SharePoint パッケージ
- 最終更新日2025/01/13
SharePoint パッケージ
SharePoint パッケージには、ドキュメント、サイト、およびデータを管理するための SharePoint 操作を自動化するアクションとウェブトリガーが含まれています。
概要
SharePoint トリガーの詳細については、SharePointウェブトリガー をご覧ください。
SharePoint パッケージは認証のために OAuth 接続を使用します。 任意の CRUD 操作を実行する前に、認証アクションを使用して自動化の認証を行う必要があります。 OAuth 接続の設定について詳しくは、OAuth 接続を作成するを参照してください。
SharePoint ワークフロー
SharePoint のマークとロゴは、Microsoft の商標または登録商標であり、識別のみを目的として使用されています。

SharePoint アプリの権限
SharePoint パッケージは、アプリベースの権限を使用して特定の SharePoint ドメインに接続します。 SharePoint ドメインを設定し、関連するアプリの権限を追加する必要があります。 SharePoint アプリの権限に関する詳細については、SharePoint ドメインとサイトの構成を参照してください。
SharePoint パッケージのアクション
SharePoint パッケージでは次のアクションが利用できます。
| アクション | 内容 |
|---|---|
| SharePoint の認証アクション | 認証 アクションを使用して、SharePoint ドメインに接続します。 認証が完了すると、SharePoint で他のコマンド アクションを使用してさまざまな操作を実行できます。 |
| SharePoint の [フォルダーとファイル] |
フォルダーとファイルアクションを使用して、SharePoint サイトでファイルやフォルダーに関連するさまざまな操作を実行します。 特定の SharePoint サイトでフォルダーの作成、詳細の取得、削除、フォルダー名の変更が可能です。 また、指定したフォルダーでファイルのアップロード、削除、ダウンロード、取得を行うことができます。 SharePoint パッケージはファイル ストリーミングをサポートしています。 ファイルの割り当てアクションを使用して、SharePointファイルのファイルストリームを保持するファイル変数を作成します。 その後、このファイル変数をファイルストリーム対応アクションで使用できます。 ファイルをアップロード、リスト画像をアップロード、およびリスト添付ファイルをアップロードアクションは、入力としてファイルストリームを保持するファイル変数を受け入れるようになりました。 ファイル ストリームのサポートに関する詳細は、ファイル変数を使用したファイルストリーミング を参照してください。 |
| SharePoint のリストとリスト項目 | リストとリスト項目アクションを使用して、SharePoint サイトでリストに関連するさまざまな操作を実行します。 特定の SharePoint サイト内でリストおよびリスト項目の作成、取得、削除、更新を実行できます。 |
対応 API
SharePoint パッケージは、SharePoint REST v1 API と SharePoint REST API v2 の両方に対応しており、Microsoft Graph API に基づいています。
使用したい API バージョンに基づいて、OAuth接続スコープを構成する必要があります。 SharePoint REST v1 API の場合は、https://<tenant-id>/.default と他の必要な権限を使用してください。 SharePoint REST v2 API の場合は、他の必要な権限とともに https://graph.microsoft.com/.default を使用してください。
次のアクションは Microsoft Graph API ベースの操作をサポートしていません:
- リスト画像をアップロード
- リストの添付ファイルを削除
- リストの添付ファイルをダウンロード
- リストの添付ファイルをアップロード
Microsoft Graph API に基づく操作には、以下のアクションに制限があります:
- リスト項目を削除 - このアクションは 画像オプションを削除 をサポートしていません。
- リストアイテムを取得する - このアクションは 画像列をダウンロードする オプションをサポートしていません。
- リスト アイテムの作成 および リスト アイテムの更新 - これらの操作は、画像付きリッチ テキストオプションを有効にした 複数行テキスト、ルックアップ、ハイパーリンク、画像、場所、計算値を含む 通貨、ユーザーまたはグループ、および 管理されたメタデータなどの列タイプには対応していません。
トラブルシューティング
SharePoint アクションに問題が発生した場合は、適切なトラブルシューティング手順を実行してください。
- 権限チェック
- Control Room で SharePoint を使用するために必要なアクセス権があることを確認するために、ユーザー権限を再確認します。 権限に関する詳細については、SharePoint ドメインとサイトの構成を参照してください。
- API クライアント テスト
- Postman などの API クライアントを使用して操作をテストすることを検討します。 これにより、問題を Control Room 環境または特定の構成に切り分けることができます。 Postman で問題ない場合は、問題は Control Room にある可能性があります。
- エラーの詳細
- それでも問題が解決しない場合は、エラー メッセージの全文を共有していただけると、問題をさらに診断する上で非常に助かります。 また、SharePoint パッケージのバージョン、デプロイ タイプ、アプリの作成プロセスなどの詳細も貴重な情報になります。