プロセス ディスカバリー の概要
- 最終更新日2023/10/05
プロセス ディスカバリー の概要
組織は、プロセス ディスカバリー を使用して、ビジネスプロセスのオートメーションを促進し、プロセスの最適化とビジネスの ROI (投資収益率) への最短ルートを発見できます。プロセス ディスカバリー は、ヘルスケア、ライフ サイエンス、金融など、さまざまな業界で利用できます。
プロセス ディスカバリー を使用する理由
多くの企業は、手動による観察とドキュメンテーションでオートメーション プロジェクトを開始します。プロセス ドキュメンテーションを手動で作成して確認するには、日常業務を行いながら、ビジネス ユーザーにインタビューを行い、ワークフローをマッピングする必要があります。これには、すべての関係者にとって時間のかかる追加のリソースが必要になります。また、このような追加の努力は、監視対象のユーザーが異なる振る舞いをするため、不正確になる可能性があります。その結果、多くのオートメーションのオポチュニティが発見されないままになります。プロセス ディスカバリー では、可視化ツールを使用してプロセスの詳細やメタデータを表示し、地域、チーム、またはアプリ間で異なる同一のプロセスを調べることができます。
プロセス ディスカバリー プラットフォームの機能
Power または Discovery ユーザーは、プロセス ディスカバリー アプリケーションを使用して、オートメーションの候補となるビジネスプロセスを識別することができます。プロセス ディスカバリー を使用すると、次の操作を実行できます。
- さまざまなシステムとユーザーとのインタラクションをキャプチャ、解析、分析する。
- 関連するすべてのパスウェイ (バリエーションを含む) を識別してマッピングし、最も一般的なワークフローを自動的にドキュメント化する。
- こうしたプロセスの自動化による潜在的な ROI を比較し、ビジネス アナリストがオートメーションを促進させ、RPA の ROI を最大化する。
- プロセス定義ドキュメント (PDD) を使用して、オートメーション オポチュニティを Bot プロトタイプに変換し、オートメーション開発者がさらに開発およびデプロイできるようにする。