Task Bots

Bot editorを使用すると、ユーザーはデバイスと場所に制限されることなく、Web ブラウザを使用してオートメーションを作成および編集できます。

概要

Automation 360 は Web ベースなので、クライアントを別途ダウンロードする必要はありません。Automation 360 にログインして左パネルの [オートメーション] に移動してから bot を作成するか、既存の Bot を開くと Bot editorが開きます。

Bot editor は Web ベースの環境で、以下の機能を備えています。

  • キャプチャ プロセスを簡素化する Universal Recorder
  • 公開ワークスペースと非公開ワークスペースから bot を検索し、その bot を現在の bot に追加します。

    公開ワークスペースおよび非公開ワークスペース内で選択した bot の場所も表示されます。

    注: [クローン] 権限を持っていない公開ワークスペースのフォルダーから bot を追加すると、エラーが発生します。
  • 強力な bot コード管理
  • Python と JavaScript actions がドラッグ アンド ドロップの統合によってリンクなしでインライン スクリプトをサポート
  • 言語間でマッピングを必要としない多彩な変数受け渡し

Bot editor

Bot editor を使用して、デバイスや場所に関係なく、Web ブラウザを使用して bot を作成および編集します。bot を作成したり、既存の bot を修正したりする場合、Bot editorが表示されます。

次のオプションを使用することで、bot を作成することができます。
  • [ホーム] ページで [Bot を作成] をクリックします。
  • [オートメーション] ページで [新規作成] > [Bot] をクリックします。
  • [ファイルとフォルダー] テーブルで、[Bot を作成] をクリックします ([Bot を作成] アイコン) をクリックします。
次のオプションを使用することで、bot を変更することができます。
  • [オートメーション] ページで bot を選択し、アクションメニュー (縦の 3 点リーダー ボタン) をクリックして、[TaskBot を編集] をクリックします。
  • 変更する bot を選択し、開きます。

Bot editorの起動方法については、このページの最後にあるビデオもご覧ください。

bot には、3 つの表示オプションがあります。
注: [フロー]、[リスト]、[デュアル] ビューの検索ボックスを使用し、bot で、テキスト、変数、actions を検索できます。この機能は、コード行が長い bot を表示または編集する際に役立ちます。
  • [フロー:]オートメーションで使用されるactionsをフロー図で表示 (デフォルト)
    注: bot を作成または編集する際に bot のコードが 500 行を超えている場合は、フロー ビューは使用できません。[リスト ビューを表示] オプションを使用して、リスト ビューに移動します。

    flow_view
  • [リスト:]オートメーションで使用されるactionsをリストで表示
    注: タスク ロジック内で選択した actions をドラッグします。

    list_view
  • [デュアル:]オートメーションに使用されるactionsを、[フロー] と [リスト] ビューの両方で表示
    dual_view
[フロー]、[リスト]、および [デュアル] ビューには、次に挙げる actions のプロパティが表示されます。
  • サポートされているすべてのテクノロジーについて actions ([テキストを設定] など) で入力する値
  • [テキストを設定]、[クリック]、[左クリック]、[プロパティを取得]、[インデックスで項目を選択] などの actions を実行するオブジェクトの名前
  • action に記載されているオブジェクト プロパティの名前
  • 変数に何らかの値が割り当てられている場合の戻り変数の名前
  • [プロパティを取得] actionのプロパティのリスト

市民開発者向けの Bot editorと AISense で向上させた bot のビルド エクスペリエンスのビデオを参照してください。

Bot editorでのコード解析違反とポリシーの詳細

プロとCitizen Developersは、キャンバス レベルでアクションのコード解析違反を見ることができます。違反インジケーターは、フローおよびリスト ビューで使用できるため、プロおよびCitizen Developersは、コード解析違反があるオートメーション内のアクションをすぐに確認して修正できます。開発者がオートメーション開発時に違反を容易に判断し、ベスト プラクティスを遵守できるようになれば、コード品質は向上します。

プロおよびCitizen Developersは、適用されたポリシーとポリシーに含まれるルールを表示するためにポリシー ページに移動する必要がなくなりました。現在のコード解析ポリシーとそのルールは、ドロップダウン メニューの Bot editor内から直接確認できます (Bot editorの右上にある縦の 3 点リーダーからアクセス)。これにより、[ポリシーの表示] および [ポリシーの管理] の権限を持っていないユーザーが、違反を表示するだけでなく、Bot editor自体でオートメーションを編集しながら、現在のポリシーとそのルールを表示できるようになります。

Bot エディターのコード解析ポリシー オプション

Bot アシスタント

bot を作成するときは、[Bot アシスタント] 機能を使用すると、アクションが必要な bots のライン番号を包括的に表示できます。

Bot アシスタントには、ユーザーによるアクションが必要なパッケージ/アクションの名前とライン番号が表示されます。ライン番号をクリックすると、エラーが発生した行に直接移動します。

移行された bots の場合、Bot アシスタントには、ユーザーによる確認やアクションが必要な bots のパッケージ/アクションとライン番号が包括的に表示できます。

他のリソース