Bot エディター の使用

Bot Creator として、ワークベンチで Bot をビルドし、各種の Bot オペレーションを行うことができます。Bot エディターは、使いやすい多くの機能が用意されています。

Bot エディターのデフォルト表示

デフォルト表示を保持するための暗黙的な設定が用意されているため、Bot エディターで明示的に設定する必要はありません。Bot エディターで既存の Bot を作成または変更する場合、ユーザーが設定したデフォルト表示 ([リスト]、[フロー]、または [デュアル]) が維持されます。また、別のブラウザに切り替えるか、ログアウトして再度 Control Room ログインした場合、デフォルト表示が表示されます。Bot エディターBot を開く場合、次のようなデフォルト表示が表示されます。
  • Bot を初めて開いた場合はデフォルト表示として [フロー] ビューが表示されます。ただし、表示は、好みに応じて選択することで変更する必要があります。これにより、それ以降のログイン時に同じ表示が表示されます。
  • Control Room へのそれ以降のアクセスについては、最後に選択した表示がデフォルト表示として設定されます。
設定されたデフォルト表示は、ブラウザおよびユーザー セッションにわたって同じものが維持されます。

コードの折り畳み可能なセクションの行マーカー

Bot 作成時に、[ループ]、[If/If-Else]、[ステップ]、[トリガー ループ]、[試行]、[キャッチ]、[最終] ステートメントを使用した場合、Bot エディターには視覚的にハイライトされた折り畳み可能なセクションが表示されます。この、ビジュアル インジケーターのライン マーカーは、折りたたみ可能なセクションの先頭と末尾に表示されます。また、折りたたみ可能なセクションを選択すると、開始と終了のブラケットを結ぶ線が表示されます。
注: 折りたたみ可能なセクションの、ビジュアル インジケーターのライン マーカーは、Bot エディターの [リスト] ビューにのみ適用されます。

Bot エディターで視覚的にハイライトされた折りたたみ可能なセクション

エラー メッセージと説明情報

Bot から子 Bot が呼び出される Bot を作成して、子 Bot でエラーが発生した場合、エラー メッセージには次の詳細が表示されます。
  • Bot を実行した親 Bot のライン番号。
  • エラーが発生した子 Bot のライン番号。
  • エラー メッセージの詳細 (そのライン番号で発生した問題、対応する修正アクションなど)。
次の例は、ランタイムで表示される各種のエラー メッセージを示しています。
  • 1 つの親 Bot が 2 つの子 Bot を呼び出しています。

    たとえば、「Bonus calculation」などという親 Bot をビルドします。親 Bot が子 Bot Company performance を呼び出し、子 Bot Company performance が別の子 Bot Profits2022 を呼び出します。子 Bot Profits2022 にエラーがある場合は、次のようなエラー メッセージが表示されます。

    Bot が 3 つより少ない場合に表示されるエラー メッセージ

    エラー シナリオの例を紹介する次のビデオをご覧ください。

  • 1 つの親 Bot が複数の子 Bot を呼び出しています。

    たとえば、「Bonus calculation」などという親 Bot をビルドします。親 Bot が子 Bot Company performance を呼び出し、子 Bot Company performance が別の子 Bot Employee performance を呼び出します。その後、Employee performance[完了済みターゲット] > [Profits2022] を呼び出します。子 Bot Profits2022 にエラーがある場合は、次のようなエラー メッセージが表示されます。

    Bot が 3 つより多い場合に表示されるエラー メッセージ