー Sensor をインストールします。詳細については、「プロセス ディスカバリー Sensor のインストール」を参照してください。
    プロセス ディスカバリー Sensor が実行されていることを確認します。システム トレイの右下に プロセス ディスカバリー Sensor のアイコンが表示されます。
  2. C:\Users\<username>\AppData\Local\Programs\Neo2 に移動し、プロセス ディスカバリー Sensor インストーラーによって作成されたそのフォルダー内のファイルを別のフォルダーにコピーします。
    たとえば、フォルダーの名前を プロセス ディスカバリー Sensor files とします。
  3. Windows エクスプローラーから、[プログラムの追加と削除] で検索を実行します。
  4. プロセス ディスカバリー Sensor アプリを探し、このプログラムを削除します。
    これにより、既存のインストール フォルダーとレジストリ設定が削除されます。
  5. フォルダーに入れた プロセス ディスカバリー Sensor ファイルを、VDI サーバー上の任意のフォルダーにコピーします。
  6. ユーザーのログイン時に Neo2.exe を起動して プロセス ディスカバリー Sensor を実行するスタートアップ スクリプトを作成します。
    デフォルトでは、プロセス ディスカバリー Sensor は、実行元のフォルダーに対する書き込みアクセス権を必要とします。これは、そのフォルダーが、プロセス ディスカバリー Sensor がログを書き込み、プラットフォームから構成をダウンロードする場所であるためです。プロセス ディスカバリー Sensor はユーザー スペースで動作するため、ユーザーはそのフォルダーに対する書き込みアクセス権を必要とします。そのフォルダーに対する書き込みアクセス権をユーザーに付与しない場合は、ログと プロセス ディスカバリー Sensor 構成を保存するために、書き込み可能な別のフォルダーを指定することができます。ログとセンサー構成を書き込み可能なフォルダーに保存する方法の詳細については、「ログと構成の保存場所を変更する」を参照してください。