Bot AgentControl Room の通信

Bot Agentは、さまざまなチャネルを使用して Control Room と通信します。ループバック インターフェース、ブラウザ プラグイン、WebSocket 接続などの通信チャネルを使用して、関連データを直接的または間接的に転送しています。

Bot エージェント通信チャネルを示す図

ブラウザからループバックへのインターフェース

ブラウザからループバックへのインターフェース チャネルは、Bot Agent デバイスの初期登録時および登録後に、Control Room への現在の接続ステータスを確認するために使用されます。ループバック インターフェースは、HTTP の非暗号化接続を使用します。

このチャネルでは、以下の初期登録データが転送されます。

  • Control Room ユーザートークン。ブラウザの開発者ツールからアクセス可能です。
  • Control Room URL
  • デバイス ID、プロキシの構成の有無、認証使用の有無などのプロキシ メタデータ。

このチャネルでは、以下の接続ステータス データが転送されます。

  • デバイス ID
  • Control Room URL
  • システムレベル、ユーザーレベルなどのインストール タイプ
  • デバイス ID、プロキシの構成の有無、認証使用の有無などのプロキシ メタデータ。

ブラウザから Control Room

ブラウザから Control Room へのチャネルは、ブラウザが Control Room に接続するために使用されます。このチャネルで転送されるデータには、すべての Control Room Web データが含まれます。ブラウザは、HTTPS による暗号化接続を使用します。

プラグインから Bot Agent 名前付きパイプ

プラグインから Bot Agent名前付きパイプへのチャネルは、ブラウザのために認証済みプロキシを取得する場合に、現在ログインしているユーザー名と資格情報をフェッチするために使用されます。プラグイン チャネルは、ユーザー権限で保護されています。

Bot Agent から Control Room WebSocket

Bot Agentから Control Room WebSocket へのチャネルは、Bot AgentControl Room 間のすべてのコマンドとデータ転送に使用されます。このチャネル経由で転送されるデータには、Bot Agentから Control Room へのリクエスト、bot コード転送、パスワード データ、Control Room から Bot Agentへのリクエストが含まれます。パスワード データは、チャネルの TLS 暗号化に加え、デバイスのパブリックキーでペイロード暗号化されます。