抽出したデータをプレビュー

[抽出結果を表示] をクリックすると、Bot の抽出精度を確認することができます。Designer ではトレーニング時に抽出されたテーブル データが表示されないため、これはテーブル データの抽出結果を確認する唯一の方法です。または、[CSV にエクスポート] をクリックすると、CSV ファイルでデータを確認できます。

抽出結果ウィンドウには、以下の情報が表示されます。
  • 正常にマッピングされたフィールドと抽出された値。
  • テーブルのヘッダーと各行の値。
  • 赤いボックスで強調表示された抽出エラー。エラーにカーソルを合わせると、検証エラーや OCR の信頼度不足などの詳細が表示されます。
注:
  • 抽出結果の表示に要する時間は、作成した Python ロジックの複雑さによって異なります。
  • トレーニング ドキュメントのプレビューを成功させるには、値の抽出、Python ロジックの実行 (該当する場合)、すべてのフィールドの検証など、エンドツーエンドのプロセス全体が 2 分以内に完了する必要があります。

    トレーニング ドキュメントは、最大 20~30 ページに収める必要があります。これにより、2 分以内の効率的な処理とプレビューの成功が可能になります。

重要: 検証パターンでエラーのフラグが付いた場合でも、トレーニングドキュメントはパスする場合があります。場合によっては、後のプロダクションのステージで特定のドキュメントがパスしないよう、検証パターンでエラーフラグが付いたほうがよいとされることがあります。代わりに、手動による検証キューに入力します。

ウィンドウを閉じると、Designer に戻ります。

重要: 30 個のドキュメントをアップロードし、すべてのドキュメントが 1 つのグループに分類されると、それぞれの一意なレイアウトでは 1 つのドキュメントのみが表示されます。

CSV ファイルへのデータのエクスポート

抽出したデータは、確認しやすいように CSV ファイルにエクスポートできます。[CSV にエクスポート] をクリックすると、現在のドキュメントがデバイスにダウンロードされます。他のドキュメントをダウンロードするには、< ボタンと > ボタンを使用してドキュメントに移動する必要があります。

ダウンロードされた CSV ファイルのデータは、IQ Bot が本番環境モードのラーニングインスタンスから正常に処理されたドキュメントのデータをダウンロードしたときとまったく同じように表示されます。