[ディクショナリ] パッケージ

[ディクショナリ] パッケージ には、ディクショナリ型変数にさまざまな操作ができる アクション が含まれています。

ディクショナリ データ型

ディクショナリはキーと値のペアのコレクションで、各キーが 1 つの値を持ちます。これは、各単語が対応する定義または説明を持つディクショナリのエントリに似ています。キーは単語に似ていて、キーの値は定義または説明に似ています。ディクショナリ エントリの特徴は以下のとおりです。

  • キーは各ディクショナリ変数内で一意です。キーを複製すると、その値が上書きされます。
  • キー名は変更できません。
  • キーでは大文字と小文字が区別されます。
  • キーの先頭と末尾には空白を含めることができます。

ディクショナリ内のキーと値の各ペアはコロンで区切ります。キーと値のペアは、それぞれコンマで区切ります。ディクショナリの例を次に示します。

invoice = {'CustomerID': 9876, 'Location': 'XYZ', 'Amount': 12,34,567}

この例では、「CustomerID」、「Location」、「Amount」がキーで、各キーに割り当てられている値はコロンで区切られています。

ディクショナリ データ型の変数を操作する

ディクショナリ変数には、Boolean、数値、または文字列データ サブタイプの値を格納できます。ディクショナリ変数を初期化するとき、[任意] データ型サブタイプを選択すると、3 つのデータ サブタイプのどれでも格納できます。新しい変数を作成するか、[変数] メニューから既存の変数を選択して [追加] をクリックすると、値を手動で入力できます。

email または PDF プロパティを格納するには、ディクショナリ変数を使用します。

注: ディクショナリ変数またはディクショナリ パッケージの [Get] アクションを使用してキーがディクショナリ変数に存在するかどうかを確認し、対応する値を取得するときに、キーが存在しない場合、次のように異なる出力が表示されます。
  • ディクショナリ変数が null 値を取得します。
  • [Get] アクション が、空白の値を取得します。

[ディクショナリ] パッケージアクション

次の アクション を使用できます。
アクション 説明
代入 ディクショナリの [代入] アクション」を参照してください。
Get ディクショナリの [取得] アクション」を参照してください。
Put ディクショナリの [挿入] アクション」を参照してください。
削除 ディクショナリの [削除] アクション」を参照してください。
サイズ ディクショナリの [サイズ] アクション」を参照してください。