Work Item の構造体の定義
- 最終更新日2025/09/08
Work Item の構造体の定義
キューで処理するWork Itemの構造体を定義します。 これにより、準備完了データがファイルに含まれていない場合に、システムからWork Itemsを手動でアップロードできるようになります。
前提条件
- 作業項目の構造を定義するには、次のいずれかの権限があることを確認します。
- キューを作成
- キューをインポート
- 作業項目の構造を削除するには、すべてのキューを管理する 権限が必要です
次のいずれかの方法を使用して Work Item の構造を定義します:
- Excel/CSV ファイル を使用
- 既存の作業項目テンプレートを使用します。
- 手動注: キューで Work Items を処理するワークフローは、[作業項目の構造体を定義] タブで選択した方法によって異なります。
手順
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Work Item 処理用のヘッダー列を追加する方法を選択します。
- [Excel/CSV ファイルを使用]: 既存の Excel または CSV ファイルからヘッダー列を追加します。 このキューで実行する 1 つまたは複数の Task Bots で使用する Excel スプレッドシートまたは CSV ファイルを指定できます。
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[作業項目テンプレート] フィールドに Work Item 構造の一意の名前を入力します。
たとえば、キューに従業員情報が含まれている場合は、[作業項目テンプレート] を「従業員データ」として指定できます。
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Work Item 構造体に含める列を列名のリストから選択します。 列は、選択された Excel または CSV ファイルのヘッダー行に基づいて定義されます。 Control Room で選択と表示ができる列は最大 10 です。
たとえば、列ヘッダーとして [従業員名]、[従業員 ID]、[職務] を選択できます。 次に、その列の [データ タイプ] として [テキスト]、[数値]、または [日付] を選択できます。 [アクティビティ] ページで処理中の列を表示することもできます。
注:- Work Items で Work Item データを表示するとき、列で Control Room をフィルタ/ソートできます。
- データのタイプがテキストの xls または xlsx ファイルから作業項目をアップロードした場合、任意の形式の日付 (例: 2019/6/8) が入力された Excel ファイルの列は、Control Room Work Itemの対応するワークロード管理日付形式 (例: Sat Jun 08 00:00:00) に変換されます。 ただし、この処理は CSV ファイルには適用できません。
- 昇順または降順でソートする列を最大 3 つ選択します。
システムは、キューから Work Items を処理する際に、指定されたソート条件を使用して、その順序で作業項目を取得します。
たとえば、クレジット カードの申し込みを処理する事例を考えてみましょう。 作業項目の構造に、以下の表のようにヘッダー [firstName]、[lastName]、[creditLimit]、[cardType] があるとします。firstName lastName creditLimit cardType John Smith 10000 Master Tom Jones 10000 Visa Mike Williams 13000 Master George Kim 5000 Master Tom ジン 13000 Visa ジョー Williams 10000 Visa 作業項目を最大 creditLimit から最小 creditLimit まで、続いて cardType を Master から Visa まで処理するには、creditLimit を降順、cardType を昇順で指定します。 作業項目が、以下の表のように処理されます。firstName lastName creditLimit cardType Mike Williams 13000 Master Tom ジン 13000 Visa John Smith 10000 Master Tom Jones 10000 Visa Joe Williams 10000 Visa George Kim 5000 Master 注: 作業項目は、内部でソート順に処理されます。 たとえば、名前で並べ替える 3 つの作業項目 a、c、b を追加すると、ユーザー インターフェイスではそれらは a、c、b として表示されます。 しかし、作業項目はソート順 a, b, c に従って処理されます。
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[作業項目テンプレート] フィールドに Work Item 構造の一意の名前を入力します。
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[作業項目テンプレートを使用]: [既存の作業項目テンプレート] を検索するか、[利用できる作業項目テンプレート] から検索してヘッダー列を追加します。
これにより、オプション キュー付 Bot の実行 を使用する際に、テンプレートから Task Bot に値や属性を Work Item 変数の助けを借りて渡すことができます。ヒント: 選択可能なカテゴリが多数ある場合は、既存の Work Item テンプレートを検索します。 -
[手動]: Work Item 構造体を手動で定義します。 既存の構造から選択する必要はありません。
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[作業項目テンプレート] フィールドに Work Item 構造の名前を入力します。
たとえば、キューに従業員情報が含まれている場合は、「従業員データ」として [作業項目テンプレート] を追加します。
- Work Item のヘッダー名を追加して、各列のデータ型を選択します: [テキスト]、[数値]、または [日付]
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Control Room で列の表示とソートを選択します。
システムは、キューから Work Items を処理する際に、指定されたソート条件を使用して、その順序で作業項目を取得します。
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[作業項目テンプレート] フィールドに Work Item 構造の名前を入力します。
- [Excel/CSV ファイルを使用]: 既存の Excel または CSV ファイルからヘッダー列を追加します。 このキューで実行する 1 つまたは複数の Task Bots で使用する Excel スプレッドシートまたは CSV ファイルを指定できます。
- [次へ] をクリックして Work Items を追加します。