Chrome および Edge Manifest V3 の拡張機能

Google が Manifest V2 拡張機能を廃止するため、Google Chrome および Microsoft Edge ブラウザで当社の現行 Manifest V2 拡張機能を使用している既存のオートメーションに影響を与える可能性があります。お客様が Manifest V3 拡張機能への切り替えを開始できるように、Automation 360 v.26 リリースで、Manifest V3 拡張機能を公開しました。

Manifest V2 ベースの非推奨について

Manifest は、ブラウザの拡張機能を構築するための仕様です。Google は Manifest V2 ベースの拡張機能を廃止するため、セキュリティ、個人情報保護、パフォーマンスが強化された Manifest V3 ベースの拡張機能に更新することをお勧めします。

お客様への影響: Google Chrome Manifest V2 ベースの拡張機能を使用するオートメーションは 2023 年 6 月以降に機能を停止します。Manifest V2 ベースの拡張機能の非推奨化のスケジュールは現在検討中であり、グーグル社によって変更される可能性があります。

この日付以降は、V3 拡張機能に切り替えなければオートメーションは動作しなくなります。Manifest の拡張機能のサポートやスケジュールについては、「Manifest V3 transition timeline」を参照してください。

Automation 360 v.26 以降のリリースでは、Manifest V2 が非推奨になります。

Automation 360 v.26 以降のリリースから、新しい Google ChromeMicrosoft Edge Manifest V3 の拡張機能を公開しました。2023 年 10 月 23 日より、Automation 360 v.26 以降のリリースにおいて、Manifest V2 拡張機能のサポートを非推奨化します。この日以降、Manifest v2 拡張機能に関する問題には対応いたしません。Automation 360 v.26 またはそれ以降のリリースをご利用のお客様で、引き続き Google Chrome および Microsoft Edge の Manifest V2 拡張機能をお使いの場合は、2023 年 10 月 23 日までに Google Chrome および Microsoft Edge のブラウザ拡張機能を Manifest V3 拡張機能にアップグレードすることをお勧めします。

ブラウザの拡張機能を使用している Automation 360 機能

次の Automation 360 の機能は、Google Chrome または Microsoft Edge で動作している Web アプリケーション用の Google Chrome または Microsoft Edge ブラウザ拡張機能を使用します。
  • Control Room での ボット エージェント デバイスの登録 (Chrome 拡張機能のみを使用)
  • ユニバーサル レコーダー またはブラウザパッケージを介した Web アプリケーションのオートメーション
  • ユーザー インターフェース ベースのトリガー
  • OCR やマウス クリックなどのウィンドウ タイトルを使用しているパッケージ

Manifest V3 拡張機能への切り替えを計画する

注: Manifest V3 は、Google Chrome および Microsoft Edge ブラウザのバージョン 91 以降でのみサポートされています。
Automation 360 のお客様:
Google ChromeMicrosoft Edge の新しい Manifest V3 拡張機能は、Automation 360 v.26 リリースで公開しています。また、Manifest V2 拡張機能のサポートは、2023 年 6 月まで継続するため、お客様は 2024 年 1 月までに Manifest V3 に切り替えることができます。Google Chrome 用 。 Microsoft Edge Manifest V2 拡張機能のスケジュールについては、「Overview and timelines for migrating to Manifest V3」を参照してください。

Manifest V3 拡張機能への切り替えには、以下のオプションがあります。

  • 新規のお客様: Automation 360 v.26 から使い始めるユーザーは、直接 Manifest V3 拡張機能を使用します。Manifest V2 拡張機能の非推奨による影響はありません。
  • クラウド のお客様: 当社のクラウド デプロイは 10 月までに Automation 360 v.26 に更新されるため、お客様はお使いの ボット エージェントを更新する時点で Manifest V3 拡張機能に切り替えることができます。
  • オンプレミス のお客様:
    • V.26 への更新: 以前のバージョンから Automation 360 v.26 に更新するお客様は、お使いの ボット エージェントを更新する時点で、Manifest V3 拡張機能に切り替えます。
    • v.25: Automation 360 V.25 には、Control Room パッチが提供されています。パッチをインストールした後、V2 拡張機能は、ボット エージェントを更新する時点で、Manifest V3 拡張機能に切り替わります。
    • v.24、v.23、v.22: Automation 360 v.24 以前のお客様は、Automation 360 v.26 以降のリリースに更新することを強くお勧めします。更新しないことを選択された場合、当社はすべての ボット エージェントおよび Bot Runner デバイスを Manifest V3 拡張機能に切り替えるために実行する一連のステップを提供します。「Manifest extension manual upgrade」を参照してください。
    • v.21 以前: Automation 360 の最新バージョンに更新することを強くお勧めします。
Automation 360 へ移行されるお客様
デフォルトで Manifest V3 拡張機能をしている Automation 360 v.26 に移行することをお勧めします。Automation 360 V.25 に移行する場合、10 月にリリースされた Control Room パッチをインストールします。
Enterprise 11 のお客様
詳しくは、「Enterprise 11: Deprecation of Basic authentication and MV2 extensions」をご覧ください。