Bot とファイルの復元

削除されたユーザー (Bot Creator または市民開発者) の非公開リポジトリで作成された Bot とファイルを復元し、既存のユーザーのリポジトリに転送することができます。ユーザーが組織を離れても、そのユーザーが作成したオートメーションは失われず、他のユーザーが使用できます。

前提条件

  • Control Room に管理者または [Bot を復元] 権限を持つユーザーとしてログインしている必要があります。
  • [ユーザーおよびロールの基本情報を表示] 権限が必要です。
  • 対象ユーザーには、転送するフォルダーに対して以下の権限が必要です。
    • クローンを作成
    • チェックイン
    • チェックアウト
  • 対象ユーザーには、削除されたユーザーと同じフォルダー レベルの権限が必要です。
  • 対象ユーザーは、リカバリー プロセス アクティビティの前に少なくとも一度は Control Room にログインしてログアウトしている必要があります。
  • 対象ユーザーには、空の非公開リポジトリが必要です。

リカバリー プロセスは 1 回限りのアクティビティです。削除されたユーザーの Bot とファイルを転送した後、同じユーザーの非公開リポジトリを再び復元することはできません。

公開ワークスペースまたは非公開ワークスペースから削除した Bot を復元することはできませんので、削除する前に、Bot が不要であることを確認するようにしてください。

手順

  1. Control Room に管理者としてログインします。
  2. [オートメーション] ページに移動します。
  3. [Bot を管理] > [復元] をクリックします。
  4. [Bot とファイルを復元] ページで、復元する非公開リポジトリを所有していた削除されたユーザーを選択し、[次へ] をクリックします。
  5. 対象ユーザーを選択して [次へ] をクリックします。
  6. 復元の内容がわかるような名前を入力します。
  7. [Bot とファイルを復元] をクリックします。
    • 削除されたユーザーの非公開リポジトリは、同じフォルダー階層を使用して対象ユーザーの非公開リポジトリに複製されます。
    • オートメーションの詳細として、名前、ステータス ([新規]、[クローン済み]、[チェックアウト済み]、[チェックアウト・編集済み])、ソース バージョン、コード分析結果、サイズ、最終変更日、変更者が保持されます。
    • 監査ログには、削除されたユーザー、新しいユーザー、転送された Bot とファイルのリストの詳細が含まれます。