IQ Bot 検証ツールの使用
- 最終更新日2024/05/21
IQ Bot 検証ツールの使用
検証ツール を使用して、IQ Bot がデータを抽出できなかったドキュメントを手動で検証します。
- データを読み取れない (テキストがぼやけている、背景が暗いなど)。
- 必須フィールドのデータが欠落している。
- ドキュメントが自動処理ルールに違反した。
- 設定された光学式文字認識 (OCR) の信頼度しきい値をフィールドが満たしていない。
AAE_IQ Bot Validator ロールを持つユーザーが 検証ツール ウィンドウを開き、そこでフラグが付いたフィールドを修正します。
ドキュメント内のすべてのフィールドが修正されると、IQ Bot はドキュメントの処理を終了し、ラーニングインスタンスの成功フォルダーにある .CSV ファイルにデータをエクスポートします。
検証ツール のキューのドキュメントで作業する場合、検証ツール のキューを抜けたとき、または IQ Bot からログアウトした場合、ドキュメントのロックが解除され、他のユーザーがドキュメントにアクセスしたり、ドキュメントを検証したりできるようになります。
検証ツール インターフェースの概要
検証ツール インターフェースを開くと、検証キューの最初のドキュメントが表示されます。検証が必要なデータは、赤いテキストまたは赤い枠で区別されます。
- 検証キューに使用可能なファイルがない。
- 検証キューにファイルが 1 つも存在しない。
- 別のユーザーが、検証キューの残りのファイルを使用している。
- 1.IQ Bot が抽出できなかったフィールドの値を入力する
- 空のテキスト フィールドをクリックし、抽出するデータが含まれるドキュメント内の青枠のボックスを選択します。ボックスを選択すると、データが黄色で強調表示され、緑色の外枠が表示されます。この外枠は、サイズを変更したり、位置を変えたりして、抽出するすべてのデータを含めることができます。
- 2.検証待ちのフィールドには、赤色の外枠が表示される
- 上記の例では、テーブルのフィールド [合計項目] および [数量] に手動入力が必要です。
- 3.行を追加または削除する
- 行を挿入または削除する場合は、3 点リーダーにマウスを重ねると、テーブル行を追加・削除できるアイコンが表示されます。
- 4.ドキュメントを無効としてマークする
- 検証キューからドキュメントを削除し、ドキュメントのコピーを無効なフォルダーに保存します。ドキュメントを無効とマークする場合は、ここをクリックした後、次の理由から選択します。
- フィールドが見つからない
- テーブルが見つからない
- 値が誤っている
- 5.現在のドキュメントを保存
- すべてのフィールドを検証したら、ここをクリックし、IQ Bot がこのドキュメントの処理を終了できるようにします。
- 6.次のファイルにスキップする
- 現在のドキュメントのエラーを修正せずに、ファイルをスキップします。
検証ツール のリンクされたテーブル
ドキュメント内のページには、複数のテーブルが含まれている場合があります。以下のページの例のように、親テーブルに患者情報が含まれており、子テーブルにその患者に関連する追加情報が含まれているなど、テーブル間に関係がある場合、それらはリンクされたテーブルと呼ばれます。
以下のページの例では、赤いボックスによって親テーブルが囲まれ、青いボックスによって子テーブルが囲まれています。
リンクされたテーブルを含むページを正常に検証するには、子テーブルのフィールドを、親テーブルと同じ table-repeated セクションに追加します。
検証ツール の使用
[ラーニングインスタンス] タブから 検証ツール ユーザー インターフェースを開きます。ラーニングインスタンスに検証が必要な文書が含まれている場合、[アクション] 列に赤い感嘆符が付いたドキュメント アイコンが表示されます。ドキュメント アイコンをクリックして 検証ツール を起動します。