新しいドキュメント グループの作成

ユーザーが作成したドキュメント グループを手動で定義し、同一レイアウトのドキュメントを処理することができます。たとえば、特定のサプライヤーからの請求書などです。

前提条件

  • ラーニングインスタンスの作成 をまだ準備していない場合は準備します。ラーニングインスタンスを作成すると、ドキュメント グループ ページにリダイレクトされ、新しいドキュメント グループを作成できます。
  • グループ ラベルを識別します。これは、同一レイアウトのドキュメントが送信される documents\classify\train ディレクトリにあるフォルダー名です。以下のステップで、グループ ラベルを指定します。
  • 同一レイアウトのサンプル ドキュメント (150 件以内) を識別します。グループが作成された後、さらにドキュメントをアップロードしてグループをトレーニングできます。

手順

  1. ラーニングインスタンスの詳細情報ページに移動し、[グループを作成] をクリックします。
  2. [グループ ラベル] フィールドに、documents\classify\train ディレクトリにあるソートされたドキュメントを含むフォルダー名を指定します。
  3. [参照] をクリックし、レイアウトを定義するサンプル ドキュメントをアップロードします。
  4. [保存] をクリックします。

次のステップ

  1. 受信ドキュメントを適切なグループにソートするメカニズムを構築します。
    • 分類子を使用するには、[分類子をトレーニング] アクションBot を実行して分類モデルとサブフォルダーを作成し、ソートされたドキュメントを documents\classify\train ディレクトリに格納します。「[クラシファイアをトレーニング] アクション の使用」を参照してください。
    • または、ファイル名や差出人の文字列照合など、条件ステートメントを使用して受信ドキュメントを識別およびソートする RPA Bots を作成します。「ループ パッケージ」または「条件 パッケージ」の文字列の条件を参照してください。
  2. 以下の アクション を更新します。
  3. さらにドキュメントをアップロードして、グループをトレーニングします。トレーニングが終わったら、グループを本番環境に設定します。
  4. グループを本番環境に設定した後: [ドキュメントを処理] アクション を含む Bot がある場合、グループ ラベルで アクション を更新する必要があります。「[IQ Bot ドキュメントを処理] アクション の使用」のステップ 7 を参照してください。
    注: 本番環境でのプロセス中は、ラーニングインスタンスや Bot をステージング環境から本番環境 (またはその逆) に移動させないでください。