[変数を評価] アクション
- 最終更新日2024/06/27
[変数を評価] アクション
文字列 パッケージの [変数を評価] アクションを使用して、ユーザーが指定した文字列変数と Bot 内の文字列変数を比較します。一致する変数が見つかった場合、アクション は一致する変数の値を返します。
設定
- [変数式] フィールドに、検索する文字列変数を入力します。
- [値を変数に代入] フィールドで、戻り値を格納する文字列変数を選択します。
注:
- 式のないユーザー定義文字列変数のみがサポートされます。$SampleNumber.Number:toString$ や $SampleString.String:lowercase$ のような式があるフィールドはサポートされません。
- $System:AATaskName$ のようなシステム文字列変数はサポートされません。
- 文字列タイプ以外の変数データ タイプはサポートされません。たとえば、$SampleNumber$ はサポートされません。
- 大文字と小文字を区別しない変数名はサポートされません。
例
$cityname$
という文字列変数を定義したオートメーションがあるとします。変数 $cityname$
の値は Paris
に設定されています。次に、Bot をビルドし、[変数を評価] アクションを使用して、作成した変数と Bot 内の既存の文字列変数とを比較します。一致が見つかった場合は、このアクションによって一致する変数の値が返されます。- 評価対象の値を持つ文字列型の変数を作成し、eva1 という名前を付けます。
- [デフォルト値] フィールドに「$cityname$」と入力します。注: $cityname$ は、Bot 内で使用した文字列変数です。
- [変数式] フィールドに「$eva1$」と入力します。
- オートメーション実行時に、ユーザー指定の文字列変数
$eva1$
によって、Bot で定義されている変数が文字列変数$cityname$
に対して検索され、一致するものが見つかった場合、アクション は一致した変数$cityname$
の出力値、つまりParis
を返します。